京カンの教官 目土盛造

京カンの教官 目土盛造/

5番ホール

2006.02.01

昨年暮れの月例競技で、4番ホールを終了するかしないかという時に「あぁ・・・もう駄目!んっとうにこのままでは、大変なことになる〜ッ!」なぜならば、拙者猛烈にトイレに行きたかったのであります。すでに3番ホールでヨレヨレになりながら、必死でパーパットをねじ込み(もう足下はふらふら・・・まるでKO寸前のキックボクサー状態ですね)「んよ〜しっ!4番のティーショット打ったら絶対に5番の茶屋でうおりゃ〜っ!だな。うん!」と思いつつティーグラウンドに上がりますと、あれま不思議!それまで詰まっていた先行組がすでにグリーン上に!仕方が無いのでさくさくと打って5番ホールへの坂道を上り「この流れだったら、5番もガラガラで・・・よし!俺も日本男児!我慢して5番をホールアウトしてからしっかりと○○にいそしもうぞよ!」と、ところが〜っ!5番ホールは3組待ちの大渋滞!このままでは、死んだばあちゃんに顔向けができない“とんでもない事態”が訪れるのは自明の理。そこでピーンと来ました来ましたよ〜っ!5番ホールの裏手には、大洋緑化の作業事務所があるのです。(この裏技は“京カンの教官”だからこその技でございます。よいこのみんなは絶対にまねしないようにね!)一直線にゴー!「悪い悪い!ちょっとトイレ借りるよ!」言うや否や、返事も聞かずにトイレへ大爆走!勝手知ったる緑化の事務所は、最高でした!(笑)でも、そこからの残りホールは○○は止まったものの、ボギーがちっとも止まらない惨状になりました。(泣)“好事魔多し”とはこういうこと?
んな訳無いですね。
さて、ものすごく本題から外れてしまいましたが、ここ5番ホールは京カンでもっともいやらしいショートホールです。正面左にバンカー、右にもバンカー。しかしこのバンカーがくせ者なのじゃよ。左のバンカーはフッカフカの砂、右のバンカーは下がカッチカチ!グリーンは真ん中に“出島”がありますし、左の下とか、右の上にピンを切られるとパーをとるのが至難の業!拙者はこのホールを攻略するのが、アウトコースを攻略する為の第一関門と思っております。拙者の“最悪の経験”はクラチャン予選の時に、インコースからスタートしてここまで3オーバー。「これならもしかして楽勝?」と思っておったその矢先!ティーショットをこともあろうに、自分のカートに思い切り当てる“大ちょろ!”(当時はティーグラウンドの前方、大きな木の前あたりにカートをおいておりました。)このホールで「7」を打ちそのショックで残りホールをすべてボギーとし、その年の予選ははかなく終わったのでした。同伴競技者のSさんからは「盛ちゃん!本当に上手いのか下手なのか分かんねえ男だよなぁ、あんたは・・・」と言われる始末。Sさん!ここではっきり言っておきます!『正直言って、目土盛造!大変下手でございます。今後とも可愛がってあげて下さい!』
ま、5番ホールは売店の方向に打っておいて下さい。たとえピンがどこに切ってあったとしても!あとは「運が良ければパー!悪けりゃダボまで!」そーいういやらしいホールですね。皆様の武運長久をお祈りいたしますぞ!(笑)

さてさて、今回の“富里おすすめスポット”は行き帰りに必ず通るが、さっぱりわからない中華料理屋“桃李郷”296号線に面しているのに「気付かない」「入りにくい」「地味な店構え」と3拍子揃ったお店です。店主のAさんは、一見怖〜い印象のおっさんですが、話し込んでみると実に明るいいい男!一度など京カンのキャディーさん達との飲み会では、お店の紹興酒を全部飲み倒しても「あぁ大丈夫だよぉ!明日また仕入れればいいからよぉ!」と実におおらかな一面を披露して下さいました。ここのおすすめは、ひとえにスープがおいしいラーメンです。きれいに澄み切ったスープは、最後の一滴まで飲み干せる究極の逸品ですぞ!他にもさまざまな一品料理が盛りだくさん!普通にクルマを走らせていても、必ず見過ごすこの店にはぜひとも京カンにお泊まりの際、タクシーを呼んでから運転手さんに任せて行ってみて下さいね。ところで最近行ってないけど、Aさんまだちゃんと営業してる?(笑)