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名門ゴルフクラブが外資系に経営が変わって

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2000万円の会員権が紙屑になって、外資系に買い取られた。
外資系の運営に替わって初めてであるが、連休に名門ゴルフクラブを訪ねてみました。
最初に良くなった点を挙げてみると、従業員の挨拶が積極的で明るく良くなっている。洗面所の紙コップが用意された。グリーンコンディションが表示されている。本日はグリーンを何ミリに刈り、速度がフィートで示されている。
次ぎに可もなく不可でもない変化を紹介すると、ゴルフ用品店のようにゴルフ用品が所狭しと並べられている。しかし、特別安い訳でもなく、またユニークな商品がある訳でもない。従業員の制服が変更になっていた。女性用はユニークなユ二フォ―ムであったが、明らかに似合わない人がいて私には滑稽に感じた。
グリーンのピンポジション表示が、3つの色違いの旗に変わっている。距離表示も植木から、色違いの棒に変わっていた。浴場のタオルが100近いゴルフ場共通のデザイン品になっている。食堂のメニューも替わり、私は土産品の販売に力を入れていると感じた。スコアカードが替わり、道路表示も運営会社のデザインに変わっている。
問題は次である。
低料金にし、詰めるだけ予約を取っているので、ゴルフ場は客で一杯になっている。ここまではいいが、低料金の弊害で、若い人の服装がひどい。シャツはズボンの外に出しているし、中にはヨレヨレのジーパンにへそだしのスタイルで、長髪ときているので性別が分らない。半ズボンはいいが、ソックスが見えない。まるで海外のリゾートコースへ来ているようだ。予約があれば無制限に入れるから、ハーフとハーフの待ち時間は1時間30分にもなり、怒って帰る会員まで出る。若い人は技量と関係なく、バックティから打っている。また、一人でも予約せねばならなくなっていた。これでは古い会員が来なくなってしまったのも頷ける。
気のせいか、従業員の態度がよそよそしく、温かい会話がなくなっている。
私には非常に残念です。
名門ゴルフクラブが瞬く間にパブリックになっており、一番恐れていたことが今、現実になっている。
紙屑になったことを別にしても、高い年会費を取るのだから、せめて『品格』だけは維持して欲しい。利益第一主義が運営の第一目標であっても、服装・マナーまで落す必要はないのではないだろうか。これらはちゃんと両立出来る筈である。
コースは一流なのに、品格は三流になったと思うとやりきれない心情である。私としては、外資系にしろ国内企業にしろ、経営が変わっても良き慣習は残して欲しいと願っています。

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