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タイガーおめでとう

2019年4月20日

 平成最後の年のマスターズチャンピオンはタイガーウッズでした。大変多くの方々がこのタイガーの優勝に沸き返ったのではないでしょうか!
 
 平成31年(2019年)4月15日、私は例年通り3時に起きて最終日のマスターズ放送を見るためテレビをつけた。うん??タイガーが17番を歩いている。どういうことだ?先日起きたごとく、自分の腕時計が止まっていて、本当は今は7時過ぎなのかと?他の時計も3時過ぎだった。再び何が起きたのか?と愕然となった。が、数秒後、きっと、悪天候が予想されたため、スタート時間を早めたのだということも悟った。
 最終日3サムになったタイガーは17番のセカンドをナイスな位置につけた。これを入れると優勝は一気に近づく。が、バーディパットは入らなかった。今回は、通常決勝ラウンドは2サムで行われるためタイガーは最終組ひとつ前でケプカと廻るはずだったが、悪天候の措置でモリナリ・フィナウと最終組を一緒に廻れるようになったのもタイガーに幸運をもたらしたように私は感じた。
 あの日本時間3時過ぎの時点(タイガーの17番プレー時)で、テレビではタイガーで優勝決まりのように解説の中嶋常幸プロがおっしゃっていたが、タイガーといえども最後の18番をこの重圧の中4で上がることは簡単ではないだろう。つまり、まだまだわからない情勢だった。
 一組前を廻っていたケプカは18番で1ピンにつけた。これを入れると13アンダーになる。で、タイガーとは1打差となる。が、ケプカのバーディトライは左に外れた。この時、パットを外した時のケプカの顔は悔しい表情ではなく、逆に笑顔であった。私には「入らなくて良かった・・・」という顔に見えた。
 タイガーは18番のセカンドを右手前に外し(金谷選手と同じ位置でしたことを後で知りましたが)、パーパットが1ピン残ってしまいました。結果的にはタイガーは外し13アンダーでフィニッシュ、ケプカが18番を入れていたらプレーオフになった可能性がありました。私にはこうならないようになって良かった、という表情が先に書いたケプカの笑顔だったと感じたのでした。
 
 タイガーは息子のチャーリーと最初に抱き合いました。初優勝の時には父アールさんと抱擁したタイガーが今回はチャーリーと。まさに、感動の瞬間でした。
 タイガーが活躍すると試合はより盛り上がります。これだけのスターはそうはいないと思われます。
 
 現在のタイガーは以前のような強振を全くしなくなっています。表情も一喜一憂を出さなくなっていました。テニス全米女子オープン時の大坂なおみ選手の決勝最終セットのように。そして、タイガーは最後のパット沈めた後、ようやく、両こぶしを高々と上げたのでした。世界が歓喜に沸いた瞬間でした。
 テレビを通じてではありますが、この瞬間に生で立ち合えてホント良かった。その後、TBSもずっとその最終日の模様を流してくれて良かった。モリナリが12番と15番で池に入れたのはどうしてだったをその後しばらくしてテレビで検証できたのも私には良かった。
 
 タイガーは昨年の全英一時首位に立ちましたが、モリナリの超安定的ゴルフに敗れ6位で終了。続いての全米プロもケプカに競り負け2位となりました。が、続いての今マスターズで逆転優勝を飾りました。
 タイガーの優勝は全世界中の多くのゴルファーに感動を与えました。
 
 次のメジャーである全米プロは分かりませんが、6月の全米オープンは得意なペブルビーチで開催されます。ミケルソンもペブルビーチが得意です。40歳代の二人の優勝争いが展開されるのではないか!?と今からワクワクしています。
 
 以上、今週の独りごとでした。

 

 

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