ゴルフ場倒産情報 | |
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2004年8月27日(金) 経営会社:湘南観光開発株式会社 該当するゴルフ場:
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適用:特別清算 負債:600億円 |
湘南観光開発(株)(資本金1億2500万円、神奈川県中郡二宮町一色1705−1、登記面=東京都港区六本木1−7−28、代表清算人武田晴夫氏)は、8月16日開催の臨時株主総会で解散を決議し、東京地裁へ特別清算を申請、同月27日に同地裁より特別清算開始決定を受けた。 9月9日に東京の日本青年館で法人会員制のレイクウッドゴルフクラブの会員を対象にした説明会を開き、同社再建のスポンサーの1社として、日本土地建物株式会社を迎えることを明らかにしたそうです。日本土地建物は不動産ディベロッパーで、大多喜カントリークラブの主要株主でもあります。 説明会では、株式会社レイクウッドコーポレーション(従来から事業活動をしていた会社を商号変更した)が4コース全てのゴルフ場を事業継承するとしています。 そのレイクウッドコーポレーションに出資する1社が日本土地建物株式会社だとしています。複数企業の出資となり、他の出資会社については「出資会社の意向などもあり、現時点では紹介することができないが、有力企業だ」と説明しています。噂どおり、全国的に知名度の高い企業、あるいは上場企業が出資すると考えられます。 会員に対する条件はカット後の預託金をレイクウッドコーポレーションに再預託することで、プレー権は従来通り保障されるとしています。但し、預託金等のカット率については明らかになっておりません。 また、民事再生や会社更生でなく、特別清算を選択した理由については、「債権額で75パーセントの同意がないと成立しないハードルの高い手続きだが、※ソフトランディングが可能な再建を図ることができるため」と説明したそうです。同意率が高くとも、これをクリアできる再建案(協定案)を債権者に提示できる自信が会社側にありそうです。 (ゴルフ特信より抜粋) |