ゴルフ場倒産情報

下野カントリークラブ

2007年02月05日(月)

株式会社下野カントリー倶楽部が民事再生法の適用を申請

適用:民事再生法 負債:70億円


下野カントリークラブの経営会社である株式会社下野カントリー倶楽部は、2月5日に会員より東京地裁へ会社更生法を申し立てられ、2月21日に同地裁より保全命令を受けた。
 当社は、1974年にゴルフ場経営を目的に設立された。1975年に下野カントリー倶楽部をオープン。アーノルド・パーマーが設計した緩やかな丘陵コースで、ゴルフ場の運営のほか、かつては結婚式場「ハッピー会館」の経営も手がけていた。
 しかし、業績不振のため2000年に経営者が現代表に交代、結婚式場は営業を停止していた。また、ゴルフ場の運営も入場者数の減少などにより業績は低迷、厳しい運営を余儀なくされた、貸付金の固定化により財務内容の悪化を招いていた。これまで、2度にわたり預託金の償還を延期しスポンサーを探していたが、2008年12月に到来する償還のメドが立たないことから、会員による申し立てとなった。
 負債は預託金約60億円を含め約70億円

 尚、同日より名義書換も停止となっております。

ゴルフ特信より