ゴルフ会員権 ゴルフライフ
2017年7月21日
ついに空梅雨だった今年の梅雨明け宣言がなされましたが、本当に暑い日が続いています。これだけ暑いとグリーンに影響が良いわけはありません。ゆえに、グリーン上におけるスリルとサスペンスは涼しくなる秋以降にならないと味わえないでしょう。
ロンドン五輪以降、会員権売買は夏場はガクッと減る傾向にあります。その要因はここ数年に感じられる高温の影響でしょう。これだけ暑いとゴルフをしたい、ましてや会員権を買うという感じにならないかもしれませんね。が、今年はこれまでよりは買いの件数は伸びている気がいたします。
弊社顧客の方及びこの独りごとをご覧いただいている方はご存知でしょうが、弊社ＨＰでは弊社における各ゴルフ場ごとの売買件数とその約定金額を掲示しています（お客様からのＨＰへの掲載不可のお下知を頂いた場合を除く）。また、毎年、年始にはこの独りごとのコーナーで弊社取扱件数の年間上位を発表しています。
昨年は龍ヶ崎、総武、中山が上位となりましたが、やはり、この３コースでもその夏の売買件数は減っています。売買金額を押しなべて見ていきますと、これらの会員権約定金額においてはここ１年半はほぼほぼ金額が横並びであることが分かります。
例えば龍ヶ崎、昨年２０１６年の最初の約定金額は２５０万円。直近の２０１７年の６月末の約定金額が２４０万円。この間の最安値が２３０万円で最高値が２８０万円です。続いて、総武ですが、昨年２０１６年の最初の約定金額は２００万円で、直近の２０１７年７月１４日の約定金額が１９５万円です。この間の最安値が１８３万円で、最高値が２２０万円です。続いて、中山(株）ですが、昨年２０１６年の最初の約定金額が２１５万円、直近の２０１７年５月１０日の約定金額が２１５万円。その間の最安値が１７５万円で、最高値が２３０万円です。
こう考えるとそこそこ人気があるゴルフ会員権相場は落ち着いているということが分かります。なので、このあたりの会員権を考えている方は何時が安いかなどは考えず、それなりの価格で入会出来るのであれば入会し、会員権を持ったことによる「これまでとは違うゴルフライフ充実ぶり」を一刻も早く味わわれんことをお勧めします。
で、この夏、残念ながら買い気配が薄いゴルフ場を１都４県で調査してみました。
【東京都】
青梅、相武、府中
【神奈川】
小田原湯本、鎌倉、相模湖、相模野、大厚木、大相模、東京、長竹
【埼玉県】
川越、児玉、狭山、高坂、武蔵
【千葉県】
我孫子、オークヒルズ、かずさ、京葉、館山、鶴舞、東我孫子、鳳琳、四街道
【茨城県】
石岡ウエスト、茨城ロイヤル、ザ・レイクス、栗橋国際、国際桜、セブンレイクス、Ｇ５かさまフォレスト、Ｇ５サニーフィールド、静ヒルズ、城里、ＪＧＭ笠間、ＪＧＭ石岡、Ｊ霞ケ浦、常総、セントラル、筑波国際、土浦、富士ＯＧＭ出島
という結果でした。
暑いからだとか、たまたま今の時期だけ買いがないのなら良いのですが、ずっと続くとなると心配です。慢性的にこの状態が続いているゴルフ場もあります。尚、前記した中には超名門も入っています。いかに有名な超名門だろうと、入りたい人がほぼいない状態がそれなりに続くと心配になります。で、これからもどんどん年会費を上げて乗り切っていくってのも限界もありそうですしね。
そう考えるとやはり、ある程度は買い希望人気があるゴルフ場の会員権を狙っていく方が無難と思われます。ただ、人気があるコースはそれなりの相場での売りがなかなか出ない。なかでも、龍ヶ崎は１か月以上前からそれなりの相場価格での購入依頼を頼まれているが、成約出来ていない。総武においては、７月１０日過ぎから２００万を切れば欲しいという購入希望の方が数名入られたのだったが、たまたま同時期３名の方からその価格でも良いとの売り物が出たため、ほどなく成約出来て３名の方々は大層お喜びである。
私の予想展望であるが、関東近郊の林間コースで入会条件がそう厳しいな～とは思われないゴルフ会員権相場はボックス圏内での動きを見せると思われます。が、群を抜いて厳しいかなーと思われるコースは、入会条件等に変化がないとすれば徐々に徐々に相場を下げていく傾向となる、と見ています。
いよいよ７００万ラウンド加賀屋杯が来週の２９日に迫って来ました。このところ、我々も、準備・準備で慌しくなってきました。暑い中での開催で申し訳ございませんが、楽しい会にさせて頂く所存ですので、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。尚、本日、３名の方からキャンセルの連絡を頂き、キャンセル待ちだったＴ．Ｎさんがお越しになられることとなりましたが、まだ２名の方のご参加が可能です。もし、縁の方々で７月２９日の加賀屋杯へのご参加が可能になりました・可能ですよ～の方がおられましたら、ご連絡くださいませ。
以上、今週の独りごとでした。