ゴルフ会員権 ゴルフライフ

　麻倉の年会費が６万円から１２万円のアップにはビックリしました。
　新名門との誉れが高い麻倉ですが、ついに年会費も名門の域に達しましたね。

　さて、現在買いが多いコースというのはどういうところか？
　千葉県ではカナリヤガーデンと房総カントリーに人気があります。共通点があります。それは、どちらも会員に通知し、御不要であるなら買い取りますとして、会員権を買い取ったことです。ちなみに、カナリヤガーデンは３０万円、房総は１４．２万円でした。
　この両コースはそれ以前まで売り物が多く、その価格以下で売買がなされていましたが、今や全然モノがありません。
　ちなみに、カナリヤは今回２００本の買い上げを行った模様です。房総はなんと６９５本の買い上げを行ったそうです。
　カナリヤも一時は１５万円程度、房総は数万円という金額にまで売り気配買いなし状態になりましたが、今や買い一色です。
　現在、カナリヤの買い気配は１５万円。房総は１０万円ですが、カナリヤは少なくとも３５万円程度、房総も１５万円程度以下では売買は成立しないでしょう。
　カナリヤの名変料は４５万円、房総の名変料は５０万円。同じくらいの相場になって活発に売買されて欲しいものです。

　という上記の下書き文面を書いていたのが先週１０月１４日（水）でした。

　で、翌１５日（木）の午後、なんと前日に先のように書いていた当のカナリヤガーデンが年内で閉鎖し、会員へは１８０万円を返還するとの案内が会員宛に届いたのでした。
　これにより、カナリヤはもう会員権売買はできなくなりました。言わずもがな、年内でゴルフ場がなくなり会員には１８０万円が返還され、ゴルフ場が年内で閉鎖されるからです。

　カナリヤは額面がない、いわゆるプレー会員権でしたので、預託金返還となると０円にしかならないはずなのでした。それが今回はプレーは出来ないが、その代り１８０万円を戻すというのですから、この措置はこれまでの会員権のイメージを大きく覆すものになりました。
　私がこのニュースを知って、実は、出張先の異国の地で悩んでいたことがありました。それは、少し前に３０万円でコースに直に会員権を買い取ってもらった方々に対しての心情でした。
　実は、数名の方々から３０万円での買い取りに対して意見を求められたのですが、利用していないのなら買い取ってもらうのは悪くないでしょう、とこうなるとは知らずにお話しておりました。と申しますのは、額面のないプレー会員権でありながら、また、先日までの相場より全然高い３０万円という提示額なら良いお話と思ったからでした。
　出張から戻って、すぐ、Ｋ．Ｓさんに「申し訳ない。私の見当違いから１５０万円を失わせてしまったようです。。。」とお詫びの電話を入れました。すると「前田さん、大丈夫だよ。カナリヤから差額の１５０万円を支払うからと連絡が来てるから。前田さん、わざわざ連絡ありがとう。」とのお言葉を頂きました。
　私が超ホッと致した瞬間でした。で、早速、スタッフにこのことを伝えると「はい、前日、ゴルフ特信からの記事で知ってました。でも、社長にもこの件、メール送信していましたが。。。」アホの前田信吾は見落としていました。
　いずれにしてもホッでございました。

　また、話は変わりますが、今回の海外出張中、今年スカイウェイに入会して頂いた方から私の携帯に連絡があり、「もし、今退会すれば、スカイウェイに入るのにこの間支払った総額の３倍以上のお金になるようだ。なので、そうしようと思います。ついては、何か良いのがあったら教えて」との連絡を頂きました。

　これまでは会員権を買って、そのゴルフ場がゴルフ場でなくなる時或いは経営者が代った時は価値はとても薄くなるというのが当たり前でした。が、勿論コースによりけりですが、これからは少し変わって行くかもしれません。
　その際に大事なのは、とにかく利便な場所であること。会員数が多くないこと。そして、何より自社地であることが大事です。

　これまではゴルフ場の閉鎖は福島や栃木や群馬や茨城の県北に限られていました。が、今回のカナリヤは千葉のゴルフ場でそうアクセスが悪いところではありませんでした。きっと、ゴルフ場の閉鎖はまだまだ続くことでしょう。

　それにしても、人間って面白いものです。
　閉鎖になるって聞いた途端、一度見納めにプレーに行きたくなってるんですから。ま、私はちょっと他人より思い入れが強い筈ではありますが、もし、私のような人が結構いるとしたら、きっと最後のほうのカナリヤは連日満員御礼になるんではないでしょうか？（笑）
　
　先週末から海外出張に行ってしまったため、先週金曜日には独りごとをアップできませんでしたが、恐れながら、今日、遅れてアップさせていただきました。