京カンの教官 目土盛造

京カンの教官 目土盛造/

15番ホール

2006.06.13

3日に京カンで目土を打ちまくって、本日は若干“腰にきている”目土盛造でございます。なにしろ毎ホール目土袋にてんこ盛りの砂を入れても、ディボットマークの穴、穴、穴!1ホールで目土袋はすっからかん!18ホールで打った目土は10袋以上!一体このゴルフコースは、どこに行こうとしているんだい?え?PGMの皆様!ビジターを低料金で入れるのは、百歩譲って許しましょう。が、愛する京カントリークラブのコース内を最良の状態にしていくのは、何にもましての責務でありましょう!セルフプレーも良いですが、自分自身のことは自分自身で責任を持って対応する姿勢を、もう少し啓蒙しないといけないなぁと思う拙者でございました。これをご覧くださっている皆様は、ぜひ目土とピッチマークの修復は“プレーの必須項目”と思って、実践なさってくださいませね!老婆心ながら、何事もご自分の不始末はご自分にかかってくるということを忘れずに、思いやりのあるプレーをなさってください。今回は、冒頭からヒートアップした文章になってしまいましたが、皆様と一緒に“日本一のゴルフクラブ”にしていきたいがための小言として、お許しくださいますよう。

さてと!15番ホールにやってまいりました。拙者はこのホールが“京カンで一番難しい”ホールだと思っております。右に池、左にはせり出した小山があり、フェアウェイに1打目を置くのが非常に難しいホールですな。京カンの風は、このホールに限っていいますと何故だか必ず“スライスウインド”(そうでないときもあるのですが、拙者にはどうにもそういう風にしか思えないのですぅ。)「グッショ!」のかけ声で勢いよく飛び出したボールも、なぜだか右の池に吸い込まれ『あぁぁぁ・・・また池の手前からドロップ地獄なのね。しくしく。』という状況にしばしば追い込まれ、泣きながら『今夜、何食おうかなぁ・・・。』などとあらぬ方向に思考がさまよう拙者なのでした。まぁ、拙者よりもこのホールのティーショットを苦手にしている方々が多いのが救いといえば救いなのですがね。(笑)「オレ、本当によく入るんだよなぁ・・・」とつぶやいては何度も池に入れている皆様方、いつも本当にご苦労様でございます。しかしながらとんでもない猛者もいて、友人のWさんなどは、池の真ん中にある黒くて丸い“ボッチ”にボールをジャストミート!なんとそのボールがフェアウェイに戻ってきて“即死”を免れたという武勇伝もありますぞ!あの“ボッチ”の上にはよく真っ黒なウミウが池の鯉を狙って羽を休めているのですが、Wさん!今度はあの鳥に命中させてみてくれませんか?え?それだけは許してくださいって?(笑)このホールの攻略法は、まずフック打ちの方は右のバンカーの左端狙い。スライス打ちの方は、左のバンカーを狙ってティーショットを確実にフェアウェイに置く事が大前提ですな。ただし、チャンピオンティーからですと右の池の縁を超える十分な飛距離が必要となりますぞ。それをクリアできる飛距離に自信がない場合は、ひたすら左の小山の裾を狙ってくだされ。首尾よくフェアウェイを捉えられたら、後はグリーンの左エッジを狙って(くれぐれも右下に落とさないよう!そこに落とすとボギーはおろか、ダボ・トリまでありますぞ!)ワンクラブ大きめのクラブで打ってくだされ。思った以上に打ち上げておりますので、くれぐれもご自分の飛距離を過信せずに“謙虚な気持ち”が望ましいでしょう。15番のグリーンは縦に長く、しかも馬ノ背です。拙者が“京カンで一番難しい”と申し上げているのは実はこのグリーンにあるのです。特にグリーンの真ん中辺(20〜30ヤード付近)にピンを切られると1メートルのパットが5メートルほどに見えてしまいます。左の半分から右側にかけては“本当に強烈な順目の下り”。1メートルのラインを外すと3メートル転がって、グリーンエッジ。キャディーさんにお聞きしましても、パットするプレーヤーの力加減でラインは変わります。いやはや、このホールだけは“経験”を積んで攻略していただきましょうかね。(笑)無責任で申し訳ございませんな!わっはっはっは!

今回の“富里おすすめスポット”は、周辺に点在する地元のスーパーマーケット。都心部からご来場される方々には“信じられない”品質と価格が待ち受けておりますぞ!この辺のスーパーは“地物の朝採れ野菜”ですとか、銚子港や勝浦港からの“近海の新鮮魚介”さらには近隣の“牧場直送のお肉類”などがいっぱい!東京で買う価格とは段違いの美味しい食材が目白押しです。特に“本日の特売品”などを探し当てれば、悪かったスコアの事などすっかり忘れ「あぁ、京カンでゴルフをしてよかったぁ!」と思うこと請け合いですな。また、この近所でしか置いていない“地元の名産品”なども探す楽しみが!帰り道、ちょっとだけ“地元ィー”になって楽しいショッピングをなさってみるのも、ますます“京カンファン”になる秘訣だと思いますぞ!買い過ぎに注意しながら、楽しんでみてくださいな!

さて今週の拙者のゴルフは“骨折明け第2戦”。Iさん、Eさん、Oさんの組み合わせで、インコースから。骨を折る前日に購入したフォーティーンの606が炸裂!ど真ん中に残り70ヤード地点。やはり欲を出さずに“軽く振る”のが正しいようですな。しかし!同伴のIさんのセカンドはピンまっしぐら!拙者の3パットとは対照的にイーグル発進!「おっ!今日はIさんにやられそうだ!」しかし、またしかし!その後のIさんは理事長杯の不調をそのままに、ズルズル後退。拙者の44/42という凡庸なスコアにもついて来れずに、ラウンド終了でした。Iさん!今週の月例は一緒なんだから、以前の鋭いゴルフを取り戻してね!でもIさんって本当に良いひとなんだよなぁ。ではまた次回、皆様とお会いいたしましょう!