京カンの教官 目土盛造

モリゾー通信/

リハビリ終了っ!今年も“ガツン!”とね!

2008.06.02

リハビリ終了っ!今年も“ガツン!”とね!
ここのところ週末の天候が思わしくございませんが、皆様めげずにゴルフをなさっていらっしゃいますか?拙者は先日、山田GCの月例で「いっや〜!スゴい雨ですねぇ。Aさん?」などと申したところ『盛さん、こんな雨はスコットランドの人に言わせたら“いっや〜いい天気だね。雨も濡れるにはちょうどいい降り具合(けっこう土砂降り)だし、なにより風がひとつもない(かなり強い風が吹いておりますな)よ!”なんてとこでしょう。楽しく競技に精進いたしましょう。』齢60をお越えになっているAさんのお言葉に「おっしゃる通り!よ〜し!張り切ってまいりましょう!」

意を決した拙者、ぐしょぐしょのフェアウェイをものともせず、パー、バーディー、パー、パー、パーの好スタート。同判競技者は、さすがのAさん39、シニアチャンピオンのSさん40、そして拙者は尻すぼみの41でしたが、雨もまた良いものであると、先輩諸兄から教わりましたな。しかし、しかし、その後も雨は降り続きグリーン状もグズグズ!ハーフの休息をしていたら、キャディマスターがいらして『あの〜大変申し訳ございませんが、この悪天候で競技は中止という事で・・・。皆様方には深く“合掌!”いたします!(笑)競技フィーはいただきませんので、後はお好きなようになさってください。ハイ!』そ、そんな軟弱な〜〜〜!

リハビリももう“太鼓判”で終了しつつある拙者でありましたが、泣く子とお天道様には勝てませんな。仕方が無いので『盛さん!それではベストでもやりましょう!』というSさんとAさんのお誘いに乗り、後半戦はもうお一方のYさんも交えての“アホでシビアな戦い”ですな。積もりに積もった“お宝”をゲットした拙者にAさん、Sさん、口を揃えて『盛さん!あんたもうすっかりリハビリ終了だわ!ええ加減にしなさい!』みなさま、本当に申し訳ございませんでした。しかし“お宝”は神様の思し召し。盛造、まったく反省しておりません。またのお越しをお待ち申し上げております。わっはっは!

さてそんな事もございましたその翌週、今度は京カンのA月例に参戦ですな。拙者、頸椎リハビリで久しぶりの出場です。前日の大雨とは打って変わり、爽やかな青空が広がる日曜日の芝山です。スタート時間は最終の9時。いつも早い時間に出ておりますので、当然の事ながら7時過ぎにはゴルフ場に到着ですな。今回は、リハビリ後どのくらい回復したかを見るのが主題ですので、いつもと違い“真面目ゴルファー”で参りましょう!練習場で軽くワンコイン汗を流しましたな。しかし先ほど練習をご一緒いたしておった、本日の同判競技者“クラブ対抗の鬼”F君と、“JGAハンディの鬼”Y君のお姿を見失いましたぞ!い、一体いずこへ行かれたのか〜〜〜?

おりました!もちろん朝のレストランでございます。F君は“オンザロック”を、Y君は“グリーンティー割”を。それぞれ美味しそうにたしなまれておりますな。(最悪!)「おはよ〜!お前ら、なに飲んでんだよ〜!チッ!しょーがねえなぁ。・・・すみません。拙者に“サッポロ”くださいな。」まさに“最悪!”を絵に描いたようですな。朝から、それも競技だというのに“アホでマヌケな赤鬼三人衆”の出来上がりですな。パター練習もそこそこに、10番からのティーオフです。

今日のキャデイさんは、またまた拙者の“一番キャディ”Aさんですぞ!もう本当にいつもいつもお世話になります!Aさんはいつも密やかに『盛さん!頑張れ!切れちゃダメだぞ!』と励ましてくださる最高のキャディさんです。今日は頑張りますぜ!Aさん!
久しぶりの競技ですが、競技委員のMさんも『盛さん、この組は何も言わなくてもいいね。』で、緊張感ゼロからのスタートですな。拙者のティーショットは少しだけフケての右ラフにランディングです。しかしながら、まずまずの飛距離で残り130ヤードを9番アイアン。いい感触でピン左を指したボールは、『あ、盛さん、オレ右ラフの芝ですが、どもすいません。盛さんのボールですが、少しだけ噛ませていただきまして“フライヤー”にしておきました。ホントにどもすいません!』「おめえ!マジかよ!?」ピン奥15メートルにオンですな。ファーストパットは3メーターオーバー。「だ〜〜〜!」ですな。しかしながらいやらしいフックラインを沈めて“ナイスパー!“ですな。「お?テークバックを小さくしたパッティングはいいかも!」実は練習グリーンで、小さなテークバックでしっかりヒットするパッティングを練習しておったのですな。ゴルフはなによりショートゲームが重要。とりわけパッティングが最重要です。最近“チビリ”のパットしか打てなかった拙者の苦肉の策でもありましたな。(笑)まぁ“勝てば官軍”“入ればオッケー”ですな。

11番ショートは赤鬼1号2号の“最悪のスリーパット”を横目に、フツーに2パット。リハビリ中“ボールを打たないトレーニング”と称して、バット素振りを取り入れたせいかショットも堅実で、12番もパーオンパー。13番も入れ頃外し頃を放り込んでのボギーでしのぎますな。しかし!“久しぶり”の勘の悪さで14番で残り90ヤードからダフりの“鯉のえさ”。さらに15番もダボにしてしまいましたな。6ホールで6オーバー。「これじゃぁダメだっぺ!」そこに現れた“スーパーな救世主”キャディのAさん『盛さん、頑張れ!あきらめちゃダメよ!』「あざっす!頑張ります!」残り3ホールはすべて根性のパーに納め、前半は42回。リハビリ後初の競技でこれなら上出来でありますな。しかし2時間40分のハーフは疲れますな。こらこら!ここのところいい気になって詰め込み過ぎじゃないのかな?S支配人!

ハーフの休息は、もうすでに圏外に去っていった“悲しいクラブ対抗の鬼”や“無理しちゃダメよ!のJGAハンディキャップの鬼”のお二方と、再び“赤鬼三人衆”の結成です。これであのSちゃんがご一緒していたら、とんでもない事になっていたかもしれませんな。わっはっははは!

後半はF君の豪快なOBから始まりましたが、拙者の1番のセカンドは1メートルのベタピン。『盛さん、左カップの内側だよ!』のAさんの完璧なライン読みを膨らませ過ぎてのパー。リハビリ中でなくてもの“弱いアタマ”大炸裂ですな。2番をボギーとするものの、3、4、5番ときちんとパー。ところが6、7番で連続ダボのお粗末。と、ここでまたまた『盛さん、頑張れ!絶対にあきらめちゃダメだよ!』のAさんのお言葉が。(ありがたいですなぁ。しみじみ。)8番は、カートパスを“活用”してのスーパードライブと、しょーもないサードショットで残した“地面しか無いラフ”からの『ナイス!よく打ちました!』というF君からのお褒めをいただいたスーパーアプでパー。最終9番は、少しふけたドライバーが右フェアウェイにしがみつき、Y君が離した二匹の亀のうちの一匹(興毅と大毅という名前がついております。あの亀はどちらだったのでしょう?)を見ながらのセカンドをとりあえずグリーンオン!長〜いバーディパットは、もうまぐれ以外の何ものでもなく10センチに。後半は41回。計83回は、「んよっし!今年もまたまた頑張るぞい!」という“リハビリ終了の合図!”と勝手に思っておりますぞ!このリハビリ後初競技を支えてくださった、心やさしい同判競技者のF君、S君、そしてなにより拙者の心の支え!キャディのAさん、盛造こころより感謝いたしておりますぞ!

しかしながら後半かかったお時間は3時間15分。拙者たちインからの最終組が上がっても、なんと!アウトからのパーティーはまだ2組が上がっておりませんでしたな。“信じられな〜〜〜い!”昨今は早朝やら薄暮やらで、異常に組数を入れております。昔のようにしろとは申しませんが、もっとマーシャルを頻繁に出すとか、スロープレーの啓発活動を行うとか、いろいろ方策があると思いますぞ!これはゴルフ場全体で考えなければならない問題でありましょう。皆の衆もよりよいご意見がございましたら、当加賀屋ゴルフのサイト宛、ぜひお寄せくださいますようお願いいたしますぞ!。

次回は22日に開催される今年初めてのボード競技、京カン理事長杯予選でお目にかかりましょう!皆様、梅雨入りなどものともせずに、楽しいゴルフライフをお送りくだされ!