ゴルフ会員権 ゴルフライフ
2018年2月16日
先週は、シニアツアーの会場だった鳳凰ゴルフ倶楽部が民事再生法を申請しました。
また、今週はかって女子プロトーナメントのＪＵＮＯＮオープンを１６回開催していた上毛森林が破産申請し、富澤誠造氏設計のあの名コースがゴルフ場の営業を即日終了したそうです。平成初期、私はトーナメント直後に何度か行ってプレーしましたが、なかなか難しくて歯ごたえのあるコースでした。
そうそう、昔は渋川伊香保あたりまではよーく行ったもんです。近場に行ける身分じゃなかったですもの。今では「つい遠いよなー」って思うようになり、群馬県にはとんと行かなくなりました。今じゃ中山だ、総武だ、袖ケ浦と当たり前の様に毎週のように行けていますが、２５年前なんかじゃとてもとてもとても行けるものではありませんでした。まさに、世の中がホント変わりました。
さてさて、私はよく縁の話しを致しますが、ご縁というのは本当にありますね。
実は、弊社縁のＭさんが昨年亡くなられまして、そのことを知ったのは去年の宮崎ツアーの最中だったんですが、ゴルフ場でその話を伺った時、ウソ！ってとってもビックリしたのを覚えています。歳だって私より全然若かったんですから。ご自宅での突然死だったもようです。Ｍさんは独身であり、また、身寄りが誰もおられない、云うなら天涯孤独な方であられました。
で、このＭさんには会社でのまた倶楽部でも先輩のＨさん（むろん、弊社縁の方であります）がおられたのですが、Ｈさんはひっそりと亡くなられたＭさんのことを心配され、また、ゴルフが大好きで毎週のようにＲに来られていたＭさんの残された会員権のことも気にされておられました。
で、今月初め、弊社縁の弁護士のＭさんから私に電話が入りました。「ご無沙汰してます。その節はありがとうございました。今日はＭさんの会員権の件でご連絡しました。」「Ｍさんなら存じ上げています。Ｍさんは弊社顧客の方で、私も何度もゴルフをご一緒した方ですが、お気の毒なことになられまして、、、。」「そのようですね。実は、此度、私が相続財産管理人弁護士に選任されましたが、買った時の加賀屋ゴルフ発行の取引明細書があったこともあり、連絡しました。」ということから、その会員権の売却のお手伝いを致すことになったのでありました。
そこで、私は、Ｍさんの先輩のＨさんにご連絡を入れ、赫々云々でＭさんの会員権の売却のお手伝いをすることになりそうです、とご連絡を入れました。というのもＭさんの会員権は弔いの意味もあるので我々仲間内から引き継ぎ者を出したいのだが、、、、とのお話を頂いていたこともあったので、裁判所からの売却許可が出たら、引き継ぎ者の件、お願い出来ませんか？と申し上げていたら、すぐに、後輩のＨがその遺志を継ぎますから宜しくお願いします！のご連絡が入りました。
私も加賀屋ゴルフを立ち上げて２３年ほど経ちますが、このようなケースは初めてです。亡くなられた方、その相続財産管理人になった弁護士さん、そして購入者さんが皆、弊社縁の方であったなんて。あ、購入者さんはこれから縁の方になられる訳ですが。
弁護士のＭさんは亡くなられたＭさんのお部屋に入られた時、デスクにはたくさんのＲのスコアカードが置いてあったそうです。Ｍさんはさぞゴルフが大好きだったんだな～。さぞ、Ｒの攻略法を日々考えておられたんだなーと思ったそうでした。弁護士のＭさんも大のゴルフ好きの方です。
Ｈさん、どうぞ、ゴルフが大好きだったＭさん、そしてＲが大好きだったＭさんの分まで存分に倶楽部ライフをお楽しみくださいませ。
ここ最近のゴルフ会員権市況、東京のゴルフ場が強いですね。続いて神奈川。今年のトレンドは「より都心に近い！」でございます。ゴルフ場の良し悪しより、場所のようでございます。が、場所は良くても、どうも人気がないっていうゴルフ場もあるんですが。。。今週はそんなゴルフ場について書いてみます。
現在、人気が出ていないゴルフ場の中の一つに狭山があるんですが、私はこのゴルフ場が大好きでして。実のところ、私が埼玉県で一番入りたいコースといえばここ狭山です。だから、正直言ってホント、今の会員権市況が歯痒いのであります。
レイアウトとメンテナンスはとにかく最上と思っています。クラブハウスも建て替えられてとてもゴージャスになりました。予約面もかなりスムーズですし、フリー来場も問題ないです。大概サクサクサクサク廻れるというプレー環境がまた良い。そんな狭山ですが、相場は今や１００万円を切っています。
ここが人気がなくなったのは、今から３年半ほど前に、入会が認められない方々の数（入会同伴プレーに至るまで進めず、その前の張り出しの段階でクレームが入ったので取り下げてください！となってしまった）が相当数に上ったことがきっかけでした。これにより、我々会員権業者も怖くてお勧めすることが出来なくなったのです。その噂は徐々に入会希望者にも広まり、怖がって入会しようとする方が極端に減りだし、相場が下がっていったのでした。弊社のお客様方お二人もその憂き目に遭い、同伴審査プレーまで行かず、その前段でのいわゆる取り下げ勧告を受けたのでありました。で、漏れ聞くと弊社のお客様のみならずそのようなお気の毒な方の数が相当数おられたことが分かりました。
しかしながら、それが今や大幅に改善され「取り下げをしてください」の数は大幅になくなったそうです。なので、多くの方々が同伴審査プレーにまで進めるようになっています。同伴審査プレーでの立ち居振る舞いに問題があった方が残念な結果になったならば、それは当然で致し方ないことです。
が、今でも、取り下げ申請を余儀なくされる方が多いのでは？？と気にしておられる方々が未だ多く、入会希望者が少ないのが現状です。また、現在狭山の会員権相場が弱く、更に今後も弱含みで推移していきそうだと思っている方が多いこともこの相場になっている要因の一つとも思っています。
前記した通り、私は狭山が大好きです。ゴルフをする環境は抜群です。私は、この狭山が再び武蔵に次ぐ埼玉の雄になってもらいたいんです。丁度２年前名変預託金は減額されて以前の１００万に戻りましたが、逆に名変料は３００万に上がった。で、このことが要因になったのか？相場は１００万円を切った。そういう負のスパイラルから今尚人気がない状態が続いているのだと思っています。
どうでしょう！来年は開場６０周年ですよね。今後真の会員制倶楽部で倶楽部ライフを楽しみたい！と思っているゴルファーがぜひ狭山に入りたいと思われる記念行事政策を実施されませんか？具体的に言うと、今から６０周年を迎えるまでの期間、６０周年キャンペーンとして名変料を１００万円にしてはいかがでしょうか？さすれば、今後狭山は、少なくとも２０年間は盛り上げてくれる良いゴルファーで満ち溢れると思います。呼応して相場はＶ字回復します。間違いなく名変件数は３倍以上になりますから今と収支は変わりません。新会員のプレー頻度が増えるのでこれまでよりは多少混みあうことはあるでしょうが、おそらく既存会員さんからの評価も上がることと思います。
前田信吾ごときの提言には耳を傾けてはくれないとは思いますが、２０１６年１０月あれだけ素晴らしい日本オープンを開催した狭山が、また、今尚素晴らしいメンテナンスを維持している狭山が、また、私が大好きでホント素晴らしいと思っている狭山が再び会員権相場でも埼玉の雄になってくれればとの思いからの提言でございました。
さて、今週のウイークデーは雪も降りませんでしたが、この４日間、ゴルフに行きませんでした。というか、今月のウイークデーはほぼゴルフに行く予定もないので、ゴルフの数はこれまでとは大きく減少するでしょう。今年はゴルフ場に行く回数は減り、社内でパソコンに向かっている日が多くなるというこれまでとは異なるライフになりそうです。
以上、今週の独りごとでした。