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男同士は最高じゃ! モリゾー通信

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2013.03.08


春一番が吹き始めますと・・・我が天敵花粉症が猛威を振るう季節でございます。が、昨年の症状のあまりのヒドさに、今年はかかりつけのK先生から"良く効くおクスリ"をいただきました。パッティングの際に下を向くと・・・可愛い拙者のボールの上に鼻水がポタポタ。「ん?これはまさに利き目の下にボールがあるということ。なるほど、鼻水で正しいボール位置のチェックができるのであるのか。」などという訳も無く、ラウンド途中でティッシュペーパーの箱が一箱丸ごと壊滅の憂き目にあってしまうなどという、とんでもない出来事を数多く経験いたしてまいりました。

が、しかし!いただいたお薬を飲み始めるや「ん?鼻水もくしゃみも止まった!これはしたり!」快調でございます!ごきげんでございます!「いっや〜!医学の進歩はスゴい!その昔のシュバイツアー博士や、野口英世先生などの先達が、ご自身の身を削り大変なご苦労をされて今日の進歩を生み出されたのでござろう。ありがたや!ありがたや!」とひたすら現代医学の巨匠達に感謝をいたすモリモリ先生なのでございます。

と、あいかわらずの春先を過ごしている拙者でございますが、先日久しぶりに"京カンの亀つかい"ことY君と夕飯を共にする機会に恵まれました。6時過ぎの約束に15分ほど遅れて到着すると、すでに本年度のシニアチャンプF君と"コロンの王者(笑)"Eさんが、Y君を交え琥珀色のドリンクを片手に歓談しておりました。「おうっ!久しぶりっ!Y〜元気かよ?」『盛さん、元気に決まってるじゃないですか!ガッハッハ!』

このY君、なぜ"亀つかい"という愛称(?)がついているかと申しますと・・・ご存知のように京カンには池がたくさん点在しております。その昔は大きな錦鯉がたくさん生息し、16番の池に手を入れるとバシャバシャと音を立てながら、赤・白・黄金色と百花繚乱!沢山の鯉が寄ってきたものでございました。しかしバブルもすっかりはじけ、経営も厳しい頃になりますとその鯉達にも手当がままならなくなり、栄養も行き渡らず、池に飛来するカワウの格好の餌食となり、徐々にその姿を減らしていったのでございますな。と、そこに!

『ガハハハ!盛さ〜ん!家で飼っていたミドリガメ放しておきましたぜ。最近は鯉も少ないし、やっぱ生き物がいた方がにぎやかで良いでしょう?』「おまえ、ミドリガメってあの縁日で売っている亀の事?」『それですよ!それっきゃないでしょう!つがいで可愛いですよ!ガッハッハ!』縁日のミドリガメと言えば、あの小さくて可愛らしい子ども達が大喜びするような亀の事でございます。「Yさあ、そんな小さいの見つけられないじゃん!一体どこへ放したんだよ?」『ガハハハ!9番ホールの池ですわ。こんど見てみてくださいよ!』

数日後、9番ホールのセカンド地点にまいりますと「な、なんだ?あれ?」バンカー脇の石垣の上で悠然と日光浴をする巨大生物を発見!「まさか、こっこれじゃないよな?」でかい・・・でか過ぎる!およそ30センチはあろうかという巨大な亀が2匹、石垣の上で甲羅干しでございます。「こ、これかよ。Yが言ってたミドリガメって・・・。こんなに大きくなるものなのかい?まるでガラパゴスのゾウガメじゃねえか。可愛くねえなあ。」

『ガハハハ!盛さん、可愛いでしょ?家の水槽じゃ、もうこいつら狭くって限界!ほれほれエサやるぞ〜!』「そ、そうだな。狭いところに閉じこめてちゃかわいそうだな。」『でしょ?ほれほれ〜!』バラバラバラ!(エサをまく音)Y家にとって9番ホールの池は、まさに大水槽なのでございました。ミドリガメというのは、学名ミシシッピアカミミガメというそうで最大30センチにもなるそうでございます。Y君のあまりの亀への愛情にすっかり気圧された拙者は「ま、可愛いという事にしておこうよのう。皆の衆。」ということで、その後も脱走しそうな亀達を池にお戻ししたり、ときにはエサも上げたりしたのでございます。Y君、あんたはホントに亀も人も使う男だねえ。

久しぶりの酒宴は、友人Kちゃんの白金のお店の白ワインを飲み尽くすような勢いで繰り広げられ、笑いの洪水となるのでございました。この4人組はゴルフが取り持つナイスな間柄。チャンプF君からは"ごくごく近しい方の骨折のお話"を。Eさんからは、昔々の"とんでもない投資の失敗談"を。そしてY君は"奥様自慢"を(Y君は、異常に奥様が大好きなのでございます)。そして拙者は、ひたすら泥酔の挙げ句どこかの駅の構内の花屋さんで(記憶無し!)どなたかの奥様に(ぜんぜん記憶無し!)お見舞いにとブーケを購入(まったく記憶無し!)。そのまま電車で家路につき、いつのまにか爆睡。朝の光が射すテーブルに、花屋さんのレシートがポツンとあった次第でございます。アホでございます。61歳の老人のする所業ではございませんな。

ここのところ、仕事上での女性スタッフの意味が分からない行動にアタマを捻っていた拙者は、この晩の"男同士"の交流がなににも増してありがたかったのでございます。女性が男性より優れているというのは、皆様方周知の事実でございましょう。"女と男"という関係でおつきあいをいたしますと、必ずぶち当たる理不尽とあきらめの気持ち。それは女性の方が優れている証し。しかし、この日のように"男同士"で語り合えば自然に笑顔と共感がわき上がります。弱いもの同士の友情が広がります。(笑)これもひとえにゴルフという素敵な媒体がもたらしてくれる、素敵な時間なのでございましょう。ありがとう!ゴルフ!ありがとう!男同士!

あ〜しかし、まこっちゃんの"はくほう"には大笑いです。いつも"ニンマリ"させてくださって、本当にありがとうございます。このペーソスに満ちあふれた頭脳明晰な文章・・・おそらくM社長もお花屋さんも抱腹絶倒にて体調を回復なさっている事でございましょう。日頃の仕事でストレス満載の拙者でさえ、身体から余分な力が抜け"ええ感じ(大阪弁)"で金曜日の夜を過ごさせていただいております。これも"男同士"ならではの事でございましょう!

あ、決して拙者、2丁目に出没したり、女装クラブに出入りしたりの"アチラ方面(笑)"の人ではございません。なにとぞ誤解の無きようお願いいたしますぞ!ともあれ、ときには"男同士"を思う存分楽しまれることで、人生が豊かに(?)なること請け合いですぞ!
ではまた次回のモリゾー通信でお会いいたしましょう!皆様方お元気で!(あ〜しかし今月はネタが無かったなあ。来月は良いネタ揃えて頑張ります!)