国際菅平観光株式会社

2007年6月29(金)  適用:民事再生法 負債:約101億4800万円
関連するゴルフ場  菅平高原カントリー倶楽部
           グランステージカントリークラブ


 国際菅平観光株式会社は、2007年6月29日(金)に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
 国際菅平観光株式会社は、1963年6月に設立。1965年にオープンしたゴルフ場「菅平高原カントリー倶楽部」および「菅平高原スキー場」の経営のほか、1995年には丸子高原ゴルフ株式会社を吸収合併し、「グランステージカントリークラブ丸子コース」の経営も手がけるなど業容を拡大。ピーク時の1997年3月期には年収入高約15億2100万円をあげていた。
 しかしその後は、法人・個人ともに集客が低迷し、資金繰りが悪化。預託金償還に際し会員権分割等などで策を講じてきたが、会員から多くの預託金返還請求を受ける事態となり、自主再建を断念した。 
 負債は預託金約を含む約101億4800万円。
 なお、スポンサーにはホテルチェーンを展開するルートインジャパン株式会社が決定している。
同日中に名義書換も停止した。


帝国データバンクより