モリゾー通信

モリゾー通信/

今年の競技の締めくくり

2007.10.22

アメリカ大リーグは、今日が天王山。松坂、岡島のレッドソックスがインディアンスとの第7戦。リーグ優勝決定戦ですな。シーズン後半からあまりさえが無くなってきた松坂大輔くんと、コンスタントな投球でセットアッパーとしての地位を築いた岡島秀樹くんに、ぜひ“日本人ピッチャーの素晴らしさ”を披露してほしいものですな。このモリゾー通信がアップされる頃には勝負が決まっていることでしょうが、勝っても負けても気持ちのいい全力プレーをしてほしいと思っておりますぞ!

さて拙者はと申せば、いよいよ今年最後のクラブ公式競技“山田ゴルフクラブ2007年理事長杯”ですな。最近歳のせいか、季節の変わり目にしばしば体調不良に陥る拙者ですが、今回もその例に漏れず先週の予選の後「ん〜ん。なんだか身体がダリ〜なぁ。」と言っておりますと・・・またまた“例の知恵熱(笑)”が〜っ!さらにこんな時に限って仕事の方も大忙し!で、思わず前田社長に「信吾〜っ!オレさぁモリゾー通信、来週まとめて書くわ!悪いなぁ。」
間髪を入れず『盛さん!加賀屋の前田信吾です!(これは前田社長の“お約束”ですな。なぜフルネームでお電話をくださるのか、いまだに理解出来ない拙者ですな。わっはっは!)体調が悪い時に、そんなこと気になさらないでください!いつでもいいんですよ!モリゾー通信は“月刊”でいいんですから!』ゴルフで握っている時とはまったく違う“やさしい男”の登場ですな。あの“サオイチ”の時の無慈悲で節操のない表情(前田社長本人は『盛さん、僕そんな顔してませんから!』とおっしゃるでしょうが、拙者はそんな言葉は受け付けませんな。)とはまったく違う「オマエ!やればできんじゃん!ったくぅ“いい奴”だぜ!」ですな。

そんな前田社長のやさしさに甘えての“モリゾー今年の競技の締めくくり”ですな。結論から申しますと“あいも変わらぬ詰めの甘さよ!”でございましたが、今年最後の公式競技を楽しみながら真剣に戦ってまいりましたぞ!

予選は23名参加のベスト8取り。アンダーハンディ競技ですので、まぁそんなに大叩きしなければ通過すると思っておりましたな。出だしから3連続ボギーの後、パーとボギーを出たり入ったり。結局43/43の86。ネット76の4オーバーでしたな。当日の山田ゴルフクラブは、エアレーションをしていたにもかかわらずグリーンは“超高速のバカッ速!”前日に我が京カンでプレーしていた拙者が対応出来る訳もなく、パット数は37パット。それでもトップとは2ストローク差の2位タイ通過ですな。「よし、これならベストポジションだぜ。今年最後の公式競技だし、んよ〜し!今回は絶対に勝つ!しかもぶっちぎり!で勝つ!勝つって言ったら勝つ!」という“あからさまな入れ込みモード”に突入しましたぞ!(明らかにあまりアタマの良い人間ではありませんな。)

決勝当日は10月21日。雲ひとつない晴天のもと(またまた言い訳がききませんな。とほほ。)選ばれし8名による決勝戦ですな。拙者は最終組。同判競技者はトップ通過のYさん。そして拙者とタイスコアのHさんとKさん。
1番565ヤード池越えのロング。まずYさんが『うへ〜足が震えてるよ!』と言いつつの右ラフへのティーショット。続くHさんは左OB方向へ“あの竜巻球”が!そしてクラチャン予選でもご一緒したKさんはフェアウェイ真ん中へナイスショット!最後の拙者はフェアウェイ左サイドに、これまたナイスショット!まず無難なスタートですな。ところが!Yさんのセカンドが右へOB!さらにグリーン上でパットのアドレスに入ったところでボールが動きの、なんとYさん10たたき!いきなりの“撃沈”ですな。拙者はと言えば、3打目をグリーン左ラフへ外しの4打目アプを大ショート!しかもそこから4パットのおまけ付きでなんと8!とことん“付き合いのいい男”でございます。一体これで大丈夫なのか?と思いつつの2、3番ではふつうにパーが来たのですが、4番2メートルを入れられずのボギーとすると、5番はフェアウェイ真ん中の大木に“セカンド・ガツン!”でダボ!さらに7番では“お池にジャブン!”でダボの上乗せ。ボロボロですな。(泣)9番までで10オーバーです。Yさんは怒濤の15オーバー。Hさんは6、Kさんは9オーバーと「オイオイ、みんなこれからどうするよ?えっ、どうすんのよ?」状態ですな。

朝からスルーの競技ですから、10番もスループレーにご協力くださったたくさんの来場ゴルファーの皆さんの目の前でのティーショットですな。もう拙者はすっかり開き直ってのドライバーで、きれいに左フェアウェイですな。Yさんは『久しぶりの50たたきですわ。去年もトップ通過でこんなでしたぁ。』の“泣き”が入りますな。(笑)
10番無難に3オン2パットのパー。続く11番ミドルでのセカンドがガードバンカーの土手から戻る不運でボギー。さらに12番ショートではアプローチがピンに蹴られるも、その80センチを入れられずにボギーですな。13番では寄せワンのナイスパーを拾うも、その後鳴かず飛ばずで最終ホール。すでに16オーバーですな。「こりゃぁもうあかんわな。」と言うすでに“脱力状態”でのティーショットは“本日一番!”の美しいドローボールがど真ん中に!セカンドもアゲンストのなか、5番アイアンを一閃!ピンに絡むナイスアプローチですな。しかし当然のことのように、5メートルを1メートルオーバーですな。『触るだけ。ホント、触るだけよ!それ以上なにかしたら、もうホントに知らないから!』の返しを必死で入れての88回。予選決勝通じての合計が10オーバーの154回ですな。同判競技者の方々はと申しますと『いっや〜、毎年これじゃやってらんないなぁ(泣)』のYさんは、アベベ・ビキラに2キロも離された東京オリンピックの日本選手状態ですし、Kさんも拙者と同スコア。ただ一人健闘なさったのは『いっや〜僕、ホントにプレッシャーに弱いんですよ。なにか付ける薬でもありませんかね?』の若いHさんが151でトップタイ。やりましたな!Hさん!

スコア提出所の前で「お疲れっした!またご一緒しましょう!」のご挨拶をしていると『それでは、優勝決定戦と3位決定戦はサドンデスのプレーオフにいたしますので、選手はそれぞれお待ちください。』との競技委員さんのお言葉が。「なんじゃ、それ?」とタイスコアのKさんと顔を見合わせ「でも面白いからもう少し一緒にやりましょう!ははは!」と言っていたら、3分後『え〜3位決定戦はめんどくさいから(そうは言っておりませんでしたが。ワハハハ!)
町内会のコンペと同様(そうも言ってはおりませんでした。)ハンディ上位の方を3位にします!』ですと!Kさんは8、拙者は10。結局4位ということになってしまいましたな。む、無念じゃぁ!これで“地元のスーパーローカル新聞”・千葉日報(*注)に掲載されなくなるのは火を見るよりも明らか。(笑)
* 注:今年はクラチャンで拙者の名前が出ていたのですな。実業団バリバリのSチャンやOさん、さらにはシニア常連のKさん等、京カンの常連の皆様もよく出ておりますな。ちなみに京カンの競技結果は出ていないのが残念ですぞ。

結局プレーオフは“ほとんどプロ(笑)”のS君が、初球OBで『オレ、もう負けだわ!』と覚悟したにもかかわらず、拙者と一緒に回られたHさんのプレッシャー病に助けられ(笑)ダボ対トリの史上まれに見る“泥仕合”の挙げ句優勝なさいました。(大笑)当然表彰式は、まれに見る“大盛り上がり”になったことは言うまでもありませんな。

しかし今年の拙者は、京カンのクラチャン大惨敗を除けば4つのうち3つの公式競技に決勝進出。かなり楽しい一年を過ごすことが出来ました。アマチュアゴルフは、やはり“楽しく、真剣に”がなによりも一番だと思いましたな!来年は56歳になってしまいますが、まだまだ「若いもんには負けん!」精神で、来年も競技ゴルフに邁進しようと思っております。皆様も拙者と一緒に“楽しく、真剣に。”ゴルフをしてまいりましょう!では、また次回“モリゾー通信”でお目にかかりましょう!