ゴルフ会員権 ゴルフライフ

スイングを変えないで10打縮める 松本進著 デビッド・ライト監修 幻冬舎文庫

ゴルフライフ>まこっちゃんのゴルフの本棚>「スイングを変えないで10打縮める」松本進著 デビッド・ライト監修 幻冬舎文庫


「暑さ寒さも彼岸まで。」昔の人は、うまいことをいいますね。あれだけ寒かった日々も、すこしづつ緩んできた今日この頃です。家の近くにある梅の木にも花が咲きました。これに鶯が飛んで来れば、花札よろしく「あかよろし」という短冊もぶらさげるところですが、さすがに鶯までは来ません。雀か烏が精一杯です。

そして「春が来た=ゴルフシーズンが来た。」と言うことは、いよいよ今月末に「ライターカップ」が開催です。加賀屋の「ライターカップ」は、ゴルフ界では、「マスターズ」と並んで、春を告げる2大イベントとして、良く知られています。(嘘)選ばれたライター達が、賞金も無く(本当)名誉を賭けて戦い、海外のプロゴルファー達が、この戦いに憧れて、(大嘘)「ライダーカップ」という大会を2年に1回開いています。

冗談はさておき「ライターカップ」のルールは、どうしましょうか?本家「ライダーカップ」は、米国VS欧州のチーム戦です。加賀屋「ライターカップ」は、加賀屋ホームページ上段「ゴルフ場レポート」VS下段「ゴルフライフ」の戦い。ということになっています。

Wikipediaによりますと、本家の「ライダーカップ」は、3日間の戦いで、初日と2日目はそれぞれ2:2のチーム戦。午前中はフォアボール(4人全員=1チーム2名がティーショットからホールアウトまでプレーし、それぞれのチームのいいスコアを採用する方式)、午後はフォアサム(ティーショットは4人全員で打ち、それ以後はティーショットのベストボールを選択してプレーする)によって4組ずつ行う。 3日目(最終日)は1対1の個人戦マッチプレー方式で争われる「シングルスマッチ」を行う。各試合の勝ちチームに勝ち点1、負けチームは0、引き分け0.5を加算。3日間の累計ポイント数で優勝を決める。というルールだそうです。

うーん。3日間もゴルフしてられないし。そもそも1日で、終わらせなきゃいけないし。自分的にはドライバーイップス状態なので、誰かのティーショットが使えるフォアサムが有利なのですが、あのわがままな加賀屋の面子は、「俺は、俺でゴルフやりたいんだ!」と言うだろうから、まず、フォアサムは無理。却下。ということで、前半のハーフは、フォアボールのチーム戦で、後半のハーフは、個人のマッチ戦。というのが、妥当なところでしょうか?

もっとも、由緒ある「ライダーカップ」を、真似するのも癪なので、個人的には、「勝負は、下駄を履いて家に帰ってお風呂に入るまでわからない」(by長嶋茂雄)といわれる「ラスベガス」ルールを導入したいところです。前半のハーフが、「いつものように」打順1番4番の組で行う個人戦。後半のハーフが、チーム固定の「お友達方式」のチーム戦でのラスベガス。それぞれのチームのトータルポイントで、チームの勝利が決まります。

「バーディ」は相手チームのスコアがひっくり返り。「バーディ」ふたつは、「ひっくり返って倍」「ハンデバーディ」ありにすると、ポイントが乱高下して、大騒ぎです。

ハンデは、J-SYSのハンデを基本にホームコースのハンデでいいかな?

「冬来りなば春遠からじ」これまた、昔の人はうまいことをいいます。それにしても、1月、2月と月例で100オーバーを打った私にも、春は来るのでしょうか?このまま、「氷河期」が訪れるのではないか?と震えているのです。この震えは、「ライターカップ」への武者震いなのか、それとも「氷河期」の寒さのせいなのでしょうか?

月末には「ライターカップ」が開催されるのに、こんな「氷河期」ゴルフのままで冬眠中の私は、どうすればいいのでしょうか?

スイングを変えないで10打縮める 松本進著 デビッド・ライト監修 幻冬舎文庫

そんな私に最高の本を見つけました「スイングを変えないで10打縮める」です。おお!スイング変えずに10打縮めることができれば、ハンデ14のおいらは、ハンデ4のゴルフができるってことだね!なんで早く読まなかったのさ。スイング変えなくていいから、練習にもいかなくて良いってことね。これで、「ライターカップ」も楽勝。目土の親分も100オーバー打ってるらしいけど、おいらが10打縮めれば、お釣りが来る。

すぐに読んでみました。どうやら「マインドアンダーパー式スコアカード」をつける。ということらしい。なんだそりゃ?ですが、スコアカードを1枚余分に用意して、余分なスコアカードの欄を「自分のショット」に使います。通常、スコアカードは、4人分の欄がありますよね。ここを、各ホールのティーショットから、4打目までのショットに割り振るわけです、更に、そこに書くのは、「使用クラブ」「ショット前の評価(10段階)」「ショット後の評価(10段階)」です。たいていのスコアカードには、パット欄がついているので、「ショット後の評価」をパット欄に書けばいいのです。例えば、1番のティーショットにドライバーを使い、ショット前の準備が、結構ちゃんとできたなら、「D/9」と書き、その結果、凄く良いショットができたら、パット欄に「10」と書くわけです。セカンドショットが7アイアンで、ショット前の準備が完璧にできたら、「7I/10」結果、まぁまぁのショットだったらパット欄に「8」と書いていきます。詳細は本を読んでください。(笑)

ポイントは、「良いショット」のみを書いていく。ということ。いまいちのショットやミスショット(=ショット後の評価が7点以下のショット)は記載しません。そこは空欄のまま、「良いショット」のみを記載します。

それで、なんで10打も縮まるのか?ひとつは、各ホールのスコアよりも、一打一打のショット前ショット後の評価を考えるので、一打ごとに集中できる。もうひとつは、良いショットのみを記載することで、悪いショットは忘れて、良いショットの感覚のみを記憶していくことでショットが良くなる。という効果があるようです。

早速、月例で挑戦してみました。

結果?聞きますか?46-51の97。先月よりも5打縮まりました。

結論。「今の自分の実力は先月よりさらに下手になっていて、107を打つ筈だった。」「ライターカップで戦うためには、少なくとも後、10打縮める方法を急いで探す必要がある」

うーん。ライターカップ、行くのやめようかなぁ。それとも、どなたか、良い本知りませんか?知ってる方、急ぎ加賀屋ホームページにメールしてください。