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中山カントリークラブ 独りごと

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2015年7月24日

 昨日、1ヶ月以上行っていなかった中山へ行って来ました。
 早いスタートだったこともありますが、サクサク廻れて気持ちが良かったです。で、久しぶりに廻っての感想は、やはり中山はイイなーでありました。
 私が中山の会員になって初めて廻った日が2007年1月21日です。丁度8年半が経過しました。
 ここ中山は自宅から15キロほどと近く、道路のすぐ脇がゴルフ場という立地です。とにかく、初めて来た人は通り過ぎてしまうほどです。また、電車でも最寄りの海浜幕張から西船での1回の乗り換えだけで通えて、倶楽部バスの乗車時間も10分弱と至って便利なゴルフ場です。
 そんな中山は私にとってはもう高嶺の花の存在のゴルフ場でしたので、まさか自分が入会するなどとは夢にも思いませんでした。
 が、当時持っていた住宅がとりあえず売れたこともあって、私はその時に思い切って中山への門を叩いたのでした。

 入会した最初の頃はスコアが出ず、毎度90回程度を打っていました。
 入会時の2007年のスコアを見てみると90・87・83・91・90・86・91・87・89・94・91・83・97・81・84・88となっています。この16回のアベレージは88.25です。
 で、今度は今年のスコアを見てみると82・89・91・79・83・82・81・89・84・81・87・88・88・76・82・82・81・82・86・78・79・76・79・77となっています。この24回のアベレージは82.58です。
 この8年半でスコアは5.7打ほど縮まったことになります。中山はとても広くOBもほとんどないコースなのですが、実は、セカンド以降、打ってはいけない罠がそこら中に仕掛けられています。
 もし複数コースに所属している人で、中山は広い筈なのに他所属コースに比べてスコアがなぜか出ないんだよねーと思っている人がいるとしたら、きっとその罠にはまっていると思われます。
 歳を重なるにつれて考え方・攻め方が進歩したことも勿論私のスコアアップに繋がっているでしょうが、絶対的な理由はアプローチ技術の進歩にあると思います。

 私は、ここ中山で、ゴルフとはアプローチを磨けば戦えることを学びました。
 中山には公式戦でエージシュートを何度も達成するM.Sさんを始め、昭和一桁ながら調子が良ければ80台で廻って来られる御仁が多くおられます。そして、その方々は決してパーオンはしないもののきっちりパーを取っているのです。
 決して中山の練習場が超素晴らしい訳ではありませんが、ここはとにかく朝の始動が早いんです。大概のゴルフ場は7時からがオープンとなるでしょうが、ここは早くから開いているので、突然早朝から練習したくなる私には最高なのです。打球場には早朝人はいませんが、打球場の脇の小屋で伝票を起こし、私は早朝より黙々練習をしました。
 そして、ここには、土日必ず早朝から左の席で黙々練習しておられる御仁がおられます。この方はクラチャンを何度も取られておられますが、この中山の練習環境の良さもチャンピオンに何度も成り得た起因の一つではないかと思っています。

 私がこの練習場でとにかく打ち続けたのは70yの距離でした。左から2番目の席に陣取り、目の前の70yのグリーンに向かって打ち続けるのです。
 ダフッたりトップしたりで、その70yのグリーンにオンしなかったことがしょっちゅうあった私でしたが、今ではこの70yの練習グリーンにおいてだけはほぼオンさせることが出来る様になりました。
 ただ、人が多くなると、私は練習を止めてレストランでウダウダし始めるのですが(笑)。
 アプローチを磨くことで無謀な攻めはほぼしなくなりました。前方に出すことが出来ればパーパットを打つことが出来る様になる確率が高まったからです。

 小さなクラブで打つことを覚えたのも中山に入ったからでした。たとえ乗らなくても手前からならパーは結構な確率で取れることを知ったからです。
 例えるなら12番ですが、セカンドを少しでも右へ大きく打てばOBや超難解なライが待っています。左は右よりはるかにイージーながらも手前からよりは断然ややこしいです。だから、私は残り170yあっても8アイアンで打つことがあります。時々、追い風であればこれで乗ったりするから不思議です。昨日もこれと同じ状況で乗りましたがY.Yさんに持ってた8アイアンを見せましたところ驚いておられましたが「なるほどそういう攻め方でいいんだ〜」とも仰っていました。
 私は最近はよくこの攻め方をしますが、中山に入ったから出来るようになった芸当かもしれません。

 中山はレイアウト抜群、水はけ抜群。且つとっても至便な位置にあるコースですが、それゆえもあって人がとにかく来られます。予約が取り難い、混んでいる、ランチ休憩が長い、また、ランチが高い等良くない点があるのも事実です。が、そこそこ利用している会員にはとっても居心地が良い倶楽部です。
 ここ数年は毎年カートを導入してカート利用による完全キャディ付コースへ移行する、との情報がまことしやかに流れていましたが、いよいよ導入秒読みか?が有力情報のようです。
 これが導入されれば“歩いてプレーしたいんだ”と思う私のような人間にとっては間違いなく不評となりますが、年配の方々にとってはもしかしたら朗報とお思う方もいるかもしれません。
 それはそうとして、私がここで8年半過ごしてみて思うことは、私が上手くなったのは中山入会のお蔭であり、そして、上手くなりたいという御仁には練習環境が優れているここ中山はとても適しているゴルフ場である、であります。

 以上、今週の独りごととさせていただきます。

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 前田信吾を始め加賀屋ゴルフスタッフ一同、当日精一杯奮闘させて頂きます。