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スコットランドツアーを終えて

2018年7月10日

 行って来ました!ついにゴルフの聖地スコットランドへ。
 日本橋で行われた昨年8月8日の暑気払いでの会でスコットランドの話になり、弊社縁のM.Cさんから一昨年行ったロイヤルドーノッホが忘れられない、としばしスコットランド話で盛り上がりました。で、その時の4名が盛り上がり、お酒が入っている勢いもあったのでしょう「よし!行こう!では、6月30日(土)から8,9日間の日程で参ろう!」となったのでした。

 このような時、リーダーがサクッサクッと計画を立てられれば一気に前に進みますが、そうでないとそれらの話はなくなるのが普通です。リーダーM.Cさんは翌日の8月9日にはセントアンドリュースの抽選を申し込まれたのでした。そして、10月にその抽選結果は外れるも、11月には今回のスコットランドゴルフツアーのもととなる工程表が出来たのでした。
 そう、今回のツアーはすべてリーダーM.Cさんの行動力の賜物により実行出来たのです。そして、そのリーダーから頼まれたのは「前田さんの持つ類稀なお天気力!目まぐるしく変わるスコットランドのお天気をゴルフ日和にしてください」という天気を良くする役を頼まれました(笑)。
 で、ついに、Kingsbarns Golf Links、Cruden Bay Golf Club、Trump International Golf Links、Royal Aberdeen Golf Club、Royal Dornoch Golf Club、The Nairn Golf Clubの6コースのプレー計画が出来上がったのです。これら6コースは全英オープンの会場にこそなってはいませんが、キングスバーンズでは昨年全英女子オープンを開催。また、ウォーカーカップ(ライダーカップのアマチュア版です)はロイヤルアバディーンとネアンで開催されています。
 尚、私はこれまで6連荘はおろかそれ以上を何度も経験していますので全く連荘は問題なかったんですが、あとの3名は3連荘まではあったそうですが、それ以上は未体験らしく、大丈夫かな~と心配しておられました。

 いよいよ出発。10時半、成田からKL862便でアムステルダムへ。行きは約11時間掛かりました。で、スキポール空港からスコットランド第3の都市アバディーンへは約80分で到着。日本との時差8時間のスコットランド到着は現地時間16時35分でした。


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 初日のゴルフはアバディーンから南に下ったキングスバーンズです。世界100選の中では64位にランクされています。昨年2017年の全英女子オープンの開催コースです。で、この前に、聖地セントアンドリュースへ参り写真撮影などと思っていましたら、丁度オールドコースが解放されていて、散策させていただきました。うわおー。
 その後やって来ました!キングスバーンズ。が、キリが凄い。天気担当でやってきましたが、役立たずって感じでした。が、そのキリも数ホールで消えまして、12番ロングの絶景かな絶景かな!にはビックリ。
 プレー後、今年第147回の全英オープンの開催地カーヌスティの前に位置するカーヌスティホテルに移動します。部屋の窓からはドドーンと18番ホールとスタジアムが聳えています。
 早朝なら良いのでは?と思い、5時に1番と18番を探索しました。で、生のバーリーバーンを見て来ました。あのジャンバンデベルデを思い起こしながら。


 2日目のゴルフはクルーデンベイです。1791年に創立されたそうです。世界100選では77位にランクインしています。まこっちゃんの本棚によるとクラブハウスからの眺めが素晴らしいというのでハウスに行き、J.Oさんとビールで乾杯です。スタート時にはスコッチウイスキーを頂きました。で、チビリチビリやりながらゴルフしました。
 9番への道のりが相当ハードでゼイゼイ言いながら上がりました。が、ここ9番からの眺めが超最高でした!で、ここが一番疲れたラウンドとなりました。
 私にはプレー終了後、好印象はなかったんですが、今思い返してみたら、もう一度チャレンジしてみたい気がして参りました。
 この日、日本対ベルギーの試合があり4人でニューバラのパブで大応援していましたが、、、、。超残念!

 3日目はトランプインターナショナルです。比較的新しいゴルフ場です。世界100選の44位に選ばれているコースです。クラブハウスなどは豪華であります。人造的リンクスです。アリゾナ的な感覚を思わせるゴルフ場です。一部洋芝をオーバーシードしています。

 4日目は1780年開場のロイヤルアバディーンです。ウォーカーカップが開催されています。アバディーンにある都市型ゴルフリンクスです。歴史と伝統を感じさせるゴルフ場で、とても品を感じたゴルフ場です。これぞリンクス!を感じさせるゴルフ場でした。そうそう、ここを廻っていて、きみさらずゴルフリンクスと芝が似てるなーと思いました。
 ここロイヤルアバディーンは個人的に入会したいなーと思わせるゴルフクラブでした。


 5日目はメインコースのロイヤルドーノッホです。世界100選では15位にランクされているゴルフ場です。クラブとしては1887年が開場ですが1616年からコースは存在していた模様です。前夜にハウスで夕食を頂いた際、呼び方を尋ねましたら「ロイヤルドーノッ!」ということでした。
 トムワトソンが一番美しいと評しているコースですが、戦略的かつ幻想的、そして楽しめるゴルフ場でした。眺めも素晴らしく、廻っていて飽きない風景です。で、どことなく大衆的な雰囲気を感じさせるクラブで同じロイヤルが付いているロイヤルアバディーンとは全く違う音色のクラブです。

 6日目最終日はネアンでした。1887年の開場です。ホント、海のすぐ脇にあるゴルフ場で、海の家的な場所にあるクラブハウスですが、これまた品があるハウスです。ここもロイヤルアバディーンと同じくウォーカーカップが開催されています。
 ネアンは私たちが今回最後に来たリンクスですが、イヤー雰囲気が漂っています。海の潮騒、波打ち際。これだけ海に近いゴルフ場でゴルフしたことはありません。日本で一番こんなに海(高さも交えて)に近いのは下関です。
 プレーしましたが、8番ホールまで右側が同じ目線の海がずっと続くのですが、スゲースゲーでございます。あっという間に虜になりました。
 プレー後、レストランで軽く食事をしましたが、ここもロイヤルアバディーン同様大変品があるクラブである、ことを感じました。ここネアンも個人的には入会したいなーと感じさせるゴルフクラブでした。

 初めてスコットランドへ行き、6つのゴルフ場のリンクスでゴルフをして来ました。
 感じたことは、ゴルフをすれば球がなくなる。バンカーは数多くあるが、そう多くは入らないものである。また、砂質は軽く飛ばしやすい、なので、思ったよりそう難しくはない。ただ、ポットバンカーなので入り方によってはピンを狙えない。レイアウト上、半分は追い風で半分がアゲンストとなるコースが多い。老若男女がこの時期は朝から晩までゴルフを楽しんでいる。スコットランド人は皆親切で女性は特に愛想が良い方が多い。大概黒系の服を着ている人が多い。ハギスは苦手である(笑)。そして、超、素晴らしいのはグーグルマップ!

 で、砂地の上に出来ているリンクスに一番近い日本のゴルフは?といえば、それは間違いなく下関です。下関ではホールバイホールでは砂地の道を幾度となく歩きますが、本場リンクスも同様です。下関1番2番ホールの右側から潮騒が聞けます(ゴルフ日記参照2017年6月9日)が、各スコットランドの本場リンクスからもその潮騒が聞こえます。
 また、興味深かったのは、4日目のロイヤルアバディーンを廻っていて、ここきみさらずと似ている!と思いました。そういえば、きみさらずもきみさらずゴルフリンクスって言いますものね。実は私、これまでこんな山の中でゴルフリンクスって呼ばせているってどういうこと?ってちょっと会員ナンバー1ではありますが怪訝に思っていたんですが、確かに海沿いも砂地には位置してませんが、ホント似てました。なかなかじゃないか!きみさらず!

 兎に角、航空会社の選定、その渡航経由、宿の選定、コースの選定、そしてその廻り順とコースまでの道のり案内、前記していますが、このような素晴らしいスコットランドゴルフツアーが送れたのはすべてリーダーM.C隊長のお陰です。本当に感謝しています。また、ロンドン在住J.Kさんからも素晴らしいアドバイスを頂きました。ありがとうございます。まこっちゃんの本棚も随分と参考にさせていただきました。
 また、ネアンからの帰り道には事故渋滞に遭遇しましたが、すぐに迂回だ!というリーダーM.Cさんの決断力、そしてグーグルマップを操りこの道で良し!の号令を出したJ.Oさん、狭い道を慣れない車でゴーアンドバックしながら走行してくれた素晴らしいS.Mさんのドライビングテクニック、どれも完璧でした。  私はそんな素晴らしい皆さんの後塵をただ拝しているだけでした。本当にお世話になりました。
 また、6連荘を心配しておられた皆様でしたが、どうしてどうして!全然へっちゃら。あと数日何度でも行けますよ!との頼もしいお言葉をお三方とも発しておいででした。
 尚、出発日の7月7日は私の57歳の誕生日でもあり、前夜には素晴らしいレストランでお祝いをしていただきました。運航会社のKLMさんからも当日は素敵なカードとちょっとしたプレゼントを頂きました。

 スコットランド、なかなか行けそうですが、行けないものです。今回のツアーは私のゴルフ史に残るものになりました。お世話になりましたすべての皆様に感謝します。また、快く此度のツアーに送り出してくれた加賀屋ゴルフスタッフ並びにマイ家族に感謝します。
 本当にありがとう!

 

 以上、今週の独りごとでした。

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