京カンの教官 目土盛造

モリゾー通信/

2008年/第1弾ボード競技 京カン理事長杯“竜巻球の呪い”の巻

2008.06.24

皆様ご機嫌いかがでしょうか?目土盛造でございます。じめじめとした梅雨にもかかわらず、元気にプレーなさっていらっしゃることと存じます。どんな天候でも“良き友、良きコース、良きマナー”で爽やかにゴルフをお楽しみ下さいませね。

さて今年もいよいよボード競技の季節が始まりましたな。今年の第1弾は22日に開催された京カン理事長杯予選です。毎年予選は通れど、決勝で尻すぼみの拙者でございますが・・・。今年は「ン絶対に!頑張って!!今年の幕開けこそいいものにするぜい!」などと思っての出場ですぞ!

1週間ほど前に送られてきたドロー表を拝見すると“オーマイゴッド〜〜〜!”なんと!前田社長と一緒の組み合わせではございませんか!!!「へっへっへ!信吾ぉ!タップリと揉んでやるかんな!楽しみ楽しみ!」と思っておりました。京カンの理事長杯はハンディが19迄の方々に出場資格があり、おおよそA2名、B2名の組み合わせになることが多いのですな。したがって拙者はいつもお上手な方を目標物に仕立て、いつもビッタリくっついては『ちょっとぉ、盛さん!ずっと同じスコアでしつこいよ〜!』などと申されるハンディ頭の方が多ございます。もちろん拙者はそんな事はお構い無し!上がってみれば、スコアが同じでもハンディの差で予選通過!などという“姑息”な展開を得意としておるのですな。(笑)その“標的”が今年は前田社長と来たものですから、“へっへっへ!”になるのも仕方がございません。なにしろ前田社長は“あのクラスター爆弾”にさえ気をつけていれば平気なのですから。

ところが!予選の3日前に『盛さん!加賀屋ゴルフの前田でございます!』相変わらず異常に高いテンションでのお電話ですな。「ん、なにぃ?当日の握りの相談かぁ?」・・・・いや違いましたな。“電話お悩み相談室”でございます。『かくかくしかじか!』「ふむふむなるほど!」拙者が前田社長に贈りました言葉は「わかった!すべて包み隠さず話して、正直者になりましょう!それが人の道だわな!」別に前田社長が“ヒドいこと”をしている訳ではないのですが、そんな言葉を差し上げた次第でございます。『では、盛さん!必ず土曜日の午前中にご連絡をいたします!では!失礼いたします!加賀屋の前田でした!』最後までそのテンションは落ちることなく、拙者の耳には除夜の鐘のように余韻が残るのでございました。はい。

で、その土曜日の午前9時40分『盛さん!加賀屋の前田でございます!ん大変申し訳ございませんが・・・!』さすが!前田社長!約束はきっちりと守る男です。そしてきっちりと“欠場”のお知らせですな。だ〜〜〜!拙者の“目標物”が〜〜〜!そして拙者の“クラスター爆弾”が〜〜〜!“寂寞”“非哀”“失望”“無情”。そのような言葉が拙者のアタマを駆け巡ったことは言うまでもございませんな。すなわちマラソンの“ラビット”や、競輪の“トップ引き”を失ったようなものでございますから・・・。そのような打算的な悲しみを背負っての出場となりましたな。

22日当日は、“大雨”の天気予報にもかかわらず、午前中はまったく降られず。しかしながら“寂寞の男”は15、16とアホな素ダボで7オーバーでの18番。「まぁ、このホールはパーでいいベ。43なら後半も戦えるわな。」しかし!オナーの拙者は、まさかの左に竜巻球!「だ〜〜!信吾の十八番が乗り移ったかぁ!それとも“呪い”なのかぁ!」“悲哀”と“失望”と“無情”が一度に押し寄せてきたことは言うまでもございません。打ち直した後のアプが、シャンク!“合掌!”の7叩きですな。しかし生来のノー天気男は「後半は37でギリギリ予選通過だわい。」などとあらぬ妄想で自信満々ですな。なぜかビールも美味しくいただきましたぞ!

後半アウトコースは、出だしでいきなりボギーですが「おぅ、後パープレーで大丈夫だな!」何の根拠もございませんな。2番ホールは、前の組の皆さんのホールアウトをお待ちした挙げ句「どわ〜〜〜!」拙者のボールは右の斜面に落下してゆくのでしたな。キャディのTちゃんと「ありゃダメだな。」間髪入れず『ハイ。(沈黙)』暫定球を打った後、右の斜面にご訪問いたしますと!こういう時に限って“しっかりと”ラフが刈られているのは、皆様の想像通りでございます。「はいっ!降参です!」このホールも7です。ショートホールふたつで8オーバーでは、いくら何でも“白旗”ですな。

その後は地味にホールを消化し、後半は44。前半の47とあわせて91回。大惨敗でございましたぞ!信吾君、欠場はいいんだけど遠くから“竜巻球の呪い”をかけるのは感心しませんぞ!救いはBUNちゃんが!あのBUNちゃんが!予選2位で通過したことですな!おめでとう!BUNちゃん!でも精神的にダメダメだから・・・期待はいたしません。(笑)ご自身に過度な期待を抱かず、フツーに遊んでいらっしゃいな!拙者からの贈る言葉は「テキトーにやっときな!」ですな。わっはっはっは!

次の日曜日は、こんなこともあろうかとダブルブッキング(笑)しておいた山田GCの月例でございます。カレドニアンの理事長杯グロス70トップ通過の“あのAさん”と泥仕合をいたして参るつもりでございます。前田社長!ホントにもう“遠くからの竜巻球の呪い”はやめてくだされ!拙者は“気ままな丸ごとバナナ”や“クラスター爆弾”だけで充分でございます!ではまた次回のモリゾー通信でお会いいたしましょう!