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5月11日(金) 鶴舞カントリークラブより西コースニューベントグリーンのお披露目会にお招き頂きました

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鶴舞カントリークラブの前身は成田にありました三里塚カントリークラブでしたが、成田国際空港の建設に伴い、代替地として建設され、1971年(昭和46年)にオープンしております。当初は三井東圧化学(現・三井化学)系列のゴルフ場でしたが、98年に経営は三井物産系列に移り、2005年12月に東急不動産に経営権は譲渡され、現在は東急不動産グループのコースとなっています。

鶴舞カントリーは、東・西からなる36ホールのゴルフ場で、ベント・コーライの各々2グリーンだったのですが、この度、この両コースをベントの2グリーンに改造することになり、今年5月3日より西コースにおいてはベントの2グリーンでの営業を開始した。

鶴舞は皆さんもご存知のように井上誠一氏による設計ですが、東も西も戦略性は非常に高く、また、初代支配人である潮崎氏が「メイングリーンは距離の長いコーライである」と取材で答えて、井上誠一氏に叱られたそうであるが、井上誠一氏はベント・コーライのどちらかをメインであると意識して設計をしたことはないそうである。

加藤支配人によると、ニューべント化への転換については、「一番は時代のニーズ。お客様はどうしてもベントでのプレーを好みますから。また、コーライの使用期間は年に3ヶ月程度の短期間のため、充分な時間と手間をさけなくなり、品質を保つのが難しくなったのが理由である」とのことであった。

こうして2006年8月から工事は着手されたのだが、採用されたのは『ローヤルリンクス』という新品種。三上グリーンキーパーによると「ローヤルリンクスはブライトンとサンドヒルの各50%品種で、決め手はペンクロスと色が似ている点と幾度となく行ったテストの結果管理がしやすい点。そして、病害に強くピッチマークが付き難い点からも採用を決めた」というお話をお伺いしました。
この事は私が当日実際にプレーしてみましても、ほとんどボールマークが付かなかったことで実証済みであります。
更に、井上誠一ブランドを残すためにはグリーンのアンジュレーションを崩す訳にはいかない。が、昭和40年代に誕生したコースなのでサンド化はされていない。そこで暗渠排水を行い、排水不良箇所を徹底的に直し、土壌改良材と砂を入れてグリーン面を整えたそうです。
また、鶴舞の赤松と黒松を生かすべく去年の8月より1000本の間引きを行い、グリーン周りの通気性を高めたともお伺いしましたが、私自身の感想として数年前に比べ随分と芝つきが変わったように感じ取りました。

2008年の大型連休時にはおそらく東コースのニューベントグリーンも誕生し、鶴舞カントリーは2ベントによる36ホールゴルフ場となっている事でしょう。

メンバーコースである鶴舞カントリーの特色として、ぜひ皆様に知っておいて頂きたい他のコースに比べ特筆する要素があります。
古くから存在するゴルフ場には家族割引の特典がございますが、当然鶴舞にもその特典はございます。今日は家族割引とはちょっと違う別の特典をご紹介しましょう。
1.メンバーの18歳未満のジュニア(但し、登録必要)がメンバーである父母とプレーする際(日曜日を除く営業日)はメンバー料金でプレーが可能となります。
2.メンバーが同伴する平日のゲスト料金は1万円、土日祝日は2万円丁度となり大変リーズナブルな料金でプレーが楽しめます。よって、メンバーになった時お友達を誘い易くとても便利です。

先日プレーして来て鶴舞カントリーの良さを改めて感じ取りメンバーになってよかったとしみじみ感じ取りました。加賀屋のHPをご覧になられておられる皆様に現在の鶴舞カントリーをご紹介致したく、今回加賀屋よもやま話として掲載致しました。

平成19年5月15日
作 前田信吾