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泣く子と花粉には勝てませんな。(ため息) モリゾー通信

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2011.03.01

『MISOJI長兄&Kちゃん、ご結婚おめでとうございます!』
いやはやなんとも晴れがましい"お祝いコンペ"が2月26日、きみさらずゴルフリンクスで開催されましたな。拙者もその末席を担うべく7時前にはゴルフ場に到着でございました。ここのところのショットの安定感を武器に『んよっし!今日は前田社長をボッコボコにしてやるかな。フッフッフ。しかし、きみさらずって初めてだけど評判は恐ろしげであるのお。三太夫。(三太夫なんてどこにもいないのでありますが)』と、このようなチャラけたオッサンに一体どのような試練が待ち受けているのでありましょうか?

まずは、この晴れがましいコンペの準備に余念がないMISOJI長兄と美しいK姫に朝のご挨拶であります。『おはようございます!本日は大変おめでとうございます!なにとぞよろしくお願いいたします。』当り障りのない"無難を絵に描いたような"ご挨拶をいたしますと「あ、モリゾーさん朝の美味しいコーヒーはいかがですか?」K姫の優しいお言葉でございますな。『かたじけない。ありがたく頂戴いたします。ン?これはまさにあの幻のブルーマウンテンの香りですな?』「いえ、これはゴルフ場にお願いしたフツーのブレンドです。」『ワッハハハ!拙者としたことが。まだまだ未熟者でございますな。お、なんて美味しいんだ!』と、くだらぬ"上滑り"をしておりますと続々とご参加の皆の衆が登場でございます。前田社長のテキトーなご挨拶のあと(笑)MISOJI長兄の緊張感あふれる(なにか新鮮な感じで良かったぞ!)開会宣言で、いよいよコンペのスタートですな。

『信吾、このコースは一筋縄ではいかないらしいじゃん。キャディさん付けてくれてるんだろーな?ええ?』「盛さん、もうキッチリお付けしてございます。思う存分きみさらずをお楽しみください。あ、お気に召しましたら会員権はぜひ加賀屋にご用命くださいませ。」
強烈な風の中、10番ロングをティーオフですな。まずはKさんがフェアウェイにナイスショット、続くKさんもまたまたナイスで三人目のM・Tさんの登場です。先日も拙者が団長を務めた房総対京カンの対抗戦でも(大惨敗!笑)京カンの最高スコアを叩き出したお方でございます。"ビシッ!"気持ちの良い音でボールは右の林に一直線!朝一番から「え〜初球は3番、2球目は1番、3球目は2番・・・そしてとどめの4球目は4番で。」聡明な皆様にはお分かりのことと存じますが、M・Tさん嵐の船出でございます。(が、幸いにも1球目がセーフでありました。ワッハッハ!)拙者もなんとかフェアウェイに打ちますが、セカンドを右にふかし、サードも乗らずでの7メートルのパーパット。いい感じのフックラインがスッとカップの右を通過すると・・・「止まれ!止まれ!あ〜〜〜〜!」送りバントでボギー確定のM・Tさんの絶叫が、木更津の山々にこだまする午前8時のきみさらずゴルフリンクスでございました。

"振り出しに戻る"とはこのことでございますな。崖下に落下したボールをしげしげと眺め寂しくロブショットを打ち、先ほどとほとんど変わらぬ『これってデジャブ?』みたいな地点から今度はダボパットを打つ拙者の背中は泣いていたと同伴の皆の衆が慰めてくださったのは、プレーが終わった頃のことでございました。『なんじゃ〜!このグリーンはよ〜〜〜!』それからのホールはすべて"送りバント"だったことは申し上げるまでもございませんな。

その後若干持ち直し46回。この組ではトップのスコアでございます。が、その後続々と上がってくる皆様のスコアをお聞きすると『はあ?拙者より良い人ほとんど居ないわ!なにそれ〜〜〜?』聞きしに勝るモンスターコースでございますな。アウトのトップでスタートされた前田社長も、顔色がすぐれませんな。「いや〜〜〜51ですよ!こりゃダメだ!」BUNちゃんも「盛さん、このドライバー駄目ですわ。もう売りに出します。」先日拙者の秘密ルートで新調したヤマハインプレス/ツアーAD・XシャフトはBUNちゃんのお気に入りにはならなかったのね。ヤレヤレ。


盛造さん

そんなこんなで最終9番ホールでもとどめのOBをぶっ放しダブルパーにて46/46の92で終戦でございました。ところが表彰式では、拙者の名はなかなか呼ばれず「では第4位は!7月の結婚式でのスピーチ権でございます!」に会場はドッとわき上がりますな。めでたくこれはあのポテンシャル男S君がゲット!(爆笑!)「さて第3位は!アウト46イン46グロス92ハンディキャップ28、8ネット63、2で目土盛造さんです!」一升瓶と図書券を頂戴し、ウフフな気分で家路を急ぐのでございました。MISOJI長兄、ほんとうに良いコンペでしたぞ!末永くお幸せにね。

しかし!あの崖下に落ちたパーパットの口直しをなんとかしようと思い立ち、表彰式終了後に山田ゴルフ倶楽部へ電話。『ねえ、明日の月例入れてくれない?いいでしょ!ねえ、いいよね!』いつも通りの無理矢理の参戦の完成でございました。山田ゴルフ倶楽部スタッフの皆様いつも拙者のワガママをお聞き入れくださり、本当にありがとうございます。『んよっし!明日はビシッとしめるぜ!』

翌27日日曜日は、曇りがちながらナイスなコンディション。翌日に千葉オープンの予選を控えた山田ゴルフ倶楽部は、最高のコンディションに仕上がっておりましたぞ!本日の同伴競技者は、2年前のクラチャンS君、昨年の決勝進出者ステディなプレーのK君、そしてシニアの雄Yさんでございます。1番ティーショットは右ラフへ。セカンドは左ラフ、3打目で12メートルに乗せようやくのパー。続く2番は第2打を1メートルに寄せるも入らずパー。3番185ヤードショートは4アイアンで8メートルからパー。順調に"口直し進行中"でございます。4番はセカンドを左の林に打ち込む大ピンチ!が、木と木の間1メートルをピッチングで低く転がし7メートルにオン。それが間違って入り『ナイスパー!』5番はナイスアプでパー。6番ショートは真ん中の木に当て、アプも失敗のカラーから10メートルのパターが入る!まるで神が降臨したがごとくでございますな。そしてついに7番左ドッグの池越えミドルでは、セカンドが50センチのスーパーバーディーが炸裂!"口直し"どころか"絶好調!"でございます。8番パーの後、9番ではダボを打ちましたが前半は37。「盛さん、あんた今日のゴルフはプロだね!スゴいわ!もう背中が見えません。」「どうしたんだよぉ!握ってねえと強いなあ!」とお褒めのお言葉?を各方面から頂戴し、まさに"おだてりゃ豚も木に上る"トランスハイ状態の完成でございます。

と、そんなこんなでランチタイムも終わり後半戦に突入ですな。午後の練習グリーンに上がると、徐々に風が出て来た模様ですな。ザワワザワワ、ご存知山田ゴルフ倶楽部はそのほとんどが立派過ぎる山武杉に囲まれたゴルフ場でございます。『ウビェックション!ジュルルル・・・。』ショットの時も、パットの時も、はなたれ小僧でございます。同伴競技者の方々が打つ際もくしゃみをこらえるのが精一杯。もう手の施し様がございませんな。ボギーの嵐でございます。しかしながら15番まで4オーバーでこらえにこらえますな。『このまま頑張って、せめて70台で上がるぜ!』

16番の売店で『あのさあ、オレにこのティッシュ箱ごとくれない?後で良いもの買ってあげるからさあ・・・。』嘘つきでございます。口からでまかせでございます。でも、この惨状を脱するにはこのぐらいのウソも仕方がないのでございます。「目土さんどうぞ持っていってください。あ、なんにも買ってくれなくていいですからね。(笑)」大嘘つきのオッサンに売店のお姉さんの笑顔はたいそうもったいないものでございましたな。感謝!感謝!でございます。

ティッシュの箱を小脇に抱え、くしゃみと鼻水で左右にぶれるショットをなだめてすかしてそれでも林にイン。『キャディさん、もう終わりにしねえかい?』「目土さん、ゴールはあそこに見えますよ!ほらほら、もうひと踏ん張り頑張りましょう!」遠くに18番ホームホールのフラッグが"バタバタと"はためいているのが、ぼんやりかすむ目に映ります。そして!上がり3ホールすべて素ダボでゴ〜〜〜ル!46回でございます。(泣)

昨日のきみさらずは46/46。まさにきみさらずの呪いでございますな。計83は、ハンディ9での2オーバー。同ネットでハンディ6と7の皆様に抜かれ、寂しい3位でございました。これも昨日のきみさらずが3位という結果からすると呪いでございましょうな。
ま、口直しはできましたが"泣く子と花粉には勝てない"という今回の教訓でございました。

もう5月までゴルフすんのよそうかなあ・・・。などと思ってもしまいますが、生来のノー天気男である拙者は鼻水たらしながらゴルフに精を出そうと思っておるのでございます。全国の花粉症の皆様!辛く苦しいこの時期ではございますが、頑張ってゴルフをご一緒いたしましょう!ではまた次回のモリゾー通信でお目にかかりましょう!