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私の名前は渡若造

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(特別版)第82回『競技ゴルフとお楽しみゴルフ』

私はあとわずかで満79歳になります。数えで言うから今年は傘寿を迎えたのでした。80歳まで残り1年か!と思うと嫌になります。
60歳で退職した時にここまで長くゴルフを出来るとは思っていませんでした。そう言う意味で、有難いと感謝しています。
今年は寒い中、ゴルフをやる気がせず冬眠していました。3月から再開したのですが、卓球の試合が多くゴルフに専念できなかった。
5月からゴルフシーズン到来と意気込んだのですが、アプローチとパッティングが下手でボギーゴルフができず90超えが続きます。

不調なのに、今回、意を決して2日間ツアーを決行しました。行き先は千葉県内のムーンレイク詣でとしました。
初日は茂原市のムーンレイク茂原です。ネット同好会コンペで参加者は26名。平均年齢は73歳で就労者はごく少数です。従って、ゴルフの上級者は少数しかいません。このコースはバンカーが多く、深いので入れてしまうと大叩きの可能性大です。夜間営業している割にはコースの手入れ良く、グリーンコンディションは良好でした。大きなワン・グリーンでうねりがあるので、上につけると3パットになります。私は3パット4回と1Wの左引っかけが響き、今回もボギーゴルフできず47・47の94とガックリ。コンペのベストスコアは79、2番目が85、3番目が89。4番目は94のスコアでも若造でした。このレベルのコンペです。何回もメンバーと逢っているので楽しい一日でした。

夜はビジネスホテルに泊まったが、することがないので10時には就寝。夜中の2時半に目が覚め、寝つけない。ゴルフ下手だなあ、もう少し何とかならないか?と考えるばかりでした。5時まで目を閉じているだけで、二度寝できなかった。朝風呂に入り朝食を取らずに市原市のムーンレイク市原に行くが、早過ぎて玄関が開いていない。6時半まで車中で過ごす。

2日目はネットの「一人予約」で初対面の男性3人との顔合わせです。若いお二人はドライバーショット230~250yの本格派でした。もう一人は65歳で1人予約専門でプレーしており、一人予約は120回を超えている人でした。腕前はアベレージゴルファーだった。 会話の中で、Aさんは45歳で私の次男坊と同年齢です。学生時代にラクビ―をやっていたらしく、強烈なパワーゴルフでした。ロングホールでは第2打を3アイアンで打っていた。
終盤、ドライバーでOBがあったので84になってしまったが、私とは別世界のゴルフでした。 Bさんは55歳で1打ずつ慎重に打ち、アプローチが上手くパッテングは距離がぴったり。バンカーで失敗したので81になってしまったが本格派のゴルファーでした。彼が言うには月一回のラウンドだったが、最近熱心にやりだした。毎日素振り50回とパッティング練習をするそうな。週3回スポーツジムに通い、筋肉トレーニングしているとか。細身で綺麗なスイングでした。なお、AさんもBさんも当ゴルフ場の友の会メンバーだった。

今年の4月1日からラージボール卓球のルールが変わりました。即ち、競技大会とレクレーション大会に分かれたのです。競技大会はサーブは手から16センチ以上上へ放り投げなければ違反となる。硬式の世界レベルと同じルールです。レクリエーション大会ルールは少しでも上に上がっておれば可とするもので、参加者の圧倒的多数を占めています。元世界選手権優勝者や日本選手権優勝者を含む大学時代に活躍した人や卓球で生活しているプロも出場するシニア卓球大会ですが、彼等には厳しい基準を求めているのです。全国大会は競技大会ルールを適用します。上級者にはこれで良いと思います。当然、私のレベルではレクリエーションルール適用の範囲です。

ゴルフにも競技ゴルフとレクレーションゴルフ(お楽しみゴルフ)があると思います。前者はバックティから打ち、ノータッチプレー、OKパットなしです。真剣にプレーし、技量向上を目指します。後者はレギュラーもしくはフロントティから打ち、OKパットあり。場合によっては6インチ・リプレースありです。ナイスショットよりミスショットの方が多く、楽しければ満足している多くのゴルファーです。
ゴルフ場で心筋梗塞で亡くなるのは70%がグリーンの上、それもショートパットをする際に発生すると聞いています。だから高齢者はOKパットありが向いています。
私は63歳時にゴルフ練習場で急性心筋梗塞を起こしているので、OKパットしています。競技でなければこれで良いでしょう。近年、競技には出ていません。

加賀屋のライター(執筆者)を記事内容から推察すると、ゴルフ日記さん・まっちゃん・花屋さん・アンさんは競技ゴルフに属し、しもちゃん・ぽっちゃり王子さん・ネルソンAさん・ビクトルさん・そして若造がお楽しみゴルフに入るでしょう。後者から前者に移る人が出るかも知れません。目土盛造さんは現在でも前者かも知れない。

若いお二人から「若造さんは長距離運転をし、2日連続ゴルフをこなし、背筋を伸ばして歩き、歳の割には元気なゴルフをする。化け者みたいに凄い」と褒められたのかどうか分からないが、こんな言葉をもらいました。ムーンレイク市原ではやっと46・42の88となり、90切りができました。しかし、まだまだエージシュートには程遠い。

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平成30年5月21日  渡 若造

渡 若造さんのゴルフライフ