2015年11月20日
残すところ今年もあと5週間ほどとなりました。
この1年を振り返りますと、株価は夏ごろまで順調に順調に伸びて日経平均は21000円を覗う展開でしたが、その後、その上昇分が一気に下がってしまい、昨年同期比の17000円付近まで下げました。が、また、先月末から今月にかけて大きく値を戻し、今や再び20000円台に迫る情勢です。
会員権に関しては、株価と同じように夏ごろまでは会員権相場が安定しておりました関係なのかそこそこ商いも順調でしたが、8月の株価の下落とともに高額コースを手始めに各コースの会員権相場が下落していきました。
今週はこの1年間(1都4県)を振り返ってみたいと思います。
【東京都】
相場が上がったコースは皆無で、大きく下ったコースは小金井の5000万円→3750万円(25%下落)、府中の500万円→265万円(47%下落)、そして桜ヶ丘の850万円→645万円(25%下落)です。このように高額コースが弱くなっていますが、東京よみうりやよみうりは昨年同時期とほぼ同値でありました。
【神奈川県】
相場が上がったコースはレイクウッドのみで710万円→790万円(11%上昇)であります。大きく下げたコースは相模原の900万円→700万円(23%下落)、横浜の240万円→155万円(35%下落)、箱根の130万円→75万円(46%下落)、レインボーが130万円→80万円(38%下落)であります。
【埼玉県】
相場が上がったコースは川越グリーンクロスの40万円→55万円(38%上昇)、川越40万円→50万円(25%上昇)、岡部チサンの10万円→15万円(50%上昇)、大宮国際の20万円→26万円(30%上昇)となっています。
逆に、大きく下げたコースは武蔵の990万円→700万円(39%下落)、狭山の250万円→110万円(66%下落)、高麗川の180万円→125万円(31%下落)、高坂の105万円→60万円(43%下落)となっています。
【千葉県】
まず、相場が上昇したのは、南総の120万円→145万円(21%上昇)、浜野の200万円→220万円(10%上昇)、房総の10万円→40万円(なんと300%上昇)、真名10万円→25万円(150%上昇)、長太郎の15万円→22万円(47%上昇)であります。
対して、大きく下落したのは、袖ヶ浦で420万円→315万円(25%下落)くらいであり、あとのゴルフ場の下落率は20%未満でした。
【茨城県】
上昇したのはアスレチックで90万円→130万円(44%上昇)、筑波東急も135万円→155万円(15%上昇)、また、大洗も280万円→295万円と5%ながらも上昇しています。
茨城県も大きく下落したコースは千葉県同様少なく、目立ったのは筑波650万円→450万円(31%下落)くらいでした。
ここに列挙されなかったゴルフ場はこの1年間はほぼ横ばいで推移したゴルフ場です。
こうしてみますと、千葉と茨城は関東エリアにおいてはとても安定していると云えそうです。
理由は、なんといってもゴルフコースの素材の良さと他の路線に比べて道が混まないことが上げられるでしょう。それと、東京、神奈川、埼玉のコースに比べ、入会時の費用が安価であることも大きな要因と思います。
今週の独りごとは、この1年間の相場の値動きでした。