京カンの教官 目土盛造

京カンの教官 目土盛造/

10番ホール

2006.03.27

いよいよ桜の季節になってまいりました。朝晩はまだ冷え込んでおりますが「あ〜春が来たなぁ・・・」としみじみしてしまうのは拙者だけではありますまい。毎年思うのですが、あの“お花見”という奴はどうにかならないものでしょうか。千鳥が淵や上野公園などいわゆる花見の名所というところでは、“真剣に酔っぱらっている本物の酔っぱらい”がいかに多い事でしょう。あの触れなば散らん可憐な花を愛でるのは大変結構な事ですが、何もあんなに酔わなくてもよろしいかと・・・。賢明なる皆様は“品よく”お花見を楽しんでいただきたいなぁと思いますぞ。
何はさておき、これからの季節は“ゴルフシーズン真っ盛り”ですね。思う存分ゴルフの楽しさを味わってください。

さて、今回は10番ホールです。京カントリークラブのホール・バイ・ホールは、どのホールをとっても“気が抜けない”ホールばかりなのですが、ここ10番ホールはとりあえずパーが計算できる唯一のホールと断言してしまいましょう。何年か前の強力な台風で、右の斜面にどーんと立っていた大木が倒れて以来、ますますやさしくなってしまいましたな。このホールは距離も無く見晴らしのいいホールですから、飛ばし屋はワンオン狙いにくるのが目に見えております。数年前までは、右のラフに大きなバンカーが3つ並んでおったのですが、そしてそのバンカーでワンオンを狙うプレイヤーを阻むと同時に“危険な打ち込み”をも阻止しておったのですが・・・。
拙者は、もう一度右にバンカーを作った方がいいと思っておるのですが。ちなみに、あの男子プロ屈指の飛ばし屋・O選手などは、軽〜く振っただけでグリーンエッジにボールが飛んでいってしまいます。現場を目撃した拙者は非常にびっくりした覚えがございます。あげくの果てに「あれ!ちょっとこすったかな?」現役のトーナメントプロは凄まじいですな。どんな仕事においても“プロ”と名のつく人々のすごさを垣間見た思いがいたしましたぞ!
まぁ、飛距離も“そこそこ”のヘボアマである拙者などは、とりあえずフェアウエイのセンターにティーショットをおいて、残り100ヤードほどを地道にウェッジでグリーンのセンターを狙うという戦略が一番ですかね。インコーススタートのスターティングホールというケースでは、ゴロでもトップでもいいですからそんな地味なスコアメイクをされるといいでしょう。

今週末は年に3回開催されるおかしなコンペ“P会”です。この“京カンの教官”を連載する事になってしまった前田社長との因縁のコンペでございます。前回は「家か嫁か賭けて勝負!」(もちろん冗談ですが)という拙者の挑発にビビった?前田社長の前半34という驚異的なスコアの術中にはまってしまいましたが、この連載が終わった暁には、またなにか“社会のお役に立つ”(笑)モノを賭けて勝負したいと思っておる目土でございます。ね!信吾ちゃん!

今回の“富里おすすめスポット”は筆者取材?のため休載です。(笑)その代わりと言っては何ですが、都内在住の読者の方も多いと存じますので“目土盛造の東京おすすめスポット”をお届けしましょう!京カントリークラブのメンバーさんのお店を、重点的にご紹介してしまうという“えこひいき企画”ですぞ!
今回のおすすめは、渋谷道玄坂の有名ラブホテルP(プールあり、滑り台ありのアミューズメントホテルです!)の裏にある“海鮮しゃぶ・K”でございます。(え?Kじゃ分からないって?んな事言ったってこれはご本人のお名前そのものなんですから!)このお店は、京カンメンバーのKさんご夫婦が「美味しい物をさらに美味しく」というコンセプトで経営なさっている、海の幸満載の割烹でございます。ふぐも、かにも、マグロも、ひと手間かけて美味しく食べさせてくださるお店です。Kさん自身が板場に立って、華麗な包丁さばきで旬の素材を美しく美味しく料理してくれますぞ!でも、それに負けじと頑張っていらっしゃるのが名物女将の奥様ですな。拙者がお邪魔すると、必ず傍に付いてくださって「いただきます!」と元気なお声!拙者の大好きな“一の蔵純米吟醸”を半分ほど賞味してくださいます。(笑)女将さん!そんなに無理して呑まなくってもいいんですよ!(大笑)雰囲気のいい事が自慢のこの店は、接待良し、デートにも良しの万能選手です。皆様も渋谷に行く機会がございましたら、ぜひ覗いてみてください。もちろん“K”をヒントにご自分で探して行ってくださいませ!

今週の拙者のゴルフは“桜花杯”です。2週前に5週間振りでクラブを握った拙者は、まだ“マン振り”不可能な状態でインコースから「そ〜っと」スタート!10番よれよれボギーの後、11番ショートでは、アプローチ“シャンク!”を2発!なんと7です!さらに12番では30センチのパーパットを「お先に!」で外し、3ホール終了時点で6オーバー!「こりゃぁ100打っちゃうなぁ。」キャディーのPちゃんも『盛さん、大丈夫?』という悲惨な状態。しかしそこから開き直った拙者は“怒濤のパープレー”。前半42、後半は少し息が切れて40のトータル82。まさにワールド・ベースボール・クラシックの“王ジャパン”のようでした。(笑)やはり暖かくなってきたのはいいですね。肘もだいぶ良い感じになってまいりました!それでは、また次回お目にかかりましょう!