モリゾー通信

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2010.07.05

蒸し暑い毎日が続きますが、皆様元気に小さなボールを追いかけていい汗をかいていらっしゃいますでしょうか。しかし拙者、今年の梅雨ゴルフはちっともレインウェアのお世話になっておりません。なぜか分かりませんが、不思議に雨に降られていないのですな。もしかして"あっぱれな晴れ男"?・・・ではないのです。雨の日にはゴルフをしないという、ジイちゃんの代からの"教え"があるのですな。(ほんまかいな?)ですので、ゴルフ場に到着した際に雨が降りしきっている場合『おう!今日はゴルフやめにしようや!どう?朝飯食べた後、Sゴルフでもいかが?あ、マネージャー!ご飯代は現金でお願いね!』京カンにとっては"最低のお客様"の誕生でございます。おいしい朝の定食をいただき、近所の練習場でじっくり練習をする。『んも〜!盛さん!最低!』フロントのお嬢さんの声も耳に入らぬ"雨には絶対降られないし、しかも一日を有効に活用するウフフなゴルファー目土盛造"でございますな。京カンの皆様、"あっぱれな晴れ男"不謹慎で申し訳ございません!

さて、そんな"自称晴れ男"ですが、競技の場合はそのような乱暴狼藉は働けません。昨日の山田ゴルフ倶楽部クラチャン予選も、まさにそんな曇り時々雨の一日でございました。7時45分スタートの拙者は、6時過ぎには到着し『さあて、誰も来ていないだろうから"秘密練習"でもやってくっか!今日は出し抜いちゃうよ!ウフフフ。』アプローチ練習場にて30球ほど軽いチップをいたし、いそいそと練習場へまいりますと!「おはよーございます!盛さん、遅いじゃないですか!」いやはや、皆様方すっかりお揃いでございました。『アンタら、いやに早いじゃん!何それ?もうビックリだよ!』一年一度の大会でございます。皆さんそれぞれ気合いが入っておりますな。は〜〜〜それにしても早過ぎだよ〜!みんな、一体どこへ行こうとしているんだい?

皆様方の後塵を拝しながら、練習場で、軽く20球ほど。その後パターを少々いたし"いざ、出陣!"でございますな。本日の同伴競技者は、拙者のマーカーにはクラチャン獲得経験のある中山の雄Tさん、そして39歳とお若い一昨年のクラチャンS君、さらには袖ヶ浦のシングル"脅威の飛距離"のヤング爺ちゃん(この方は41歳でもうすでに"おじいちゃん"なのでございます。)Sさんのラインナップです。競技委員の皆様より"訓示"を頂戴し、いざスタートでございますな。本日のティーインググラウンドは・・・『スゲエな、これ!今までの予選と全然違うとんでもねえ後ろじゃん!』そうなのですな。キャディマスターのOさんが"腕によりをかけた"まったく癒されない(笑)フルフルバック"なのでございます!Oさん、アンタこんなところにティーグラウンドつくって!一体拙者達をどうするつもりなんだい?え?2週前に前田社長、BUNチャン、芝先案内人さんと回ったティーが、遥か前30ヤードに見えるではございませんか!こりゃあ、90打っちまうかも知れんわ!

さて、組み合わせ順で拙者がオナーでございます。まがりなりにもクラチャン予選。さすがに拙者も緊張いたします。(本当ですぞ!)とんでもなく後ろのティーグラウンドからは、フェアウェイがとんでもなく遠くに見えますな。『まあ、どこでも良いから前に飛んでおくれよ!拙者のボールちゃん!』まずまずフェアウェイセンターにランディングでございました。2番目はTさんが左のラフへ。クラチャン用に強烈にラフが伸ばされておりますな。キーパーのTさん、伸ばし過ぎだよ!案の定、あのTさんがセカンドをチョロされておりましたぞ。そして3人目は"ヤング爺ちゃん"の飛ばし屋Sさん。緊張のためか、ティーに上手くボールが乗りません。"グワシャッ!"すごい音を残して、Sさんのボールは遥か左のOBゾーンへ消えてゆかれるのでした。心よりSさんに"合掌!"最後はもう一人のS君。この方とはよくご一緒いたすのですが、飛距離もよく出るアイアンも素晴らしい切れという"鬼に金棒ゴルファー"でございます。さすがに一昨年のクラチャン、フェアウェイ右側にナイスドライブですな。5番ウッド、9番アイアンとつないでちょっとショートの拙者の20ヤードのアプローチは、ナイス!で60センチにぴたり!が、それを"押し出して高見山"・・・前田社長の得意技をここで出さなくてもと、泣きながらつくづくと思った拙者でございました。さらに2番でも1メートルを"押し出して高見山"。は〜〜〜今日のパットは、どうするべ・・・。3連続ボギーの悲しい出だしでございます。しかし4番では20メートルの超ロングパットを20センチに寄せ、初パーでございます。素直にうれしい拙者でございました。続く右ドッグレッグの5番は、またまたお家芸の"押し出して高見山"が炸裂!すでに4オーバー。つらい門出でございますな。

6番は大きな横長グリーンで、真ん中に大きな杉の木がガードする名物ショートでございます。普段のフルバックは165ヤードほどのおおらかなティーグラウンドですが、本日はとんでもない後ろ!およそ200ヤード強の鬱蒼とした杉林の中からのティーショットです。拙者のティーショットは、力の無いテンプラが・・・。真ん中の杉にガサッと当たると、真下のドン深のラフにランディング。行ってみると、そこは"不幸のどん底"。深い。正直、深過ぎる〜〜〜!ウェッジのホーゼルもすっぽり隠れるスーパーラフでございました。無論拙者のボールも『あ〜、こんだけすっぽり入ると逆に極楽でございますわ!(ボールちゃん談)』という始末。聡明な皆様、すでにお分かりかとは存じますが"ベフッ!コロコロ"・・・寄りません。まったく寄りません。ようやく乗せたヤケクソのボギーパットは3メートルオーバー!『これを外すとダブルパー。終戦か?』目をつぶり打つダボパットが奇跡的に入り、キャディのIさんに『は〜〜〜もう少し頑張るわ!』「目土さん、いつも応援しているんですよ!投げずに頑張ってくださいね!」ありがたきお言葉でございました。ここで拙者、吹っ切れたような気がいたします。

7番は左の池に入れ、ボギー。8番615ヤードロングも長過ぎて(笑)ボギー。ここまで8オーバー。当初の拙者の予選通過ライン予想は82。前半45ですと、後半は37が必要になる計算ですな。盛りを過ぎた老人に、これはさすがにしんど過ぎます。ここはなんとかこのまま踏みとどまろう。必死のアプローチで80センチに寄せ『今日は全部"高見山"だ。このまま押し出しばかりでは男が廃る。1メートルオーバーしても良いからガツンと打とう!』・・・"ガツン!ドカッ!"カップの土手を崩しながら(笑)のナイスパーでございました。44回。折れそうな心を必死に我慢しながらレストランへ。先行組の初代クラチャンNさんが「盛ちゃん、そっちの組はどうよ?え?42.43.44.48?そりゃ、オレ達の組と同じだわ!」どうやら強烈なラフの深さと、異常な長い距離に翻弄されて、皆さんグダグダのご様子。『おろっ?これは意外にチャンスかも?』このままで行けば通過ラインは85くらいと予想し直しますな。後半の目標は40回として、もうひと頑張りでございますな!8番で大量得点をしてしまった"ヤング爺ちゃん"Sさんを励ましながら、少々ガソリン補給をしていざ後半でございます。

後半は、そのSさんの連続バーディーで幕を開けます。さすが!だてに"爺ちゃん"ではございませんな。頑張れ!Sさん!と、人の応援などしている場合ではなく、10番パーの後11番で見事な素ダボが炸裂!さらには12番200ヤードのパー3では、ナイスオンの後見事な3パット・・・。(泣)3ホール終了で3オーバー。『こりゃ、いかんわ!終わったかも知れんのお・・・。』しかし!ここから耐えまくる"おしんゴルフ"でございました。13番で長いバーディーパットがカップに蹴られるナイスパーの後、15、16、17と(なにか悲しい歌のようでございますな)必死のパーセーブ。最終18番もなんとかボギーでしのぎ、終わってみれば41回。計85回でございました。同組ではTさんが81回、最終ホールでダブルパーを叩かれたS君が「盛さん、つくづくゴルフは難しいですね。今年は予選落ちです。きっと・・・オレ、今年は狙ってたのになあ。」の87回。さらにもう一人のSさんは、後半で出しの連続バーディーも実らず92回。Tさんはまず大丈夫ですが、他の3人はアテストに向かう足取りも重うございます。

しかし!行ってビックリ玉手箱!81のSさんがメダリストでございます!さらに82、84と続き、拙者は第4位!思いも寄らない予選通過でございます!やはり強烈なラフと恐ろしいほど後ろに設置されたティーグラウンドが、スコアメイクを難しくしたようですな。グダグダのゴルフでしたが"勝てば官軍!"本年"お初!"の予選通過を、ここは素直に喜んでしまおうと思った拙者でございました!来週はいよいよマッチでございます。初戦に勝てば、一日2ラウンド。また来週も面白がってゴルフが出来るのは、最高でございます!ま、今年は熱中症にかかって倒れないよう、日傘を持ってラウンドしようと思っております。(笑)万が一連勝することは100%無いと確信しておるのですが、もしも勝ってしまったら!実はエラいことが待っているのでございます。これは・・・こればっかりは業務に支障が出ますので(笑)口が裂けても言えません。ですので、軽〜く負けるように皆様祈っていてくださいませね。次回はお待ちかね(え?誰も待ってないですって?)のマッチプレーの中継をお送りしましょう!前田社長の"ゴルフ日記風"で、お届けいたしますぞ!では、次回またモリゾー通信でお会いいたしましょう!