モリゾー通信

“P会”に集う人々

2009.12.01

つい先日の11月28日午後3時、京カントリークラブのラウンジにてO田幹事長の音頭にて皆様方のにぎやかな“三本締め”を最後に、本年度のP会の公式(笑)行事もめでたく終了いたしました。
前田社長、BUNチャンの日記でもご紹介いただいております通り、P会は拙者が主宰している“バカバカしくも楽しい”コンペでございます。今回は、最終戦という事で“プレジデンツカップ”ならぬ“東西対抗戦”という趣旨で開催いたしました。千葉県の方々チームが東軍、東京神奈川混成軍が西軍として、各8名ユニフォームを揃えての対抗戦でございました。全員が同じコスチュームで身を固め、心をひとつにして(ウソです!)名誉を賭けて戦う。素晴らしいではございませんか?その日は京カンにブルーとホワイトの花が咲いたようでございましたな!(え?そんな綺麗なもんじゃなかったですって?ごもっともでございます!)最終戦の結果は、9.5対6.5で東軍の勝利!初の試みは大成功でありました。

そもそもこのP会は、十数年前のある日『おお!どうだい?日本でゴルフもいいけど、ここはひとつT国あたりでムフフなゴルフもいいんでないかい?』『そりゃ、いいねえ!ぜひやることにするべ!』
子どもの楽園Dランドにも匹敵する“オッサンの楽園”T国でございます。話はグングン盛り上がり『んではまず手始めに、京カンでコンペでも開こうではありませんか?え?皆の衆!』『ではコンペ名はT国でも最高のマジカルミステリープレース”P通り”をもじって、P会という名前に決めね!』『オーッ!いいんでないかい!(オッサン達はもれなく満場一致なのでありましたな!)』

と、このような“不純な動機”で誕生したP会ではございましたが、十数年を経た今でも続いているというのは、きっと“何かが面白く” “何かが和気藹々”だからなのでございましょう。さすが我が京カンのメンバーさんでございますな。

当初の頃と比べますと、メンバーも変遷してまいりましたが『オレは、思いっきり遊ぶよ!面白くなかったら人生じゃねえ!エンジョイこそがオレの生き甲斐なんじゃ〜〜〜!』そう言いつつ、バブルのはじけた後遺症で、六本木にも銀座にも愛想をつかし(つかされ?)、ひたすら仕事に打ち込む(打ち込まざるを得ない)オッサンや、
『オレは京カンが大好きである。ディボット跡も、グリー上のピッチマークも直して直して直しまくってやるぜ!見てろよ!オレの歩いた後には、ディボット跡もピッチマークも何一つありゃせんぜ!ガッハハハ!』なんて言っているくせに、目土袋を忘れてしまうめでたいオッサン。
さらには『T国はフリーパスだぜ!皆のもの!“外国上手”のオレについてこい!オレについてくれば、間違いない!ヘッヘッヘ!』と言いつつも、治安の悪い他の国で身ぐるみ剥がされてしまう可哀想なオッサン。
そして最近は、レストランで微量の食前酒なのにカンタンに出来上がったフリをなさる(笑)“酔拳の男”前田社長もその一人ですな。日頃は『盛さん!次のP会はいつですか?え〜あ〜、しまった〜!スイマセン!その日はダブルブッキングです!今すぐ、今すぐに取り消しましてP会にお伺いいたします!』あいも変わらぬ”前田節”を披露なさるのですが、ゴルフ場ではだいぶリラックスなさっているようですな。しかし、レストランで好物の蛸の唐揚げを拙者の悪友達に二人前注文されてもニコニコし、“酔拳の男”のフリをなさっている近年の前田社長には、その後の後半戦で、竿○やら砂○やらを虎視眈々と狙っている“あくどいオッサン”が見え隠れするのでございますな。お願いですから“酔ったフリ”で人々をかどわかすのはやめていただきたいものでございます。BUNチャンも、S村君も、M・Tさんも、そして温厚な芝先案内人さんでさえ、皆さん大変迷惑なさっていると思いますぞ!と言うよりも『ん絶対!』迷惑しているに決まってるだろーよ!コラー!

そのようなオッサンが大勢集まってのP会は、京カンでも有数の有名な“闇の組織(笑)”となってしまいました。スタッフの方々との交流会はもとより、さまざまな“闇の企画(笑)”をどんどん出しまくり、まさに傍若無人の限りを尽くすのでございます。(爆笑!)今や拙者も”闇社会のドン(笑)” 。『マイケル、オレはもう陽のあたる場所には出てゆけねえかもしれねえぜ。達者で暮らせよ!』そんな台詞が夕陽に似合う(ワハハハ!)オッサンになってしまいましたな。そのぐらいP会の会長は大変なのでございます。(大ウソ!)

この会の会長は、公明正大な選挙によって決められる・・・などという事はまったくございませんで、ここ京カンでホールインワンをしてしまった“不幸なオッサン”が次のホールインワンが出るまで勤め上げるというルールでございます。昨年の7月10日、まさにその“不幸なオッサン”になってしまったのは拙者でございまして、その後ずっと会長をしている訳ですな。ただ、生来のお祭り好きな性格が幸いしてか(幸いなのか疑問ですが)、あまり苦にもならずに勤めさせていただいておる次第でございます。

本年は、3本のクラブをかつぎで回り、目土を打ちまくるという“3+1クラブ選手権” 。コンビネーションが試されるダブルスマッチ。さらに、日頃マッチをやりたくてもなかなか出来ないという方々に向けて2ヶ月にわたって開催した“マッチの鬼、マッチの蚤選手権” 。
続く月には、皆様方と思いっきり楽しんだ“大P会” 。最終戦は、そう今回の“東西対抗戦”でございました。
原則的に『会費は千円ね!』を目標に、賞品も切磋琢磨!そのおかげかどうか、美味しいアジの開きや、すんごい卵、さらには美味すぎる海苔など、地元の食材をコネで探し、さらには口コミで探しまくりグイッと登用!また会場にいたっては、京カンの施設をフル活用!みんな大好きなラウンジでのパーティーが”ハダカの付き合い”を演出いたしましたぞ!

そんなP会に集う方々は、本当にステキな方々ばかりでございます!まずはご自分の年齢など度外視(たぶんそんなことは忘れてしまうのでございましょう)した『卓越した気の若さ!』。(笑!)ご自身は“物凄い奴”だと確信なさっている『自意識過剰と認識不足の融合!』。(大笑!)拙者は、そんなP会のメンバーさんが大好きなのですが(これ、ホント!)P会はひと味違う!ひとたび何かが勃発すると誰からともなく力を貸してくださる『無償のお力添え!』。
まさに、これこそがゴルフの精神ではございますまいか?同好の志と、“時には楽しく、時には厳しく”競い合い、プレーが終われば友として親身なつきあいが出来る。今これを書いていて、P会って”意外に良い会”なんだと苦節十余年!ようやく気がつきましたぞ。(遅過ぎる!?)

来年もまたまた“面白企画”で、暖かくなってから(なにしろ老人が多いもので)P会を開催いたします。きっと良いおつきあいがさらに深まることと存じます。年間パスポートの選手(笑)の方々も含め、ますます楽しいコンペにしてまいりましょう!
どうかこの駄文をお読みいただいている皆様方も、様々な工夫を凝らしプライベートコンペを充実したものになさってくだされ!
それにしても、そろそろ誰かホールインワンしてくんねえかなあ?ワハハハ!

では、また次回のモリゾー通信でお会いいたしましょう!
皆様、それまでお元気で楽しいゴルフに精進なさってくだされ!