ゴルフ場倒産情報 | |
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2005年3月8日(火) 経営会社:日栄総業株式会社 該当するゴルフ場:
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適用:破産手続き開始 負債:負債342億円 |
日栄総業株式会社(資本金4000万円、東京都中央区銀座8−5−18、代表佐藤英治氏、従業員85人)は、債権者である整理回収機構(RCC)から東京地裁へ会社更生法を申し立てられていたが、保有財産で債権者に対する配当ができない可能性が高いことから、3月8日に同地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。破産管財人は、長島良成弁護士(東京都千代田区五番町5−5、電話03−5276−1321)。 当社は、1972年(昭和47年)10月設立のゴルフ場およびホテル経営業者。79年7月に「南千葉ゴルフ倶楽部」(千葉県夷隅郡、18H)をオープンさせたほか、「サットグランドホテル大多喜」(千葉県夷隅郡)、「サットグランドホテル小湊」(千葉県鴨川市、99年以降関連会社へ運営を委託)を経営するなど、98年9月期には年収入高約20億5000万円をあげていた。 その後はゴルフ場のプレー単価値下げの影響などから、2003年同期の年収入高は約6億9000万円にダウン、2期連続赤字となっていた。このため、預託金の償還も困難となり、プレー費・ホテル宿泊費を無料として預託金と相殺する「償還プレー」を実施することで会員の合意を得ていたが、金融機関からの借入金がRCCへ移管されるなど余裕のない運営が続き、昨年7月には債権者であるRCCから会社更生法を申し立てられていた。負債は2003年9月末時点で約342億円。 |