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富士カントリー第一回債権者集会に出席して

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 平成17年3月18日(金)大田区民ホール・アプリコ大ホールにて14時30分から第一回富士カントリー債権者集会がありました。集会に参加できるのは議決権を持っている本人(免許証等で確認をされます)と別紙委任状を持った方(印鑑証明書添付必要)しか入場できません。

進行は裁判長が行い、重な報告するのは富士カントリー株式会社常置代理人中村清弁護士でした。

冒頭、創業者舟橋彪からの債権者に対するお詫びが述べられました。(その後すぐに病気のため退場)
また、舟橋氏からは4億8000万円の私財の提供がなされたとの発表がありました。
興味深かったところは、富士カントリー市原クラブが20億8000万円、出島クラブが13億3600万円、小萱クラブが20億2800万円でオリックスに資産譲渡したという件だった。この決定に先立ち、スポンサー候補に4社が名乗りを上げ内2社が早々に辞退しオリックスを含むあと1社で入札が行われたそうしたが、オリックスの評価が平成15年12月に鑑定した不動産鑑定評価額を上回りオリックスに最終的には決定したとの報告を受けました。

配当見込みについての説明がありましたが、結局1.86パーセントの見込みとの話になるようです。

その後質疑応答がなされましたが、ほとんどの質問は『フジパンがバックだから安心』と言われメンバーになったのだから責任を追及せよとの声だった。しかしながら常置代理人中村弁護士は、何度も追求しようと試みたが、関係が認められなかったので無理であるの答えに終始した。が、それでもこの点についての声が多く出すぎたので裁判長は、もう一度トライしてみるようにと仲裁した。

閉会時間は予定を大きく上廻り終了した。

作 前田信吾