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 一昨年が201日、昨年も201日ゴルフに行きましたが、今週の独りごとは昨年201日目に行った金乃台カントリークラブについて書いてみたいと思います。
 
 金乃台は陳清水設計のコースで昭和39年に開場し、今年で57年目を迎える由緒あるゴルフ場です。で、今でも徒歩による全組キャディ付のプレースタイルを貫いています。現在の相場は約35万円。名変料は50万円ですから消費税を加えた入会総金額としても約100万円ほどのゴルフ場です。
 ですから、歴史はあれどもそう高額なゴルフ場とはいえないのですが、金乃台には高級な名門コース並みの素晴らしさがあるので、今回、皆様にお知らせしようと机に向かっております。
 
 私は、これまでも、幾度となく金乃台には行っていたのですが、今回、昨年末に会員になったメルウェイに連れられて年末にプレーに行った折に、足立原支配人から「毎日9時から10時までは全てメンバータイムフリー枠として空けてある」ことを初めて伺いました。
 なんと、つまり、金乃台では平日であろうと土日祝日であろうと9時から10時までがフリー枠としてその日に来られる会員さんのために全て枠を空けてある、というのです。ですから、その日にプレーしたい会員さん達はその時間帯にプレー出来るようにただ行けば良いのであります。
 メルウェイはそれを利用し、9時過ぎに金乃台に行ってプレーをどんどんしているようです。
 
 私の持論は“会員制倶楽部であるならそこの当該会員はやりたい時にゴルフ場に行けばいつでもプレーが出来る”であります。しかしながら、現実には、会員であっても予約をしてから来てくださいというコースが大概であり、金乃台のような対応をしている倶楽部は少ないのです。
 
 この2年で朝昼400食をゴルフ場で取って来た私が倶楽部を選ぶ時、レストランの充実度も重要な要素ですが、金乃台のそれは朝昼のみならずプレー後のメニューの種類が豊富で安く、とても温かい家庭的な応対をしてくれるコースです。
 それでいてまたプレー代も良心的。サインなしの場合は会員のフィは約8320円です。無論キャディ付です。
 尚、金乃台はKGA主催の倶楽部対抗には出場していません。倶楽部対抗に出場するためにはやはり倶楽部としてはそれなりの資金が必要となって来ます。これまでの金乃台の考え方はゴルフがお上手なごく一部の方々にお金を使うくらいなら出場はしない、もし、出場したいなら、他の倶楽部から出場なさっては如何ですか、という考えであった模様ですが、近年は倶楽部対抗に出場してみようよ!との機運も一部広がっているそうです。
 倶楽部対抗に出ていないというなら競技が少ないのか?いえ、当然ながら毎月の月例は勿論ながら、毎月、平日も第1水曜日には月例も開催されています。更には、6月のシニア選手権、そして9月のクラブ選手権においては決勝トーナメントをマッチプレーで行っています。
 金乃台が良いと思うもう一つは電車での便がとても良いことです。常磐線牛久駅から約10分でそれに接続する倶楽部バスの本数も多い。
 全長が6,443yでパー71であることから短いという方もいるかもしれませんが、今年59歳になる私は全く短いと思わなかったです。
 
 更に金乃台の凄さは運営会社の堅さです。金乃台は新和企業株式会社(現在は日鉄日新ビジネスサポ―ト株式会社)が運営会社ですが、その親会社は日鉄日新製鋼株式会社であります。そして、今年4月からは日本製鐵(にっぽんせいてつ)株式会社に合併される予定です。
 このように、とっても堅い会社が母体であることも評される点です。
 
 ここの難点は日本人があまり良しとしない傾向にあるパー71である点。プレーヤー及び会員に若い方々が少ないように感じるというのが欠点となるでしょうか。
 
 ただ、各ゴルフ場において、名変料等々が高額になる中、名変料が50万で総トータル入会コストが現在約100万円である金乃台はゴルフが大好きな皆様、また、真の会員制倶楽部への入会、更には母体がとにかく堅い倶楽部への入会を望んでいる方にとって絶対的な会員制倶楽部であると強く感じ、今週の独りごとに取り上げました。

 

掲載日:2020年2月14日