ゴルフ会員権 ゴルフライフ

セルヒオ・ガルシアおめでとう! 独りごと

ゴルフライフ>独りごと>セルヒオ・ガルシアおめでとう!

2017年4月10日

 先週は時間がなくて書けなかったので、月曜日に書いています。
 先程までマスターズ選手権で激闘が繰り広げられていましたが、セルヒオ・ガルシアがジャスティン・ローズとのプレーオフ戦を制し、念願のメジャー初優勝で幕を閉じました。
 優勝が決まった直後のガルシアとフィアンセの方との抱擁とキスはとても感動的なシーンでした。もう一歩でメジャー優勝のところは何度かありましたが、最後のここ一発のパッティング力のなさから、2位こそ何度かあるものの優勝には届きませんでした。
 勝負パットってホントビビりますからね~。結局はハートの強さが勝敗を分けます。
 今回のマスターズ解説では中嶋常幸プロが「ガルシアはショットで勝負し続けなければならない」を勝負どころのバック9に入ってからは盛んに仰ってました。テレビからでしか見たことはありませんが、ガルシアの1ピン以内のパットをおそらく誰も上手いとは思わないのではないでしょうか?それほど入らないというのが私の印象です。17番での手前からのバーディパットは中嶋プロも仰ってましたが、私が見ても明らかにおかしなストロークでした。ハートが破裂しそうで手が動かないように感じました。
 今回のマスターズは最後は誰の目にも最終組のガルシアとローズの一騎打ち、所謂、マッチプレーの様相でした。パター力では断然ローズに軍配が上がります。だから、このマッチを制するにはパターを決めようと考えるより、ショットで勝負し続けなさいな。そうしないと勝てないよと中嶋プロはテレビ解説で言っていたのでしょう。このコメントは実に的を得ていたように思います。
 もし今回も勝てていなかったなら、8番ロングでの3打目をウッド系で転がしてオーバーさせてバーディを取れなかったことが最大の敗因になったと思います。ウッド系を手にしたのが画面に映った時、私は??と思ったのでしたが、くしくもこれまた中嶋プロも言ってましたが、あれはウエッジ選択が正解だったでしょう。おそらくウエッジだったら1m以内には寄っていたように思いました。で、このアプローチがあまり寄らず、結局はただのパーになり、俄然ローズに付け入るスキを与えてしまいました。
 10,11番を連続ボギーとし、12番をパーで終えた時も確かに下を向いて気落ちした様子がありありと出ていました。13番のティショットをアゼリアに打ち込んだ際、2011年のマキロイを思い出し、これで、あー、ガルシア、またダメだった。。。と思っていました。が、渾身の力でパーを奪うや、神はガルシアを救い始め、ローズのバーディパットを入れさせませんでした。そして、15番ではショット力でイーグルチャンスにつけ、最後の一転がりによりイーグルを奪いました。これも神が成せる技でしょう。
 ゴルフなどでちょこちょこ起こるあの入る入らない、OBから出た出ない等々の出来事はやはり神のいたずらとしか思えません。今日がセベ・バレステロスの誕生日だったということで、セベが勝利を導いている!ということも味方したと思います。
 とにかく、ガルシアおめでとう!でございます。
 最終日の松山選手も頑張りました。これこそ神がちょいと微笑んでくれれば今年だってトップに立てたはずです。が、近々、間違いなく松山選手はマスターズで優勝できると予言したいと思います。松山選手も相当練習してますから、必ずや神様がカップインさせてくれるでしょう。
 
 このようにゴルフの場合は、特に神のいたずらが多く出て来ます。神に気に入られるためには、日頃の精進が大切です。実力がない私がゴルフで良いスコアを出すためには、まずは私が神に気に入られないといけません。そのために私が日頃から気に掛けていることは、絶対他の人(キャディや同伴者、そしてコース)のせいにしない、諦めずただひたすら前を向いて歩く、今起きていることを受け止めどうしたら最少失点(最少打数)で食い止められるかを冷静に考える、であります。
 このように書いている当の本人も時折プツンという音を聞いてしまいます。なので、プツンという音を感じるということもあることもしっかり受け止めて次のホールに進みたいと思います。
 
 以上、今週の何が何だかさっぱり?的な独りごとでした。