ゴルフ会員権の購入をお考えのお客様におすすめします

 オリンピックイヤーもすでに1か月が経過しました。
 巷では、新型コロナウィルスの蔓延でマスクがない!と話題になっています。私も咳が止まらず、参っていますが、それでも元気にゴルフに行っています。

 さて、今回の独りごとは大洗について書かせて頂きます。

 先日、大洗会員さんの許に、名変料と年会費及びキャディフィの値上げのお知らせが届きました。名変料は現行の1.5倍の150万円(税別)。年会費も1.6倍の8万円(税別)。キャディフィは現行より500円上がるようです。
 今日現在、大洗の相場は売り一色で180万円からずらーっと入っています。おそらく今後の約定価格は名変料の価格を下回るような価格で約定するのではないでしょうか。

 井上誠一氏の代表3部作の大洗、龍ヶ崎、日光はとっても素晴らしいレイアウトのコースです。
 龍ヶ崎が名変料を現行の200万円にしたのが平成19年から。それまでは150万円だった。その折の龍ヶ崎の相場は1000万円でした。年会費は平成12年1月から2.5万円→5万円へ。その時の相場は1500万円。平成20年から5万円→10万円になりました。この時が500万円です。
 日光が名変料を現行の200万円にしたのがやはり平成19年から。それまでは100万円だった。で、年会費は平成16年1月から3.6万円→5.4万円へ。この時の相場は320万円でした。平成26年からは5.4万円→9万円になりました。この時の相場は80万円でした。

 それからみればまだ良心的なのでは?と思える今回の措置ですが、これにより一気に相場が下落する可能性は高くなります。
 一昨年、茨城県の取手国際が無料だった年会費を6万円にしてから、相場がガガーンと下がりましたが、今回の大洗も同じような情勢になる気がします。

 各ゴルフ場は一体どうなっていくんでしょうか?
 今年、私は「テセウスの船」と「麒麟がくる」の両日曜番組を見ていますが、将来の各ゴルフ場がどういうスタイルで運営をしていっているのか(名変料や年会費の金額)を竹内涼真氏に尋ねたい心境になった。

 人は減る。ゴルフ場の数も減る。倶楽部の数も減る。その中で生き延びていくには、そして会員になろうとする方をどうしたら減さないで済むかをよーくよーく考えないと倶楽部に会員はいなくなる恐れがある。

 以上、独りごとでした。

 

掲載日:2020年2月3日