2013.07.18
すっかり梅雨も明け、毎日恐ろしい酷暑に苛まれている東京都心ですが、皆様方お元気でお過ごしでしょうか？目土盛造でございます。むろんもちろん、このクソ暑い日々であっても相も変わらぬ下手ゴルフに精を出し、拙者の顔面、両腕、両足はすでに赤道直下！『脱いだら凄いわよ。ウッフン。』江頭２時５０分ばりに"全裸"になったとしても、まるでパンダ模様の衣服を着ているがごとくでございます。『こりゃ絶対に海水浴なんてモノには行けねえな。』そんな情けない思いで過ごす酷暑の初夏でございます。
とまあ、そのような毎日でございますが、先日『"ゾーン"ってホントにあるのね。』という経験をいたしました。
７月２週目のとある日、日頃親しくお付き合いしているＭさんと、弊社スタッフ"嵐を呼ぶ男"のＴさんの３サムで山田ゴルフ倶楽部に参戦。いつもは必ず悪天候を連れてくるＴさんの"逆神通力"も利かず（笑）その日は、朝からビッカビかの大晴天！Ｔさん、いつもの嵐はどうしたの？朝のレストランにてＭさんと黄金水にて３人ミーティングの後、練習グリーンにてほんの少しだけボールを転がすや否や・・・もうすでに汗だくでございます。『く、クソ暑い！もう帰りたいのお。しょうがねえ。行くか、１番ホールへ。』という不遜な発言の後の第１打は、当然ながら竜巻球にて左のラフ。『あ〜もう、こりゃ１日が長いなあ。』先の思いやられるスタートでございます。
が、無難なセカンドショットの後の第３打の５２度が！ピンそば３０センチに着弾。楽々のバーディースタートでございますな。キャディさんに「目土さん、お上手ですね。」とお褒めのお言葉を頂戴し（本日のキャディＯさん、褒めるの上手し！）『ヘッヘッへ。２番もバーディーいっちゃうよ！』極めて単純な男でございます。そんな男のティーショットは、またまた左の林に一直線！ボールのそばに行ってみますと、こりゃ完全なスタイミー！グリーンの右端がわずかに見える残り１８０ヤードのグダグダのライ。『あ〜もういいや。テキトーに打って近くに行けば。Ｏさん、ユーティリティーください。』あらよ！テキトー君の打ったボールは、上手くフックがかかりグリーン右脇へランディング。残り２５ヤードのチップは３０センチのナイスパー。続く３番ショートは、見事な弾道でピン下４m。なにも考えずにねじ込んで、ナイスバーディー！３ホールで２アンダー。ご一緒しているＴさんは「え〜〜っ！そりゃ無いでしょう！ンもう、やる気なくなっちゃうなあ。」そこでモリゾー間髪入れず『Ｔちゃん、勝とうなんて思うなよ！ヘッヘッヘ。』またまた不遜連発でございます。
４番ホールも、素晴らしい４アイアンのセカンドが炸裂！難なくパーで迎えた右ドッグレッグの５番ホール。ティーショットは、近年稀に見るナイスショット！ナイスドライブがフェアウェイに突き刺さります。そして残り１６０ヤードのセカンドショット。６番アイアんを一閃！『だ〜〜〜！トップした〜〜〜！』ところがボールは、右のガードバンカーをかすめ再奥４０ヤードのピンに一直線！「あ、目土さん、乗りました！ナイスです。」『あざま〜す！』こんどはズーズーしい男が炸裂でございます。"どのような事でも結果オーライがすべて！"という拙者の座右の銘（笑）が怪しい光を放ちますな。当然の事ながら、結果オーライの５mをズドン！「すごい！目土さん３アンダーですね！」『ワッハッハ！今すぐにクラチャンやってくれい！』調子に乗ったバカにつけるクスリはございませんな。
続く６番ショートは、久しぶりの左ティーグラウンドから右のピンへ。しっかり乗せて普通にパー。さらに左ドッグレッグの７番は、すっかりいい気になってのギリギリ左狙いにてのベスポジキープ！『ここは左のピン位置でもグリーンセンター狙いね。皆さんもそのようにお願いしますよ！』余計なお世話を言いまくります。しかし、この男の放った９番アイアンのショットは、不遜きわまりない神をも恐れぬ発言通りグリーンセンターへ着弾するのでございます。悠々のパー。完全に"いい気になり造"の完成でございます。
今やスコアは、１番から４、４、２、４、３、３、４。７番ホール終了にて、なんと！計２４ストロークでございます。残りは８番ロングと９番ミドル。ゴルフを始めてから、たとえハーフでもアンダーは、３５で回ったのが二度のみ。このクソ暑い日に、盆と暮れと正月が一度に来たようでございます。
続く８番は、素晴らしいドライブが左フェアウェイを捉えます。さらに左足下がりのライからの５番ウッドのセカンドショットも、美しい弾道で残り１３０ヤードのフェアウェイに。上りを入れて約１３５ヤード、８番アイアンがまさに"スジ球！"ピン下３mを『へへ！こいつも入りそうな予感がするぜ！』ズッドーン！ど真ん中から本日４つ目のバーディー！８ホールで４個。パーオン率は８割７分５厘！す、凄過ぎる〜！『今ならSプロにも勝てそうだ。おう！今すぐプロを連れて来いや〜！』ついに、不遜を通り越して誇大妄想狂も出現した猛暑の山田ゴルフ倶楽部でございます。
続く９番。スコアカードを見て「オレ、一生懸命やってんのに・・・なんだか今日はつまんないなあ。社長ばっかり絶好調で。」とつぶやくＴさんに向かって『ん？５なんて数字、ゴルフにあったっけ？ドワッハッハ！』もはや手がつけられません。"完全無欠な不遜王"の完成でございます。しかも、緊張感ゼロ！当然、ティーショットはど真ん中！さらにセカンドも、５番ウッドのハーフトップがグリーン右のカラーで止まります。パターで寄せて６０センチ。『ワハハハ、これを入れたらＴさん一緒にランチ食べてくれないかもなあ。』悪態つき放題の不遜王、それをペロッと外して初ボギー。しかし、なんと３３！この緊張感もなにも無い、なにかに導かれたようなプレーが"ゾーンに入る。"という事なのでしょうか？だからゴルフはやめられないのでございましょう。
昼食をいただきながら、しみじみ『やった〜！オレにも出来た〜！』と喜びに浸る拙者でございましたが、飲み過ぎの午後は定番の４３というフツーの男で終わった次第です。しかし皆様方、こんな拙者でもゾーンに入るとビックリのスコアが出せるのでございます。日々研鑽を重ねながら、いつか訪れるであろう"ゾーンの日"を夢見るのもステキな事ではございますまいか？
しかし、その２日後の鶴舞では４３／４７の大惨敗。しかも、アミーゴのＫ林君（ほぼ実名報道！）が・・・多くは申しません。お察しの通りでございます・・・拙者とタッグを組む方は、なぜそんなにスコアを崩すのか・・・現代社会の謎多き闇の部分でございましょう。
そして開場記念杯では「盛さん、ボク７２です。」お風呂場で水風呂に入られたＭ社長が，あたかも当然の事のようにサラッと申しますな。『くそ〜こんにゃろ〜！ゴルフばっかりやっていやがって！羨ましいぜ！バカヤロー！』多少口惜しかった拙者は『オレは６９だぜ！』バレバレの嘘をつくのでございます。本当は８４なのに。（笑）４２／４２の男が、パープレーの達人に・・・大変失礼いたしました。でも、拙者はチャンピオンティー。Ｍ社長は黒ティーってのはいかがなものかと存じますな。え、ルールをちゃんと読めですって？そんなの貰ってないし、知らないもーん！（小学生レベルでございます。）
いよいよこれから夏は真っ盛りでございます。十分な睡眠と栄養、そして十分過ぎるほどの水分補給をしっかりとなさって、楽しい真夏のゴルフをご一緒いたしましょう！ではまた次回のモリゾー通信でお会いいたしましょう！みなさまお元気で！
○写真は３３にちなんで長嶋監督の写真を掲載してみました。