京カンの教官 目土盛造

京カンの教官 目土盛造/

13番ホール

2006.05.30

永らくご無沙汰いたしておりまして、申し訳ございません。目土盛造でございます。5月6日の月例の前日に“まさに青天の霹靂!”クルマのドアに指を強打!「おいおい!小学生の時以来の“突き指”かよ?しょーがねぇなぁ。っったく!」と軽く考えて7日の早朝、京カンへ!朝の受付の際に競技副委員長のKさんに『盛さん!その指どうしたのぉ?』「いやね、ちょっと突き指しちゃったんですわ!わっはっは!」『ちょっとその湿布とって見せてみて!』「へいへい。ま、こんなかんじですわ!」『うわっ!こんなに腫れてるじゃない!だめだよ!こんなんで出場したら!すぐに病院行きなさい!』よ〜く見ると、拙者の左手中指は通常の2倍!さらに全体が青紫色!う〜ん。さすがに痛いし「わかりました。んでは大事を取って病院に行ってまいりますです。ハイ!」というわけで東総地区で“ヤブ医者”の誉れも高い(笑)Y医院へ!お医者さんはとても良いひとでしたが『あ〜それではレントゲン撮ってみましょう。』「せんせぇ、突き指でしょ?」という願いもむなしく『あぁ!こりゃぁ立派な骨折ですね。ほら、ここんところ折れてるの見えるでしょ?これでよくゴルフしようなんて思いましたねぇ・・・。』お医者さんは冷ややかな目で拙者を見るとそう告げたのでした。「わかりました。では先生、完治に一体どのくらいかかるのでしょうか?」『そーですねぇ・・・まぁ1ヶ月以上はかかりますから気長に治してください。』だと!!!ちくしょー!絶対に3週間で治してみせるからなっ!と決意して高〜い治療費をお支払いして、指にアルミの添え木を装着しつつ家路を急ぐ拙者なのでありました。その日から昨日28日の理事長杯予選の日までパソコンのキーボードもろくに打てず・・・しかし!しか〜し!きっちり3週間で治しましたぞっ!28日の予選に無理矢理出場するという“暴挙”を敢行!あの悪天候の中、まるでプライベートのような組み合わせのSちゃん、Kちゃん、そしてチャンピオンティーは初めてというSさん(Sさん、びっくりしませんでしたか?こんなメンバーで・・・)と楽しく1ヶ月振りのゴルフを堪能したのでした。もちろん!お約束の予選落ちは聡明な皆さんならお分かりでしょう。1バーディー、4パー、そして怒濤のボギーダボラッシュ!47/43の90回でそそくさと荷物をまとめて帰宅でございました。(泣)しかし、今年に入ってから“強烈な肘痛”と“最悪の骨折”に見舞われて、つくづく「健康は大切なのね。」とおもう拙者でございます。読者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしました事、心からお詫び申し上げます。(あぁ前振り長えっ!)ということでお久しぶりの13番ホールに突入ですぞっ!

この13番ホールは、京カンで一番長いミドルホールです。チャンピオンティーからですと、フロントエッジまでおよそ425ヤード。しかもグリーンは縦にグ〜ンと長い50ヤードもあるグリーンです。一番奥にピンを切られると、打ち上げている事もあり、さながらロングホールです。ティーショットは、14番ホールに隣接した池が右目の視界にしみじみと入り、スライスしたボールはすべて魅入られたように吸い込まれてゆきますぞ!(笑)私の悪友たちは『ンなんか。気持ち悪いなぁ・・・。』という発言の後、必ず池にぶち込んでめでたく“昇天”する方がきわめて沢山いらっしゃいます。そういえば、28日、拙者も入れてしまいました・・・“昇天ダボ”でした。しくしく。ネガティブシンキングはそういった結果を生みますな。ある意味“マーフィーの法則”ですかね?攻略するには、確実に左側フェアウェイの“上の段”にティーショットをランディングさせる事が、まず第一段階。ただ、この段に1打目を置くには、およそ220ヤードのキャリーが必要です。池を気にせずに、しっかりとご自分のショットを心がけてくだされ。そして第二段階。ここからはグリーンまでだらだらと打ち上げていく200ヤード。狙いは確実にグリーン左サイドですぞ!右のバンカーに入れてしまうと、そこには「はい!ほとんどノーチャンスね!」という閻魔様が待っております。(笑)左からなら『う〜ん!もしかしたらピンに寄るかもしれないわよ!』というあてにならない女神様がいるかもしれません。しかし!このホールの最大の難関は第三段階に潜んでいます。そいつは“グリーンそのもの”ですぞ!このホールのグリーンは左から順目。そして奥からは強烈な下りです。目の錯覚を利用した傾斜が分かりにくいグリーンが、4パットへと誘います。この第三段階をクリアしたい方は、素直にキャディーさんにラインをお聞きくだされ!ただし、それで外してもくれぐれもキャディーさんのせいに等なさらないよう。紳士淑女はすべてご自分の責任で、プレーなさるのが“正しいひとの道”でございましょう。このように京カンの中でもひときわ難しいこのホールですが、焦らず腐らずプレーなさって、どこかにいる“ゴルフの女神様”を味方に付けてくださいね。とりあえず、ボギーを目指してくださいな!女神様がつけば、パーはおろかバーディーまであるかも知れませんぞ!

お久しぶりの“富里おすすめスポット”ですが、今回は“ちょっと遠出”して佐原の「うなぎの山田」です。京カンからは、小一時間かかりますが、時間をかけて行ってみる価値大ですぞ!まずうなぎが「旨い!」蒲焼きはもちろんのこと、うな重/白焼き/肝焼き等「あぁ、生きててよかったなぁ・・・。」と思うこと請け合いです。軽くビールで口を湿らせた後、さりげないお通しで地酒を一献。さするうちにわさび醤油で食す白焼きが・・・。さっぱりとした上質なウナギの脂が、たまりません!そして待望の蒲焼きも!少し濃いめのタレと、ふわふわの鰻の身がベストマッチ!もしも運良く1階に入れたら(1階と2階は別々の入り口です)そこは“おいしい酒肴のパラダイス!”。店員さんは、あまり愛想がよくありませんが(笑)アイナメやらカサゴやら旬の野菜やら、普通のうなぎ屋さんには無い“房総の海の幸、山の幸”が素晴らしい調理で出てきます。お仲間と京カンにきた帰り道、どなたか“犠牲者”をお決めになって、楽しくおいしい“千葉の小京都”を堪能してみてはいかがでしょうか?例によって、場所はご自分でお探しくださいね。佐原の中心部を流れる川の傍にありますぞ!

では、また次回14番ホールでお会いしましょう!