モリゾー通信

モリゾー通信/

ホントに"カリスマ"は存在するのね!(笑)

2008.03.28

皆々様、大変ご無沙汰いたしまして申し訳ございませぬ。目土盛造でございます。季節や良し!桜も儚くも可憐な花びらを満開にし、すっかり春めいてまいりましたな。皆様のゴルフライフに幸あれと願っておりますぞ!

しかしながら拙者、本来ならば"アホの殿堂/モリゾー通信"など書けやせぬ事態に陥っておったのですが、素敵なこの春の到来とともにこうしてまたまた駄文をしたためることができ感謝感激でございます。
なぜ"書けやせぬ事態"であったかというと申しますと、話せば長いのですが、暮れから3月にかけて大変忙しい日々を送っておった拙者に降り掛かった"最悪な"出来事を今回はしたためることにいたしましょう。

3月5日、拙者地方での撮影に意気揚々と出発いたしました。ロケ用のクルマを「へっへっへ!今日も"いい仕事"さしてもらいますぜ!待ってろ!かわいいモデル達よ!愛しいカメラクルーよ!」とハンドルを握り、いざ地方巡業へゴー!ですな。しかし・・・どうも右肩甲骨の"天使の羽"(え?拙者に"天使の羽"は似合わないって?)辺りに差し込むような痛みが走るのです。「ま、大丈夫だべ。オラも身体は意外に丈夫だからな。今日から3日間、ガツン!と頑張っていい仕事しまっせ!」現地に着いて嵐のようなストレッチで身体をほぐすと、ビッシ!ビッシ!とスタッフに指示を出し、モデルを笑わせ、さらにロケハンと休む間もなく1日目の終了ですな。ところが来ましたな。え?何がって?もちろん、十数年前からの古傷頸椎から来る右肩、右腕、右腰の"痺れ"がですな。いやはや今回はかなりの重症ですぞ!その日はもちろん、翌日もその次の日もひたすらの"痺れ"と"痛み"との戦いですな。急遽親友のS君に電話をし「おまえさぁ、前言ってたあの"カリスマ整体師"の先生紹介してくれい!」『おぉ、ちょうどよかった!次の日曜に神宮に来るから予約しといてやるよ!』持つべきものは友人ですな。

撮影も終了し、這々の体でクルマを運転しオフィスに帰還したのですが、金曜の朝目覚めると「う、動けない!こりゃいかん!」右肩も右腕も右腰も"痺れまくり〜〜〜ン!"状態ですな。笑い事ではございません。"カリスマ整体師"にお会いする前に壊れてしまいそうです。「仕方がねえ。いつものS先生に診てもらうことにするべえ。」オフィスの近所の診療所に"爺ちゃん歩き"でゴー!ですな。(実に情けない)診療所に到着するなり、美しい看護婦さんが『目土さん、今日は"またまた"どこかお悪くされましたか?』「はい?いくら何でも"またまた"はないでしょう(笑)この爺ちゃん歩きを見ればお分かりいただけるでしょ?ね!ね!ね!」『はいはい。またやらかしたんですね。それではお待ちくださいね。』待つこと数分後、いつものS先生のご登場ですな。こちらの先生は拙者がお伺いする度『目土さん、ゴルフの調子はいかがですか?僕はいっつもラウンドするたびにシャンクが出て止まらないんですよ。今度教えてくださいよ!ね!いいでしょ、ねっ!』という治療よりもゴルフを優先する"ナイスな先生"なのですな。『で、今日はまたどうなさいましたか?』「は、はい。"爺ちゃん歩き"ですぅ。」『んじゃ、はいレントゲンね。』身体の四方八方からエックス線を当てられ"撮影終了"です。『あぁ、こりゃひどいねえ。頸椎変形症だわ。とりあえず牽引やっときますか。』毎度の理学療法ですが、こいつは効きません。(S先生ごめんなさい)痛み止めの薬などいただき、家路につくもクルマの運転で脂汗です。ベッドに横になってじっとじっとじっとじっと(しつこい?)土曜日もゴルフお休み、さらにじっとじっと臥せっていたところ、日曜日に"またまた"事件勃発ですな。脂汗でクルマを運転し(笑)実家への往復ですな。当然のことながら"カリスマ整体師"はキャンセル。トホホですな。

翌週すぐに"カリスマ整体師"Y先生にご連絡し、「あの〜すみません。"爺ちゃん歩き"なのですが一番早い予約をお願いします。」『はい、それでは一番早くて金曜日になりますがよろしいですか?』「へ、へへ〜〜〜っ。お願いしますだ。お代官さま〜〜〜っ。」『それでは金曜日の2時にお待ちしております。お大事にどうぞ。』ますます痺れはひどくなり、握力はいつも52キロほどなのに27キロに落ち、ほぼ歩行困難な状況でその日を待つのでしたな。はい。

「もうどうにでもして!」という最悪の状態で迎えた金曜日の昼。京カンの親友K君が、雨のそぼ降る中ステキな愛車でオフィスに来てくださいました。ご自身のお仕事も顧みず、ホントに良い方ですな。ありがとうございます。K君。痛む右半身を庇いながらK君のクルマに乗り、一路御殿場の"カリスマ整体師"Yさんのもとへ出発!「そっと運転してね。そっとね。」とあからさまな我がままを言い放ちつつ、小一時間ほどで小山町のY先生のところに到着ですな。少し時間がありましたので「そこのひなびた蕎麦屋で飯でも食う?」昼下がりの50歳過ぎの男二人連れは、○○庵という(名前を失念!)川沿いのお蕎麦屋さんで天ザルを注文。拙者は座るのも上手にできず、ヨレヨレでの昼食ですな。しかし、あそこの蕎麦はうまかったなぁ。ね!K君!

さあ、いよいよY先生の元ですな。親友S君のお話では『すげえ乱暴な印象で、あの演歌の大御所にそっくりだけど絶対治るから信じて任せてみな!』ということでしたが、お会いしてみてまさに"その通り!"大御所にそっくりですな。(笑)さっそく拙者の症状を効き、開口一番!『よし!今日は必ず治してやるから安心してな!』力強いお言葉が!もう拙者は"まな板の上の鯉"状態で「はいよ〜〜〜!も〜どうにでもしてちょうだいな。あたしゃぁ、すっかりあんたのものだよ。」と診察台の上の人なのでしたな。『目土さん、ここ、ここが痛いでしょ?』返事をする間もなく『んよし!少し痛いけど我慢して!・・・んす〜〜〜〜!は〜〜〜〜〜!』まるでカンフーのような雄叫びの後、"バキバキ!ボキボキ!グワッキッ〜〜〜〜!"拙者の首の4カ所に凄まじい一撃をくださるのですな。「ひえ〜〜〜〜!」『んよし!次はここだ!』"バキバキ!メキメキ!"間髪入れずの次の一撃は背骨ですな。再びの「ひえ〜〜〜〜!」最後のとどめは『目土さん、ゴルフやるでしょう?この右腕詰まりに詰まってるね。オラ、よいしょっ!』"メリメリ!ボキボキ!"『ん!よし!きれいにハマった!』その後凄まじく冷たい"冷却"を施され、さらに体中がほぐれまくるマッサージベッドで"揉みほぐし"を受け、『さぁもういいよ!立ってみな!』

す、すごい!すご過ぎる!一時間前までまともに歩行すらできなかった拙者が、ベッドからすんなりと降りフツーに歩けたのですな。しかもあれほど痛かった右半身が、痛くも痒くもないではありませんか!『どう?目土さん。』「先生、どこも痛くないです!しかも痺れもなくなりました!」『よかった!よかった!明日からゴルフしてもいいよ!』またまた「ひえ〜〜〜〜!」ですな。いやはや拙者、生まれて初めて整体というものを受けたのですが"神の手"というものを信じましたぞ!Y先生本当にありがとうございました。そして、お忙しいのに、快く遠い送迎をしてくださったK君!感謝感激でございます!目土盛造、生き返りましたぞ!え?生き返らずにそのままジッとしていた方が人の為ですと?!

その後の経過も素晴らしく、半分になった握力も必死のリハビリでだいぶ回復いたしました。ただ、施術後二日目の山田GCでもリハビリゴルフは、左手のスピードに右手がついていかず"打てば左手一本!"の状態で、ドライバーの飛距離は200ヤード弱。155ヤードを4番アイアンの"マンブリ"でようやくの悲惨さで、研修生の方々に『盛さん、あんまり無理しないでくださいよ!シーズンはまだ始まったばかりなんですから!』などと言われておりましたな。(笑)しかし先週の京カンリハビリゴルフでは、徐々に飛距離も回復!14番でバーディーなど「お!意外に戻るの早いなぁ!」と思った拙者でございます。が、やはり寄る年並には勝てませんな。これからは節制して(ウソ!)徐々に壊れ行く"部品"を慈しみながら、楽しいゴルフに精進いたすつもりですぞ。

しかしY先生!"すご過ぎ!"ですぞ!驚きと感動の嵐でした!
「ホントにカリスマって存在するのね!」
久方ぶりの"モリゾー・ビックリ通信"でした。

さてと、身体をいたわりつつこれからのハイシーズン"まだまだやれる"ゴルフに邁進しましょうかね!では、また次回の"モリゾー通信"でお目にかかりましょう!あ!信吾君、Y先生紹介しようか?ワハハ!