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現在買い人気があるゴルフ場 独りごと

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2015年1月16日

 今週は、2015年実質の第2週目に入りましたが、未だ静寂であり、会員権における目立った動きはみられません。
 また、あれだけ12月は満員御礼だったゴルフ場も1月に入るやパッサリで、今週は閑古鳥が鳴いている状態です。2月もガラガラ状態のようです。
 今週はそんな薄商いのゴルフ会員権市況の中、買いが多いゴルフ場1都8県を取り上げてみます。
 まずは東京都からです。

【東京都】GMG八王子、立川国際、東京よみうり
 東京都は基本、どれも便は良いゴルフ場となります。
 東京都で唯一36ホールの立川国際は今年から推薦者の印鑑証明書添付が割愛され、入会がより簡素化されました。また、メンテナンス(特に芝付)が良く、また接客(特にレストラン)も素晴らしいのも現在の人気要因と思われます。そんな立川国際は弊社の推薦コースでもあります。

【神奈川県】厚木国際、磯子、清川、東名厚木、中津川、本厚木
 昔から磯子と本厚木はとっても相場に安定感があるコースとして関東では有名ですが、磯子はなんといっても便の良さと相場に比べて名変料と年会費が他に比べて安いことが入会希望者の増となっていると思われます。また、本厚木は神奈川県ではコースレイアウトが抜群なのと磯子同様に年会費が安いことから入会希望者が多くおられると思われます。また、此度は圏央道の開通も要因かもしれません。
 また、厚木国際はこの1年間で関東では唯一といってよい、会員権相場が上がったゴルフ場です。コース改造に期待しての方々と本厚木同様に圏央道開通が相場上昇の要因かもしれません。 
 神奈川県の買いが多いコースは全て漢字のコース(笑)です。

【埼玉県】大宮CC、大宮国際、大宮GC、熊谷、さいたま梨花、鳩山、飯能パーク、日高
 昨年4月から名変料が実質消費税だけとなっている大宮国際、今度4月から実質無料となる大宮カントリーの両西山ホールディングスグループコースが人気となっています。とにかくこの両コース、便の良さは埼玉では抜群であります。また、同様の理由(名変料が無料)でさいたま梨花も買いが多いと思われます。
 尚、千葉・茨城では林間コースの人気が高いのですが、埼玉県では林間コースで現在買いが多いのは日高だけとなっています。入会諸費用が千葉・茨城のコースに比べ高いのがネックなのかもしれません。

【千葉県】麻倉、オークヒルズ、カメリアヒルズ、グレンオークス、スカイウェイ、総武、千葉カン、中山、南総、浜野、平川
 千葉の特色としては東関道沿いのコース(麻倉・オーク・グレン・スカイウェイ・総武・中山は京葉?)か林間コース(総武・千葉カン・中山・浜野・平川)に人気ありとなっていると云えるでしょう。
 そんな中、そのどちらでもない南総に現在人気がありますが、理由としては、ここ最近の入会会員さんからの受けが特に良いコースだということでその方々からの紹介が多いこととやはり年会費の安さに起因していると思われます。尚、カメリアは償還をしっかりしているコースであるため、ちょっと他とは異質です。

【茨城県】麻生、茨城、江戸崎、大洗、大利根、千代田、取手国際、美浦、龍ヶ崎
 茨城も林間コース(茨城・江戸崎・大洗・大利根・取手国際・龍ヶ崎)に人気が集まっています。
 とっても地味ながらオーソドックスに運営をしている麻生は今年も名変費用を安価に設定していることで人気が出ていますが、東関道沿い(大栄か潮来)ということも理由の一つかもしれません。
 江戸崎と龍ヶ崎に関しては間もなく(今3月らしい)圏央道と東関道が繋がることも買いが増えている要因かもしれません。これにより、もし常磐道が混んでいれば都内の方々は東関道も利用できるようになるので多くの方に恩恵がありそうです。また、江戸崎は4月から正会員の名変を停止し、200万円で募集をすることが決定しており、ならばその前に買おうという動きもあるのかもしれません
 取手国際は現在コースをクローズして改造中であります。改造も前記した厚木国際同様人気が出る要因なのか、厚木国際同様にこの1年間で相場が上昇している希少価値のゴルフ場です。また、年会費が無料な点も大いなる魅力の一つです。

【栃木県】唐沢、サンヒルズ、東ノ宮、プレステージ
 それぞれにおける共通項は特に見当らず。老舗の唐沢は首都圏から最も近い栃木のゴルフ場の一つだし、サンヒルズは宇都宮インターから激近のみならずゴルフ以外の付帯設備が最高だし、東ノ宮はコースが良いし、プレステージも現在名変料が安価で入れるなどそれぞれの個別要因と思われます。

【群馬県】軽井沢高原、下仁田
 母体が間違いがないコースばかりです。預託金がまず間違いなく戻るということが両コースへの買いの安心感に繋がっていると云えるでしょう。

【静岡県】葛城、東名、リバー富士
 いずれもトーナメント開催コース。リバー富士では現在行なっておりませんが。葛城は母体の良さと静岡では数少ない井上誠一氏設計によるコースの面白さ。リバー富士はいつも状態が良い!からでしょうか。
 
【山梨県】上野原
 上野原は山梨では最も東京に近いコースというのが最大の魅力と云えるでしょう。

 こうしてみますと、現在買い人気があるゴルフ場とは??を考察してみると順不同ながら、

・便が良いところ
・便が良くなりそうなところ
・交通渋滞が起き難そうなところ
・母体が良いところ
・名変料が非常に安いところもしくは名変諸費用が相場に比べ安価なコース
・年会費が安いところ
・林間コースもしくはレイアウト或いはコースそのもの自体が良いところ

 になります。

 買い人気があるコースがすべてグッドであり、そうでないコースは皆バッドとはなりませんが、現在ゴルファーが倶楽部に入会しようとするにおいては上記を条件としているゴルファーが多い傾向にあるということは間違いがないことかと存じます。
 
 以上、今週の独りごとでした。