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セカンドショットは、ウェッジで 吉田一誉著 ゴルフダイジェスト新書刊

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この間10月になったと思っていたら、もう11月です。早いものですね。この分だと、もうすぐクリスマスとお正月が来て、餅食って、豆撒いて、すぐにスプリングハズカム。ですね。さて、今週末は、いよいよ「ライターカップ」ですか。「上段対下段」の戦いのはずだったのですが、よくわからない戦いになるようです。まぁ、もとからよくわからない戦いでした(笑)。原因は、花屋のおっちゃんが、「上段ライター」の筈だったのに、下段にも半生記を書き始めたことでしょう。彼を上段に入れるのか?下段に入れるのか?迷ってしまうでは、ありませんか。もっとも文章は、なかなか素晴らしい内容で、まるで日経新聞の「私の履歴書」のようです。下段に入れておくのはもったいないので、近々上段にお返ししましょう。また、前田社長が上段なのか?下段なのか?はっきりしておかなかったことも失敗です。彼も、上段でも下段でもない。となると、「上段対下段」の戦いには、入れない。寂しがりの社長ですから、仲間外れ感に苛まれていたのかもしれません。この際、どうでしょう?「ライターカップ」はやめて「加賀屋7倶楽部対抗」にでも模様替えしたら?まぁ、7倶楽部に限定する理由も無いから、どこの倶楽部でもOKで、倶楽部対抗にすればいいですね。

ということで、今回は、私の「戦いモード」は萎え気味です。前回は、やる気満々で京カンに乗り込み、朝から快調に杯を重ね、インスタート10番の出だしでOB3連発。チームメイトの盛さんが、キャディさんに「OBがあるホールは、ティーショット打つ前に、教えてあげてね。」と言ってくださり、14番ホールで、「このホールはOBありません」というキャディさんを横目に打ったドライバーが真横に150y。15番の売店の裏。「このホールはOB無いんだよね?」という私に、キャディさんが呆然と、「あそこに打つとは、、、OBです。」と言わしめ、さらに、この時、私の「戦いモード」に恐れをなした対戦相手である芝先案内人さんが、後半に入って、7番で禁断の前進特設ティーを使用し、「そこまでして勝ちたいのか?」と物議をかもしたほど強力な私の「戦いモード」が、いまひとつなのです。

これは、いけません。そこで、「戦いモード」をオンにするために、考えました。BUNちゃんのように、毎日アザースを振る?そんなの無理無理。そうだ!私には、「本」があるじゃないか?アザースを振る代わりに本を読んで飛距離をアップしよう。「飛距離アップレッスン本を読み漁ると飛距離は伸びるのか?実証実験」を思い立ちました。

早速、本屋さんのゴルフ本コーナーに行きますと、あるわ、あるわ。「+25ヤード」「280ヤード間違い無し」「飛距離アップ」の表題の本がごろごろ。確かにパターやアプローチ関係、さらには、ゴルフクラブや、マナーの本。もちろんゴルフ場関係の本も多いのですが、それらの本よりも、明らかに多い。更に言うなら、「スコアアップ」より「飛距離アップ」の本の方が多い。とりあえず、ゴルフダイジェスト新書に手頃なのが何冊かあったので、まとめて買って読み始めました。

セカンドショットは、ウェッジで 吉田一誉著 ゴルフダイジェスト新書刊

まず、最初に読んだのがこれ。「セカンドショットは、ウェッジで」(吉田一誉著)。良いタイトルですね。「セカンドがウェッジって、そのホール280yしかないの?」とか、突っ込みいれたくなりますが、違いますよ。400y以上のPar4をドライバー300y+PWなイメージでしょうか。もう、頭の中では、「バーンッと打って、ポーンと載せて、ほら、入っちゃってまたバーディ。」なイメージですね。

この本では、スイングを弓矢のように見立てます。左軸を固定して支点とし、右側を引き絞り、伸びた筋肉がゴムのように戻る。というイメージです。実際に、左足でゴムを踏んで、グリップエンドや肩でゴムを引っ張ったりしています。そういえば、横峯さくらが、こんなゴム引っ張っている写真を見たことがありますね。実際にゴムを使うのも良いのですが、頭の中でイメージするだけでも良いらしいです。詳しくは、本を読んでくださいね。これは、あくまでも、私の読んだイメージですから、良い子は真似しないように。(笑)

私は、今まで、右股関節でテイクバックして、左股関節でダウンスイングする2軸か、背骨に軸のあるイメージでボディターンしていましたが、どうも違うようです。

本書によりますと、バックスイング中、ゆるんではいけない体の箇所が4か所あって、右ひざ、左ひざ、右腰、左腰とのこと。早速、私もシャドースイングしてみますと、どうやら、左ひざ、左腰がゆるんでいるらしい。あたりまえか。今まで右軸でテイクバックしてたのだから。

どれどれ、直すドリルは、左ひざがゆるむ場合は、左足の内側でペンなどのモノを踏みながらスイング。と、、、うーん。なんだか左足だけ置き忘れた感じで、変な感覚です。試しにアイアンで打ってみますと。「お!」当たるな。良い感じかも。無駄に下半身を使わない分、ブレが少なくなるのかな?

調子にのって、読み進みます。何々?体の左側に張りを感じない人は、左腰がゆるんでいる?左側に張りを感じれば、それを戻そうとする動きが自然とスイングになる。とな?この場合のドリルは、左わきを右側に押し込む。とな?この時に左股関節とボールの位置を変えない。ふむふむ。どれどれ、こうやって、、、お。確かに左側に張りを感じるな。試しにドライバー打ってみるか。。。「おぉ!すげーっ!今まで当たらなかった練習場のネットに当たったぞ!」しかも、軸が背骨じゃなくて左股関節だと、右肩が前に出てしまわないので、方向性もいいかも。これはいいぞ!と意気揚々と次の日ラウンドに挑みました。

スタートホール。左軸で、打ちましたよ。バーンッとね。ちょっとフック気味に左の林に。とりあえず、PWで林からチョンッと出して、ボギー。そこそこ距離も出ているようです。朝一だからね。しかたない。次のホールも、ドライバー打ちました。今度は右の林へ。さっきフックさせたから、右に逃げたかな。とりあえずPWで出して、のらず寄らずにダボ。次こそは。と打ったドライバーはまたしても林の中に。確かに距離は出てるんだけど。前には打てないか。仕方がない。とりあえず、またPWでフェアウェイに戻しますか。あ!「セカンドショットは、ウェッジで」って、まさか、これのことなのか?

まこっちゃんのスイングを巡る冒険は、まだ始まったばかりです。果たして、まこっちゃんは、300yを飛ばせるようになるのか?次回も「飛ばしスイング本」です。ご期待あれ。