(特別版) 『入会保証人・推薦人について』

私の名前は渡若造


私が入会したゴルフクラブは全部で8つに及びます。ゴルフの回数が減り、遠方のゴルフ場へ行く意欲がなくなりましたので処分し、現在は2つのゴルフクラブの会員に過ぎません。現在では考えらえない高額のゴルフ会員権だったので、もしゴルフをしていなければ大金を保有していたのにと思いますが、あの当時は『時間をお金で買っていたのだ』と理解し、自分を慰めています。勤め人にとって平日ゴルフはあり得ない状況でした。今回は私の体験から「ゴルフクラブ入会に際しての保証人・推薦人について」述べてみたいと思います。

依頼する側・依頼される側双方に参考になれば幸いです。


  1. 本人の入会申請書提出だけで済むケース
  2. 保証人・推薦人の署名・捺印を要するケース
  3. クラブ内に入会希望者の氏名・職業・写真などを掲示し、会員から意見を聞くケース
  4. 面接または同伴プレーを求められるケース
  5. 入会希望者との関係・人柄の説明・ゴルフマナーについて書類ではっきり保証するケース

などがあります。


多くのゴルフクラブは,本人の入会申請書の提出と入会金納入だけで入会できますが、中には、保証人・推薦人の署名捺印には実印を求めるクラブまであります。

私の体験を紹介しましょう。
大相模CCは本社で面接を受けました。面接と言ってもテストでなく、職業・ゴルフ歴や実力・回数などゴルフについての雑談をするだけです。直接会って人柄を確かめるのです。一般的にサラリーマンなら大丈夫でしょう。服装・顔つき・髪型など余程変でない限り入会を認められます。当クラブではバブル経済の前後だったので、土日は予約を取れず苦労しました。

当時は名門ゴルフクラブだったセントラルゴルフは意外にも推薦人2人の署名・捺印だけで済みました。私は会員の知り合いがいなかったので、会員権業者に依頼し2人の推薦人を付けて貰いました。2人に御礼をしたのは当然ですが、お会いしたことはありませんでした。
この件について私はずっと心に負担を感じておりました。お二人は私がサラリーマンで上場会社の管理職にいたので安心して推薦してくれたのだと思います。入会して10年以上経過したある競技会で、推薦人のお一人が競技委員としてスタート時点で注意事項を説明されました。説明の後、私はご挨拶し、挨拶が遅くなったことを詫びました。推薦して戴いた入会者は、最低でも手紙でご挨拶すべきだったと反省しています。
その後、当ゴルフクラブは入会希望者の経歴と顔写真を掲示した時期があります。また職員が同伴プレーをし、私も一緒に付き合ったこともありました。現在は多分本人の提出書類だけだと思います。当然推薦人は要る筈ですが・・・

九州随一の名門ゴルフクラブの古賀ゴルフはこれも意外や意外に書類の提出だけでした。但し、この場合は個人会員の入会でなく法人会員の名義変更だったからでしょう。一緒にプレーした会員は大手企業の福岡支店長か地元の錚々たるお偉いサンばかりでした。この会員との交友はいつまでも良き想い出となっています。

レインボーCCは会員2人の推薦状と本社での面接を受けました。同伴プレーも行われていたのですが、私は有力者の推薦だったので同伴プレーは免除されました。当クラブは会員主体の運営がなされており、一人で飛び入りで行っても快くプレーできました。推薦人は2人とも勤務先の先輩になって貰いました。

Kゴルフはグレードが高い倶楽部ではないが、理事会が真面目なので面接を行っています。私は面接を受ける方でなく、理事会側で面接を行っていました。皆さん緊張してスーツで面接を受けておられたことを覚えています。

Tカントリーに入会する際に保証人を自分で依頼しましたが、保証人の一人をゴルフ練習場の顔見知りに依頼しました。署名・捺印をしてもらう際に私は持参した経歴書とゴルフ経歴書・成績書を渡しましたので安心して戴いたようです。

私は親しいゴルフ会員権業者から推薦人の依頼を受けたことがあります。サラリーマンの方だったので心配はしませんでしたが、見ず知らずの人を推薦できないので、自宅近くまで来てもらい喫茶店で約1時間ゴルフ談義をして人柄を確かめました。

今回、あるクラブの保証人の依頼を会員権業者から受けました。大手企業の役職者ですから人柄は心配しませんでしたが、居酒屋で業者の方と3人で会い、長時間ゴルフ談義をしました。クラブからの問い合わせに際し、正直に話すと「同伴プレーしてマナー等をチェックせよ」とのお達しを受けた。一瞬そこまで求めるのか!と思いましたが、ここまで入会者を厳正にチェックする程の良いゴルフクラブであると認識しました。平日は時間を取れない人だったので、休日にゴルフをご一緒しましたが、4万円に達するプレー費だったのには改めてびっくりしました。

ゴルフクラブに入会する際は、大半の方が視察プレーをされるでしょう。
私が入会した時期はバブル経済の前後だったので、駐車場で車の数を数え入場者数をチェック、ハンディキャップ札の数から会員数を推測する、キャディやプレーヤーにラウンド所要時間を聞く、練習グリーンを見て芝の手入れのチェック等を行っていました。
ある時期から最後に直接支配人に面会を求め、質問事項に直接答えてもらいました。この方法がお薦めです。
桜ゴルフを下見した時に支配人から「何百万円もする会員権なのだから一度プレーをして見て下さい。私が紹介人になります」と言ってくれました。しかし、ここまで言う支配人がいるなら大丈夫と思い、プレーせずに入会しました。

余談ですが、セントラルゴルフに入会した時は自宅からの距離を地図で確かめただけで、下見をせずに入会しました。直接確かめなくてもよい程の優良ゴルフ場だったのです。コースも運営も一流でした。入会手続きが完了して手土産を持参して初めて行った時の心の高ぶりを昨日のように覚えています。初回で顔と名前を覚えてくれたフロントの課長・素晴らしいコース・従業員の接客態度などこれぞ名門!に相応しい優良ゴルフ場でした。

そのフロントの課長は20年程前に退社されていましたが、数日前に飲み屋で知人と出会った際に彼が電話したので、元課長と電話で会話したのは奇遇でした。地方のゴルフ場は都会では考えられない人間関係があります。

別件ですが、『社長のコツコツ日誌』の2014年1月7日版に出てくる50歳代の夫妻とこの度一緒にプレーし、楽しいゴルフライフを味わいました。これぞゴルフ倶楽部です。

余談の続きですが、入会に際し銀行からの1000万円の借入れや入会の話を自分一人で決断し家族に話さなかったが、殆どの友人は驚きと畏敬?の念を示しました。



平成26年5月8日   渡 若造