ゴルフ場倒産情報 | |
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2002年12月18日(水) 経営会社: 大和開発観光株式会社 |
適用:民事再生 負債:156億円 |
大和開発観光(株)(資本金6億5000万円、大阪府河内長野市天野町906−2、井山義一社長、従業員173人)は、12月18日に大阪地裁へ民事再生手続き開始を申請した。 申請代理人は出水順弁護士(大阪市北区西天満4−7−1、電話06-6365-7770)。 同社は1963年(昭和38年)7月にゴルフ場経営を目的に設立された。「天野山カントリークラブ」(1966年7月オープン、27H)の経営を手がけるほか、パブリックコースの「天野山スポーツプラザ」、中国料理店なども併営し、ピーク時の98年3月期には年収入高約29億3200万円をあげていた。「天野山カントリークラブ」は南大阪地区では名門コースとして知られ、85年には関西プロゴルフ選手権、90年には日本プロゴルフ選手権が開催されたこともある。 近年は、国内景気の低迷、ゴルフブームの一巡などから入場者数が減少し、分譲宅地などの増収も売り上げの落ち込みをカバー出来ず、2002年同期の年収入高は約21億9700万円に落ち込み、5期連続で最終赤字を余儀なくされていた。経営内容の悪化が続くなか、預託金償還が相次いだことから自主再建を断念し、今回の措置となった。 申請時の負債は約156億円(うち預託金約122億円)。 |