(特別版)第75回『ネットの凄さと怖さ! 渡若造は有名人?』

私の名前は渡若造


先日、こんなことがありました。びっくり仰天しました。
8月は暑いのでラウンドはしないと決めていましたが、腕がムズムズしてきたので、急遽あるゴルフ場へ行くことにしました。
スタート1時間前に着くとフロントの女性が「○○さんですよ」とフロント前のスーツ姿の男性に言いました。
「○○さんですね」。私は見知らぬ人なので人違いではないかと怪訝な顔をすると「渡若造さんですよね」「そうですがどちら様?何の御用ですか?」「私は渡若造のファンなので一目逢いたいと思い待っていました・・・・・・一度一緒にプレーさせて下さい」
その男性はスーツ姿で出勤前に逢いに来て、これから会社に行くと言う。渡された名刺を見ると某大手会社の子会社の代表者であった。年齢は70歳代である。
私は、予期しない出来事にびっくりしました。フロントの女性は「○○さんは人気者ですね」と言った。

プレー後に予約を取り、夜電話で日程を伝えた。その際、どうして私の本名を知ったのか不思議でならなかったので、単刀直入に尋ねました。
そのゴルフ場が何回か記事に出るので、会員に違いないと考え、記事中の写真を見せフロントの女性に聞いたそうです。そして来場日を聞き、渡若造を待っていたのです。ミーちゃん・ハーちゃんではない。れっきとした社長サンであり、70代のお方である。彼はそのゴルフ場の会員であったが、加賀屋ゴルフの取引者ではなかった。広い世間にはいろんな人がいるものですね。加賀屋ゴルフのホームページは加賀屋のお客さん以外にも読まれているのです。インターネットは予想以上の広がりがあります。

ネットの凄さを感じると同時に、怖さをも感じました。
よく政治家や芸能人がツイッタ―やブログに書いた記事が総スカンを食い、抗議でパンクしたと報じられている。不特定多数の人が読んでいるのです。記事を書く際に私が注意しているのは、政治問題を取り上げない、宗教に触れない、個人の中傷や批判をしない、表現に気を配る等ですが、改めてこの重要さを再認識しました。

渡若造ファンから交流を求められたのは3人目です。また、私の記事が少なくとも2か所で引用されていました(出所元明記)。縁は奇なもの、思いもしない出逢いですが、彼と同伴プレーすることにしました。当日は猛暑でしたが、5週間ぶりにも拘らず3パットなしで、最終ホールでバーディのおまけまであり、43・43の86のスコアに上機嫌で帰りました。

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平成28年8月30日     渡若造