今週火曜日に発売されたパーゴルフを読んだ方々からメールやラインを今回は割と多めに頂きました。
今回パーゴルフさんから選ばれた選者は１０名。その構成は多くのゴルフ場を廻っておられる日本ジャーナリスト協会会員の方が３名、一時プロゴルファーを目指し今はゴルフ関連のお仕事をなさっている方３名、いつもゴルフ場を撮影しておられるプロカメラマン１名、ゴルフ誌編集長から作家になられた方１名、最初はゴルフ場に入社され現在はゴルフ場コンサルをなさっておられる方１名と私前田信吾です。
皆さん選ぶにあたり、パーゴルフさんから「どういう観点から選びましたか？」と尋ねられたと思いますが、私は「まず、会員制倶楽部であるなら、自身がその倶楽部の会員になりたいか？で判断します。これは、パブリックの場合は該当しませんが。そして、プレーのみならず、このゴルフ場自体に何度でも何度でも来たいか？の度合いが高いのが私には良いゴルフ場となります。そして、その日のスコアはどうであれ、自身がそこで戦略性を感じたか？メモラビリティを感じたか？で選びました。似たようなのが沢山あるゴルフ場は私には良いゴルフ場とは映りません。」と答えましたが、紙面では「他に似たようなものがないメモラビリティに優れたコース」となっていました。
興味深く映ったのは、日本ジャーナリスト協会会員の方々のチョイスするコースは傾向が同じである、でした。３人とも廣野、川奈（富士）、鳴尾、東京、霞ヶ関（東）、大阪、横浜（西）をベスト１０以内に挙げておられました。お三方の選定基準項目が近いからではないかと推察しました。
また、私自身は日本では断トツと思っている廣野をベスト２０に挙げていない方が３名もおられたのが私には意外でした。で、全員がベスト２０にチョイスしていたのは、私が５位にランクした川奈富士コースでありました。川奈、流石と思いました！で、ベストコース２０位に挙げていない方が２名だったのが、東京と龍ヶ崎でした。自身がいつも会員としてプレーに行っている龍ヶ崎がそのように評価されていたのには感激しました。
で、私しか挙げていなかったのは、小金井、ザ・サイプレス、パサージュ琴海でした。ＧＣ成田ハイツリーを挙げているのは私だけだろうと思っていたら、もうお一方おられたのにちょいとビックリしました。
続いては、今年廻って、これまでより評価を上げました！を書いてみましょう。
一番マエシンの評価を上げたのは、１２月に廻った日高でした。以前廻って感じていた印象度とはまるっきり違い、戦略性、メンテナンスともに上々に感じました。また、その折のレストランのＯ女史の応対も素晴らしく、一気に◎にランクアップしました。実力から見て今の２００万円程度の相場は？？を覚えます。
あと良いなーと思ったのは３月に廻った浜野でした。とても高級感があり、メンテナンスがとても素晴らしく、レストラン部門も秀逸でありました。左記のことは前々から感じていましたが、今年は更に強く強く感じました。そして、７月にも参りましたが、同じことを感じ、更にキャディ評価も◎と感じました。こちらも相場は２００万円以下になっていますが、そういう相場ではない、と思っています。
あとは、６月に行った静ヒルズです。ここの難点は、やはり、誰もが遠いと感じる点です。しかし、ここも素晴らしい。コースのレイアウトを含めたグレードもさることながら、練習環境や宿泊環境も最高ですので、合宿には持って来いのコースです。
こりゃ買う人がいないだろう、と私がみても思うコースは別ですが、上記のような優れた良いゴルフ場・倶楽部は今年ブレイクした麻倉のように来年はブレイクするんじゃない！？と見ているのですが。
では、皆様、良いお年をお迎えください。来年は１月６日１０時から始動します。
以上、独りごとでした。