ゴルフ場倒産情報

 

2004年3月24日(水)

静清興発株式会社

富士見ケ丘カントリークラブ
  適用:民事再生法 負債:約61億円
 静清興発株式会社(資本金5000万円、静岡市清水宍原1456−2、北澤惇夫社長、従業員58人)は、3月25日に静岡地裁へ民事再生法を申請し、同日、監督命令並びに保全命令を受けた。
申請代理人は大澤恒夫弁護士(静岡市清水中之郷1−11−21、電話0543−46−4007)ほか3名。監督委員には洞江秀弁護士(静岡市馬場町72−6 、電話054−272−8660)が選任されている。
 当社は、ゴルフ場の開設を目的に、地元上場企業をはじめとして旧静岡、清水両市の複数の大手有力企業が出資し、1973年(昭和48年)3月に設立。地元報道機関の経営陣が代表取締役を歴任するなど、地元経済界では高い知名度を有していた。78年にゴルフ場が完成し、(富士見ヶ丘カントリークラブ)としてオープン。コースは旧清水市北部にあり、主要幹線道路沿いで、東名高速道路清水ICからも近く、立地条件は良好で、諸設備も充実していた。入場者数がピークを迎えた90年には年間約6万人が入場、93年2月期には年収入高約9億8900万円を計上していた。
しかし、バブル崩壊以降は入場者数の減少に歯止めがかからず、客単価も下落し、95年同期以降は入場者数が3万人台後半にまで落ち込み、赤字経営に陥っていた。ゴルフ場の用地取得や建設資金の大半を会員からの預託金や出資企業からの寄付金などで賄っており、98年以降、預託金償還期限が到来し、資金繰りは悪化していた。金融機関や出資企業からの融資を受けてしのいできたものの、業績回復の兆しは見えず、新たな資金調達も困難になったため、自力再建を断念した。
負債は、預託金約48億円、金融債務約12億円を含め、約61億円。
帝国データバンクより