モリゾー通信

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2007年理事長杯(ゴルフ日記風)

2007.06.06

梅雨にはまだ少し早く、薫風香るステキなゴルフの季節です。皆様も楽しくステキなゴルフライフをお送りのことと存じます。
目土盛造、今回は先頃行われました2007年理事長杯について書き連ねてまいろうと思っておりますぞ!ただ、ふつうに書いては“皆様に申し訳ない!”ので、今回は“特別版”といたしまして、前田社長の「ゴルフ日記」風に書いてみようと存じますな。

今日は理事長杯決勝の日である。私はトップと2打差の7時37分、最終組のひとつ前からのスタートである。(ここまでしか真似が出来ません。すみません!やはりゴルフ日記はすごいですな!)
6時45分には京カンの打球場に到着。マスター室で購入したコインを入れてふと辺りを見回すと、「いるわ!いるわ!」皆さん大変熱心でありますな。トップで最終組スタートの還暦のOさんが、不思議なスイングでばっしばっし打っているかと思えば、おっや〜!そこにいるのは前田社長ではございませんか?拙者と親友のF君、すかさず「信吾〜!なに入れ込んでんだよ〜!大丈夫かよ?」そのとき前田社長は少しも騒がず『今日は優勝を狙っています!』ときっぱり!日頃の前田社長の行動とはまったく違う空気が・・・う〜ん、なんだか鬼気迫るものがありますな。
それはそれとして、拙者も密かに優勝を狙っておったのですな。(笑)前日はお風呂に入りながら“優勝スピーチ”を練習しておりましたのがその証でございます。まぁ、はっきり申し上げて“バカ”ですな。

1番417yミドルから、いよいよのスタートですぞ!
まず、オナーのF君がよろけながらのスライスでも“さすが!”のフェアウェイですな。続く同判競技者は、千葉県警の誇る警視のYさんですな。このかたは、いつもニコニコなさっていてとても“あちら(どっち?)方面”の方とは思えません。こちらは、チョイとふかして右のラフですな。お二方ともまずまずの“ナイスショット!”さて、しんがり(今日はスリーバッグです)の拙者は、先月から新調したヤマハのインプレスにディアマナの白を装着した“盛造スペシャル”のドライバーです。緊張しつつも“他人に見られるのが大好き”な拙者のボールもフェアウェイ左サイドを捉えましたぞ!まずは3人とも無難なスタートです。
セカンドショットはだいぶ噛んでしまい、右バンカー手前に外しアプも寄らずのボギー発進です。F君はカラーから四つもかかり、痛恨のダボですな。
2番180yショートは、4アイアンでピンまっしぐら!しかしキャリーでピンをオーバーの8メートル。先に打ったF君が「あっちゃ〜!」のまさかの4パット!それを見ていた拙者も打てずにただのパーですな。Yさんは1番2番と難なくパーで、好調ですな。
3番535yロングは、ティーショットがバンカー手前のいい位置から、セカンドは2段目の排水溝の中。残りが155ヤードですな。マーカーのF君にお断りしてのドロップが「ぐわ〜っ!へ、下手過ぎる〜っ!」で思いっきりのディボットの中に沈没ですな。泣きながらのサードショットは6アイアンでのパンチショット。うまく打ったものの、手前のラフ。そこから上手なアプで1メートルに寄せるもかすりもせず。(どう?ゴルフ日記みたいでしょ?)
ここでYさんは見事なバーディ!一つへこませましたぞ!
4番342yミドルは先っぽに当たるもフェアウェイのセンター好位置をキープ。サンドのセカンドを軽く打ち過ぎ、辛うじて池を越えた赤線内。アプはまずまずの1メートルを真ん中から入れる。今日の目標は2ホールで1オーバーであるから、まずまずの出だしであろう。Yさんはセカンド20センチのスーパーショットで連続バーディー。一躍優勝候補に名乗りを挙げる。しかし“持ち前”の気の弱さから(笑)『盛さん、僕、どっかでやらかしちゃいそうです〜!』との可愛らしい声を上げておりましたな。
5番215yショートは一番距離も正確さも必要な左のピン位置。拙者の3ウッドは若干グリーン左下のラフに。逆目のラフはちと厄介ですな。ここからロブで1、5メートルにつけるも読み通りのパターがかすりもせず。
6番413yミドルは、出ました!皆様お待ちかねの“竜巻球”が!(笑)隣り8番のフェアウェイに!よせばいいのにスタイミーを構わず3ウッドで低球に挑戦がとんでもないことに・・・。結局5オンの後の下り1メートルがなぜかカップの手前5ミリで止まり(お、遅過ぎる〜!もうやだ!こんなグリーン!)撃沈のトリプルですな。
Yさんもダボダボと続き、徐々にジャブが効いているもよう。大丈夫だよ!Yちゃん!頑張りな!
7番433yミドルは完璧なティーショットがフェアウェイ右サイドに。しかし6番を引きずっている拙者のセカンドは右バンカーの縁に。2メートルを入れられず。
8番531yロングに来ても6番をいまだ引きずりの“竜巻球”!林から林からまた林からで、終戦のダボですな。ここまで9オーバー。奇跡が起こらない限り挽回は無理ですな。Yさんは4オーバー、F君は拙者と同じ9オーバー。プライベートなら投げてしまうところですが、まだまだYさんの勝ち目があります。ここはひとつ投げずにこちらも頑張ろうと思いましたな。
9番371yミドルでは、本日一緒に開催されているB月例の方々とも遭遇。『盛ちゃ〜ん!どうよ?頑張れよ〜!』といった励ましのお言葉などいただきつつのティーショットは左バンカーとバンカーの間のラフにランディング。8アイアンでのセカンドはピン真っすぐに飛んだのですが、そこは四畳半。3ヤード手前に落ちたボールはトロトロとピンから遠ざかるのですな。7メートルを2パットでパーの45回。

拙者達のパーティは「まぁ、いいかぁ!後半も投げずに頑張っていこうぜ!」で、小ビールとカツサンドで乾杯ですな!お隣のテーブルでは1組前の皆様が楽しそうですな。前半39と素晴らしいスコアのMさんは、おとなしくランチを食していらっしゃいましたが、SちゃんとTさんの“堀部安兵衛二人組”はグイグイとお酒を召し上がっておりますな。徐々に盛り上がってきたところで(笑)拙者達のテーブルにお二人を招き入れ、昼下がりの酒宴の“完成っ!”ですな。『公式競技中に何たること!』とのお叱りを受けそうですが、これもクラブ競技の“お楽しみ”としてお許しくだされ!
しかし、後続の最終組が来ません。10分、15分、20分・・・「信吾、ボコボコで泣いて帰ってきてるんじゃねぇの?」という一同の思惑をよそに、30分後上がってまいりましたぞ!しかも恐ろしいくらいにおとなしい!「これは一体どういうことぞ?」
そっとインタビューしてみましたら『ぼくは38です。』ですと!いやはや、朝の練習場からの意気込みそのままに“勝つ気むき出し““緊張感丸出し”(笑)ですな。しかし、もう少しゆとりが欲しいと思ったのは拙者だけではありますまい。信吾ちゃん、ご飯食べる時は笑顔でね!
といったランチタイムも終わり、後半のスタートですな。

10番387yミドルはティーショットが右ラフに。前上がりからのセカンドは左のラフに外しボギースタートですな。F君Yさんは軽くパーでスタートです。頑張ってほしいものです。いやいや拙者も頑張らなくては!
11番190yショートはピンが左手前にもかかわらず、右15メートルにオン。ここからのパットはまず寄りませんな。案の定2メートルショート。しかしこの下りフックラインをねじ込み、ナイスパー!ですな。
12番519yロングはティーショットがフェアウェイ右をヒット。まぁベスポジです。4アイアン9アイアンとつないだものの、奥のラフへオーバー。1メートルに寄せたものの入らず。
13番422yミドルはドライバーが“本日一番!”でフェアウェイの特設ティー手前。残り135yを8アイアンで“ピン筋”に。4メートルのバーディーパットは一度入ったように見えたボールがカップの縁に。「すいません!10秒待たせてください!」といったものの入る訳も無く残念パー。
14番345yミドルはティーショットがカートパスに当たり、左の斜面に落下!キャディのSちゃんが『盛さん!ありましたぁ!あ、あ〜っ!』の不気味な発言。行ってみると、“こ、こんなところに!一体どうして?どうしてなのよ〜!”状態のディボットの真ん中にすっぽりと収まっている拙者のボールが!仕方がありませんな。ここに打ってしまったのは拙者なのですから・・・。「ち、ちっくしょー!(小梅太夫風ね)こうなったら“かち上げ”で大ばくち!」意を決した拙者のボールはきれいにグリーン手前に。しかしながら寄らず入らず。
15番395yミドルのティーグラウンドで後続組を拝見すると、何やら前田社長の元気が・・・。どうやら“やらかして”しまっている模様ですな。ま、そんなことはお構い無しにティーショット!お約束の“竜巻球”で左のラフへ。バンカーの後方のラフなので、立木がスタイミーかと思ったら“ラッキー!”わずかにピンが見えるではございませぬか。7アイアンでグリーン左ラフへ。先に打ったF君のアプがだいぶ左に切れたことを見定めて、15yほどをうまく打つも1メートルを入れられず。ここまでですでに4オーバー。
あと3ホール。切れずに頑張ろうと心に誓う拙者なのでありました。
16番399yミドルはティーショットが右のラフへ。切れずに頑張る誓いをたてたばかりの拙者でしたが、生来の博打好きが災いしてか残り175yを4アイアンで強振!博打大成功!のピンまっしぐらのナイスオン!こらえましてのパーですな。ちなみに拙者より右にふかしたF君は隣ホールにレイアップして、後続組に不思議がられておりましたぞ。
17番521yロングは少し竜巻で左ラフ。木の根っこに鎮座した我がボールを6アイアンでレイアップ。アプは寄らずの無難な?パーですな。まぁ必死でこらえておりますです。ハイ。
さぁ最終18番190y谷越えのショートにやってまいりました。この谷には幾多の“兵どもの夢のあと”が落ちている名物ホールですな。ここで前の組と後ろの組に遭遇。さっそく“現状”を取材しますと前の組のMさんが4アンダー、後ろの組のOさんが2アンダー、そして前田社長はイーブンとのこと。拙者は3オーバーである。入賞はすでに無いものの、このホールでは“意地”を見せようと、7ウッドでピン左5メートルにオン。しかしこのバーディーパットは2メートルショート。“絶対入れたる!”という根性のパーパットを沈め、トータル3オーバーで、今年の理事長杯は終わったのでございます。同組のYさん、前の組のSちゃんと“スリーオーバー友の会”を結成し,6位か7位タイで(多分そうらしい)また来年を誓い合う拙者でございました。

この理事長杯にご尽力くださいました競技委員の方々、京カンスタッフの方々,本当にありがとうございました。
しかし、二日間をボール1個ずつで回れた自分自身を「なんだかうまくなったなぁ・・・。」と思う今年の理事長杯でございました。
前田社長,今回は残念でしたね。もう少し笑顔とゆとりを見せながらラウンドすれば,次に控えるクラチャンも戦えるかも知れませんぞ!わっはっは!
今回の“モリゾー通信”は“ゴルフ日記”風に仕上げてみましたが,正直疲れましたぞ!前田社長!あんたはえらいっ!
ではまた次回“モリゾー通信”でお会いしましょう!