ゴルフ会員権 ゴルフライフ

自然災害の恐ろしさ 独りごと

ゴルフライフ>独りごと>自然災害の恐ろしさ

2015年09月11日

 先週の独りごとでクラチャン予選最後まで頑張り抜く!と結んだものの、結局は、黄昏てしまう結果になりました。最期のハーフの2発のOBが命取りでした。
 今年こそはと、、実は、、日曜日は全部空けていたのに。

 先日来からの株の乱高下が続き、経済情勢が恐ろしい動きでしたが、今週はもっと怖い自然の恐ろしさを痛切に感じた週でした。
 
 月曜日の夕方前から栃木県は那須に参りましたが、その往路の東北道で下り追い越し車線を走っていた私の右前、上り追い越し車線において、まるで映画を見ているような光景に出くわしたのでした。
 下り追い越し車線を走っていた私の右前で、白いクルマが急にクルンクルンとスピンし始めたのです。このクルマがガードレールを突き破って下り車線に出て来る!と感じた私でしたが、隣には車がいましたから、私はどうしようもない思いで「アーッ」という声を出すだけで直進するしかありませんでした。
 幸い、クルンクルン回っただけでガードレールを突き破らなかったので、私は無事に通過してきたわけですが、もう、その時の怖さでその後の足はガクガク状態で大変でした。後続の車がそのクルマを無事避けてくれたかは私は判りませんが、報道がなかったようなので幸いそう大事故にはならなかったのだと思います。
 翌日火曜日の15時には撮影を終えて、夕方までには東京に戻って来れましたが、もし一日ずれていればあの栃木県の未曾有の大雨被害で、ちゃんと東京に戻って来れたかどうか。
 栃木県だけにとどまらず、茨城県の被害も尋常ではなく、茨城常総市では鬼怒川の堤防決壊で多くの民家が流されてしまいました。このテレビ映像を何度も見ましたが、想像を絶する光景であり、もし、自分の家が流されてるかと思うと怖くて怖くて、堪えられない映像でした。
 今日は宮城県でも堤防が決壊し甚大な被害となっている模様です。

 一昨日、昨日と京葉道を何度となく走りましたが、雨によるスリップ事故が反対車線で何度も何度も起きていました。しかも、やったばかりの生々しい衝突現場でした。雨はホント怖いです。

 改めて、何事もなくゴルフが出来ているってホント幸せな事なんだ!を感じた次第でした。
 今週、水曜日の成田ヒルズも木曜日の中山も、結局、中止になりました。ゴルフでは天候も大事であります。

 会員権で損出しが出来なくなって1年半。弊社に売却相談が来た時、まずは証券コピーをFAXもしくは添付ファイルを付けてメールで送って頂くのですが、、、「なるほどなるほど。であるなら、弊社に売るよりコースへ退会申請し、額面を返してもらったほうが良いですよ」という返答をすることが多くなりました。
 今日の取引も実はゴルフ場に退会申請した方が得ですよ!とのアドバイスをしていたので、売り手さんはコースへ退会申請をする間際だったのですが、額面での入会希望者がちょうど出たので、コースへは退会申請せず弊社へ売却してもらい、弊社は買い手さんから手数料を頂いて販売することに致し、約定することが出来たのでした。

 ゴルフ場の担当者さんからは流通にご協力頂きありがとう、とのお言葉を頂き、売り手さんからは返金されるまで少し時間が掛かるところを超迅速に換金してもらいありがとう、とのお言葉を頂き、買い手さんからはなかなか出ない会員権を見つけて頂きすみません、とのお言葉を頂き、まさに、皆がウインウインでございます。

 また、今日の午前中、私は港区に本社がある某ゴルフ場へ名変書類の提出に行きましたが、担当の方から「名変が少ない折、ありがとうございます」とのお言葉を頂きました。
 ここは複数のゴルフ場を運営している会社なのですが、担当者さんは「特にこのコースは退会申請者はそれなりに出ますが、ホント名変が少ないんです。それなのにありがとうございます!」と仰られました。
 この現象は確かにゴルフ場にとっては歓迎できることではありませんが、会員にとっては、いつでも退会申請すれば返金してもらえるっていう安心感は大きいでしょう。
 このような大災害が自分を襲って資金が必要になった時、それらの会員権で救われることもあるかもしれません。

 これからも皆がウインウインになるような会員権売買を手掛けて行くことが肝要です。で、それを続けることが出来れば、たとえ斜陽産業であったとしても、生き延びて参れるというものです。
 会員権はどれも同じように見えて実は同じではないんです。各倶楽部にも皆違いがあります。やはり良いものを斡旋する。そして、その人に合った倶楽部をアドバイスすることが当たり前に出来なければなりません。
 そのためにはより多くのゴルフ場を知ること。より多くのゴルファーと遭遇すること。より多くの情報を持っていること。それらも大事です。
 入会に際しての苦労をしっかり言葉で伝えられること。苦労があるから喜びがあるんだということを伝えられること。で、どうしてもどうしても難しい時、協力してくれる良き理解者が近くにおられることに感謝出来ること。
 どれもこれもまだまだ未熟ですので、54歳になった今も精進し続けなければなりません。でも、そういう社長の姿を見てスタッフは育つでしょうし、その姿を目指そうとするはずです。
 クラチャン予選で落ちようとテレビ放映撮影時にせっかく付けた70センチのバーディパットを外そうと、落ち込んだ後に必ず前を向いて、前田信吾、歩んで参ります。

 以上、今週の独りごとでした。