ゴルフ会員権 ゴルフライフ

　株価は相変わらず動いています。これだけ上下の動きがあると上手く読める人はどんどん取れちゃう相場展開です。

　さて、会員権も動いて来ました。
　それなりのゴルフ場には買いの手が少しずつ入り始め、相場が強含みになってきました。
　例えば、昨年末あたりから明らかに下がり過ぎでしょう！と思っていた袖ヶ浦は、弊社において３００万円〜２９０万円の約定を数件こなした後、少しずつ買いが増え始めました。
　ホント、エーっと思うくらいそれまで買いがほとんど入らなかった相場展開でしたが、今や買い一色の展開になりました。
　ご存知のように袖ヶ浦コースと新袖コースのハウスが別々となっている３６ホールコースです。
　袖ヶ浦コースは同一会場での開催で４４年続いているビッグトーナメントのブリヂストンオープンの会場でもあります。また、新袖コースは近年女子プロのニチレイレディースの会場になっています。
　これだけ同一会場でトーナメントが永く続いているのは珍しく、これ以上の回数となると５０回を超えるゴルフ日本シリーズの東京よみうりと中日クラウンズの舞台である名古屋ゴルフ倶楽部和合しかありません。
　トーナメントを毎回開催するということは、ギャラリーが集まりやすい好アクセスのコースであり、コースそのものがタフでファンタスティックであるということです。
　このように場所とコースレイアウトに恵まれているゴルフ場ですから土日では３．６万円弱のプレーフィが掛かりますし、平日でさえ３万円弱掛かるゴルフ場です。
　実は、この平日のプレーフィが３万円弱というのがミソで、この価格は７倶楽部をはじめとする日本のトップコースと同等なのです。土日は３万円超と高いのに、平日はそれに比べて極端に安い倶楽部がありますが、それらとは全く異なります。つまり、プレー価格面からの評価としても本物の名門になるということです。
　それが・・・この相場、安くなり過ぎでしょう？？？と思っていましたが、そのズレが修正されてきた模様です。

　ある程度のランク以上のコースでは、袖ヶ浦を始め、安いな！と判断されたコースには買いが入り始めました。その隆盛が続けば各ゴルフ場に波及するでしょうが、波が来るのはきっと一部だけであろうと推察します。
　来ないコースにはずっと来ない。そしてその倶楽部に新しい人は入らない。来場者も減る。そして、間違いなく衰退。
　今週も静岡県のパブリックゴルフ場が閉鎖を発表しました。

　ゴルフ場が衰退。で、会員権業者も衰退します。
　とは申せ、ゴルフ場が皆無くなるわけではなく、ちゃんと考えているゴルフ場は残ります。また、ゴルフ場そのものの数は間違いなく減り続けますから、残ったゴルフ場においてはそれなりに人も入るでしょう。
　ゴルフはこんなに面白いんですから、残ったところは間違いなくやっていける筈です。

　同様に、会員権がなくなるわけではないので、会員権の売買もそれなりにはあるでしょう。が、ゴルフ場同様にやっていけない売買業者はどんどん出て来ますから専業としての数は減り続けますし、組合加盟会社も減るでしょう。なにせ、伸び代は期待できない業界（失笑）ですから。
　ゴルフ場の数が減り、売買できるコースの数が減るわけですから、間違いなく売買件数も減っていくでしょう。
　なので、これから先は経費を抑えてなるべく小さな所帯でやって行くことが肝要と思っています。
　立派な事務所は必要ありません。階段しかない事務所でＯＫ（笑）です。前田信吾を頼ってご相談に来られた方々とじっくり話が出来るスペースさえあれば。
　コツコツと・地道に・静かに歩みます。で、兎に角、ゴルフ場と倶楽部ライフに精通していて尋ねられたことには的確に答える。そして、モットーはおまたせしません。
　これが加賀屋ゴルフのこれからの歩み方です。

　チャーンチャーンチャン、チャッチャッチャラーラ“足を運んで確かめたホットな情報で、お客様のスタイルに合ったフィールドを探します。ゴルフ会員権のご用命は、おまたせしませんがモットーの加賀屋ゴルフへ”チャーンチャーンチャン、チャッチャッチャラーラ

　来週１３日は加賀屋懇親会イン中山の日です。この間、まだ２ヶ月あると思っていたら早、１週間後になってしまいました。ご参加の皆様方、楽しいひと時を過ごしましょう。どうぞ、宜しくお願い致します。

　以上、今週の独りごとでした。