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2013.05.15


来る日も来る日も大晴天が続いたゴールデンウィーク。皆様方はいかがお過ごしでございましたか?おそらく、来る日も来る日もゴルフばっかりの「ゴルフばっか」ウィークをお過ごしになられた方も多いかと存じます。拙者もその連日の大晴天を良い事に、27日京カン、28日山田、29日鶴舞と3連チャン。さらに後半も5日6日と京カンでゴルフと、7日のうち5日はゴルフでございました。

M社長のような9連チャンは『凄いな信吾!オーストラリアで毎日毎日「ゴルフばっか」で・・・。う、羨ましい・・・でも、やりすぎだわなあ。もうホント正真正銘の「ゴルフばっか」に認定いたす!』自分の事はすっかり棚に上げての、M社長に対する『いいな!いいな!ゴルフがいっぱいできていいな!ああ、拙者もやりたいなあ!』という妬みと羨ましさから来る罵詈雑言が炸裂するのでございますな。が、それは別格といたしまして、拙者も7日のうち5日というプレーぶりなら、立派な「ゴルフばっか老人」の末席に入れていただける事でしょう。

しかし、その後5月8日に催されたKさんの企画"電車で行って鶴舞サイバーエージェントの後のコンディションでゴルフして、帰りに美味しい焼き鳥屋で飲みながら反省会ね!"(Kさん、色々と楽しい企画本当にありがとうございました!)にてお会いしたさまざまな"猛者"の方々の行状をお聞きするや、拙者などまだまだヒヨッコ。M社長もビックリの猛者ぞろい!
『やはりゴルフは年間200ラウンドはせねば「一流のゴルフばっか」とは言えないのでござるなあ。』と、「超一流ゴルフばっか」の皆様方にある種の畏敬の念(笑)と感動を覚えたのでございました。なにしろ皆様、肌のお色が段違い!拙者が東南アジアの肌の色とすれば、「超一流」の皆様方の肌のお色は!『あれアフリカだべ?な!きっとアフリカだよな!オレ、見た事あるもん!ナイロビ空港で!』という凄まじいご修行の痕跡をかいま見る事ができるのでございます。さあ、この"超一流"にご自身が心当たりのある方は、加賀屋ゴルフにご一報くだされ。「超一流ゴルフばっか倶楽部」の会員証がもれなく贈呈されますぞ!(ウソ!)

そんなゴールデンウィーク生活を楽しんでいた拙者でございますが、先日京カンの友人から『盛さん、京カンではシングルハンディキャップになるのに3回連続でアンダーを出さなければなれないと聞いたんですけど、教えてくれませんか?』というご質問がまいりました。もともとハンディキャップなどというものに、あまり関心を持たない拙者でございますが、この微笑ましいご質問には『まあこれまでの例から申し上げれば、ハンディ10の方が2回連続の1〜2アンダーか、突発的に7アンダーとかを出すとそうなりますな。しかし本来のハンディキャップというものは、その時その時の実力に即して移り変わってゆくのが正しいのですな。クラブによっては1年間に数回ハンディキャップの見直しをするというように、それをしっかりと実践しているきちんとしたクラブもありますが、多くのゴルフ場にありがちな・・・固定して下がらなくなってしまったクラブハンディは少々いい加減なものが多いのが実情ですな。本当に競技をしたい方々には、JGAなどの本当のいまの実力を反映したハンディキャップがありますぞ。ゴルフ場に申請すればすぐにでもお取りになれます。う〜ん、しかしそんな事よりもなによりも、もっとゴルフそのものを楽しまれてはいかがですかな?』というようなお話を差し上げた事がございました。

本来ゴルフというスポーツは、老若男女どなたとも楽しく競い合う事ができる、まことに希有なスポーツでございます。これでハンディキャップが無ければ、逆立ちしたって実力の差は歴然。
「女性の刺客を送って骨抜きにし、過剰な睡眠不足でフラフラのタイガー」や、「さあさあ初優勝おめでとうございます!祝いや!祝いや!どんどん飲んでくださいよ!でベロベロに酔わせた松山英樹」にすら勝てる訳がございません。
大相撲で言えば、横綱白鵬関に虚弱体質の誉れも高い拙者がぶつかってゆくようなもの。野球で言えば、ダルビッシュ有のボールをスパイス嫌い素回り名人(笑)の花屋のオッチャンが打ちにゆくようなもの。まあ、どのようにしても勝負にならないのは目に見えておりますな。

そこでその昔、ゴルフをこよなく愛する先達の皆様方は『う〜ん、なんとかしてこちらの格差を是正して健全にスパイスを楽しめる方法を考案せんといかんなあ。・・・んじゃあさ、ジョニーに1ホール1打ずつハンディ上げるよ。な、それなら勝ったり負けたりで楽しいだろ?あ、ボブには2ホールで1打でどうだろう?これでみんな対等に勝負ができるぜ!オレって頭いいぜ!ヒャッホー!スパイス万歳!』などというやり取りがなされたのではありますまいか?
通常はハンディなどというルールがあると楽しさが半減するというゲームが大半なのでございますが、ゴルフだけは別格!ハンディを上げた方も貰った方も、老若男女すべてが『オラオラ!今日こそスパイスをごっそりふりかけて、たっぷりいただくぜ!かかって来い!このヤロー!』などと燃え上がるのでございます。このように実力に則った適正なハンディキャップというものは、どのような方にも平等に勝利のチャンスがある実にステキな制度でございますな。

ゴルフは、一生懸命に練習をし、腕を磨いてハンディアップを目指す事も楽しみのひとつでありましょう。"目指せ!スクラッチプレーヤー!"""目指せ!日本アマ!"高い目標をお持ちになる事も素晴らしきこと。
かたや、あまり練習もせずに時々ゴルフレンドと『ああでもない。こうでもない。』とゆるゆるの話に花を咲かせながら、大笑いのラウンドで一日を過ごす事も対極の楽しみでございますな。そんな折りに活躍するのが先達の知恵を結集したハンディキャップ制度でございます。
ちょっとしたご質問を受け、ハンディキャップ制度を考えてみた結論は『腕を磨くのはもちろんである。が、ハンディキャップがあるからみんなが一緒に遊べるのである。先達の知恵をありがたくいただきながら、楽しくゴルフをしていこう!ありがとう!ゴルフの先達。ありがとう!ハンディキャップ!そしてスパイス万歳!』でございました。(笑)

しかしながらここだけのお話で恐縮ですが(ひそひそ声!)あのM社長は『盛さん、男の勝負はスクラッチです!(キッパリ!)僕はいただきこそすれ、皆様方にハンディを差し上げる事はございません!(さらにキッパリ!)さあさ、早く始めましょう!おっと!いただきました。砂竿○●!あ、盛さん、このホール"コロン"じゃありませんか?大量節ゲット〜!』しかも「お待たせしません!」素早くスパイスの計算をなさってくださるのでございます。齢62歳になろうとする、少々健忘症も激しくなってきた拙者に有り余るご親切が、胸に沁み入るラウンドでございます。ありがたき幸せでございます。M社長!いつもありがとうございます!・・・信吾〜たまにはハンディよこせったら!な、いいだろ?

この季節は色々なゴルフ場で、ハンディキャップ競技の集大成・理事長杯が開催されております。BUNちゃんと青戸のオジ様との対決が楽しみですな。今週は京カンでも予選が開催されます。そして来月の始めには、鶴舞の2ラウンド予選の理事長杯と続きます。皆様方もそれぞれのゴルフ場でのご活躍お祈りいたしておりますぞ!
では皆様、気持ちが良い五月晴れのもと、ハンディキャップをおおいに活用されて楽しいゴルフをなさってくだされ!

◎今回の写真は鶴舞東の1番ホール、ポッチャリ王子が拙者を盗撮(笑)してくださいました。王子、ありがとうございます!

京CC