| ゴルフ場倒産情報 | |
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| 2004年2月27日(金) 経営会社:金沢セントラルリゾート株式会社 |
適用:民事再生法を申請 負債:140億円 |
| 金沢セントラルリゾート株式会社(資本金1億1350万円、石川県金沢市東長江町於1、藤田洋社長、従業員40人)は、2月27日に金沢地裁へ民事再生法を申請した。 同社は、1989年(平成元年)4月に設立されたゴルフ場経営業者で、93年10月にゴルフ場「金沢セントラルカントリー倶楽部」(同所、18ホール)をオープンしていた。同ゴルフ場は金沢市中心部から近く、立地条件が良好で会員数は約1450名を数え、96年3月期には年収入高約6億2200万円を計上していた。しかし、関連会社への貸付金など本業外への資金流用もあったうえ、ゴルフ場開発費用についても預託金などで賄いきれず、一部造成費用やクラブハウス建設費用が未払いとなり、当初から資金計画に狂いが生じていた。 長引く景気低迷から利用客数が伸び悩み、2002年同期の年収入高は約4億3000万円に落ち込んでいたうえ、ゴルフ場建設・用地買収等に伴う多額の投資資金が重荷となり、2002年8月には本店不動産に対して金沢地裁から競売開始決定が下りていた。2003年秋には預託金償還期限を迎え、償還資金の確保が困難となるなか、動向が注目されていた。 負債は約140億円。 |