過去にあったゴルフ場経営会社の倒産情報

相良カントリー倶楽部の経営会社である株式会社相良カントリー倶楽部が東京地裁へ民事再生法の適用を申請

2007年11月02日(金)

適用:民事再生法 負債:98億8700万円

 株式会社相良カントリー倶楽部は、2007年11月2日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日同地裁より保全命令を受けた。

 申請代理人は矢島匡弁護士。監督委員には奈良道博弁護士が選任されている。

 当社は、1973年2月に設立されたゴルフ場の経営業者。1977年に静岡県牧之原市に相良カントリー倶楽部をオープン。
東名高速インターチェンジ近くにあるフラットなコースで1989年9月期には年収入高約10億500万円を計上していた。
しかし、以降は法人需要の減少や個人消費の低迷によるプレー人口の減少などから、来場者数はジリ貧傾向となり客単価も低下。2007年9月期の年収入高は約3億4000万円にまで減少。預託金約96億円のうち約38億円について会員から償還請求を受けたがメドが立たず、今回の措置となった。
 負債は預託金約96億円を含む約98億8700万円。

帝国データバンクより