ゴルフ会員権 ゴルフライフ

葉山国際カンツリー倶楽部の試み   独りごと

ゴルフライフ>独りごと>葉山国際カンツリー倶楽部の試み

2016年8月10日

 昨日、神奈川県の葉山国際カンツリー倶楽部から、通常売買による新規入会キャンペーンを今年の10月から1年間限りながら実施します!というご案内が会員権業者になされました。
 どのようなキャンペーンかと申しますと、この間に入会される会員希望者とその方が入会される際に推薦状に署名捺印した方には、毎月1回利用できる限定昼食券12枚と対象者が伴う同伴ゲスト1組3名様までが会員料金でプレー出来る昼食券付券を2回分プレゼントするというものであります。
 こういうのってありがたいというか嬉しいですよね。というか、ゴルフ場からの“当コースに名変料を払ってくれる、また、今後は当コースに年会費も払ってくれる”ことへの感謝の気持ちではないかと考えています。また、数多くあるゴルフ場の中でよくぞ選んでくれました、という素直な感謝の念を感じているからに他ならないと思います。
 ですが、こういうコースはホント少ないんです。
 これまでも、募集をしているゴルフ場が入会者へ或いは紹介人に謝礼を贈呈というのはありましたが、通常の名変ではとんとこのような措置はありませんでした。
 募集だろうと名変だろうとゴルフ場にお金が入るという意味では一緒じゃないんかしら。


 葉山国際は、神奈川県にある開場53年超の老舗ゴルフ場です。葉山にある唯一のゴルフ場で眺望の素晴らしいゴルフ場です。が、アップダウンが結構あるので敬遠される方も確かにおられるのは事実です。
 ですが、このゴルフ場も先週の独りごとで取り上げたコース同様、今年の相場ご時世でも相場が下がってはおらず、なんと今月からは買い一色になっているゴルフ場なんです。
 入会者が入りやすい環境。また、当コースに入りなよ〜と推薦してくれた当該会員への感謝の気持ちは必ずやゴルフ愛好者には伝わるもの。
 ちなみに、葉山は某社員さんの発想でこのようなキャンペーンを行うことにしたそうですが、社員が良かれという意見を出し、首脳陣が良かれと思えばそれをすぐに実践する。素晴らしいではありませんか!

 ご自身のゴルフ場が素晴らしいと思うことはそれはそれで良いと思いますが、これから入られる方々に対し、上から目線的に入れてやる的に入会者が思わず感じてしまうゴルフ場は今後益々人気がなくなる気がします。
 いつまでも古き良き時代を回想し続けていると、必ずや取り返しがつかなくなる事態になるであろうと推察するゴルフ場は、結構多い気がします。
 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕わすであります。何の商売でも感謝の念を常に抱き続けることが肝要であり、それこそが永く続ける礎なのではないでしょうか。
 
 以上、今週の独りごとでした。