京カンの教官 目土盛造

京カンの教官 目土盛造/

18番ホール

2006.08.02

今年は長〜い梅雨で、ようやく梅雨明けしたのが8月になってしまいました。おかげで芝には"最悪"の状態が続いておりますな。知り合いのゴルフ場のキーパーさんたちにお伺いすると「いっや〜!盛さん、今年はねぇグリーンも思うように刈り込みができずに大苦戦ですよ!お客さんには申し訳ないけど、多少グリーンが遅くても我慢してやってくださいよ。」という有様です。京カントリークラブもその例に漏れず"超遅グリーン"がすっかり定番になってしまいましたな。このままず〜っと"超遅"という訳ではありませんという鎌仲キャディマスターの"力強い言葉"を信じて、昔ほどではないにしても「京カンのグリーンは早くて難しい。」という評判を取り戻していきたいと思っておりますぞ!まぁそのためにはまず、一にも二にもご自分のピッチマークは、ご自分でお直しになる"努力"を惜しまずにプレーなさることをお勧めいたしますぞ!

さて、いよいよ京カンのホームホール。最終18番ショートですな。
ここ18番はチャンピオンティーから184ヤードのショートホール。ティーグラウンドのすぐ下は"奈落の底"の深〜い谷。歴戦の強者どもの"悲しいボール"が累々と埋まっております。拙者のボールもずいぶんと谷の狭間に吸い込まれていったものです。先日も拙者の友人Tさんが2発放り込み、15番から必死でドーミーを耐えていた拙者を楽〜にしてくださいました。ありがとう!Iさん!いや、ありがとう!目の前の谷!おかげでまたまた戦利品を頂くことができました。(笑)まぁでもそんないいことばかりでもございませんで、拙者も月例競技で「お!今日は調子がいいぞ!もしかしたら、んふふふふ!」などと鼻歌気分で2発連発シャンク〜!「こりゃぁもしかしたら一生越えないかもしれんなぁ。」と泣きながら暫定球を打ったこともございました。
さて、このホールの攻め方ですが、調子がいい時ほどプレッシャーがかかりやすいホールですから、目線は遠くに置いてひとつ深呼吸でもしていただいて打たれるのが"コツ"といえましょう。
どこにピンが切ってあっても、右手前の花道を狙ってしっかりと振り抜くことが肝心ですな。以前は手前にバンカーがあり、そこからは少し寄せにくいとてもいいハザードでしたな。が、それも無くなり奥のラフ(ここから寄せるのは至難の技ですぞ!)にこぼすことが無ければ、すべて"グリーン上のパッティング勝負"になってしまいました。まぁすべてはティーショットにかかってくるホールですな。"平常心""不動心"と入ったものを試されるホールと言えましょう。ふだん通りのスイングができるよう、日頃からしっかり練習してくださるようお願いいたしますぞ!
そして拙者の教えを参考にして、京カンで"自己ベスト"を目指してくだされ!

この18番ホールで、拙者の駄文もひとまず休載です。永らくのご愛読、誠にありがとうございました。皆様のますますのご健勝をお祈りするとともに、京カントリークラブを"日本一のゴルフ場"にするために、拙者も微力ながら奮闘努力する所存です。
"目土盛造"というおかしなペンネームも、皆様に浸透してしまいましたが(笑)京カンで拙者を見かけましたら必ず「こんにちは!」と声をかけてくださいね!"明るく、おおらかで、うんと楽しい。"そんなクラブライフを皆様と分かち合えたらと思っております。

2006年8月1日

目土盛造 拝

追伸:また近々に加賀屋ゴルフのホームページ上で、皆様とお会いしたいと願っております。その時までさらばじゃ!(笑)