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ガッカリしたぜよ 大相模 独りごと

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2014年11月28日

 先程今年168日目のゴルフとなる我孫子から戻って来て独りごとを書いています。今年は今日が332日目ですから、やはり2日に1回のペースは崩れていない模様(笑)です。
 12月は例年だと普通の月より回数が減るのですが、既に予定が13回ほど入っているので180日を超えることが確実な状況になって来ました。
 そんな私はタフだ、タフだと言われます。で、昨晩、自身で振り返ってみましたが、確かにタフだと自分でも思った次第です。この168日の中で数日だけは人の車でゴルフに行きましたが、その他の全部を自分で運転して行っているのですから、その走行距離も半端ではありません。
 これだけのゴルフと運転をこなしながらも腰、肩、肘に不思議と違和感がないのがナイスなのですが、兎に角、健康な体で私をこの世に出してくれた両親に感謝感謝です。

 11月25日、大相模から下記の報がなされました。
 今後はゴルフ場が募集した当人(相当昔の話ですね〜、一体それらの何人が残っているんでしょう?)以外の方にはお手持ちの証券に書かれている額面預託金を返還しないと。つまりは、その方以外の方におかれては、今後は全て市場で換金してほしいということであります。
 いやー、驚きました!大相模は、名変預託金なども譲渡通知書(内容証明郵便で譲渡した旨をゴルフ場へ通知する書類のこと)が出されれば速やかに通知人(名義人)にしっかり償還していたゴルフ場だっただけに衝撃でした。
 確かに、4月以降、損益通算が出来なくなり、これまで以上の多くの償還希望が出たことは想像できましたが、、、、。
 ではありますが、理事会で決定されたから、また、役員会で決定されたからといってこのようなことが認められるのでしょうか。会員とのこれまでの契約を無視したと言って過言ではないこの経営会社の一方的な都合が認められるのでしょうか?
 現在、体力が弱まってるため、各々会員の皆様全員にお願いするのならまだ分かりますが、、、。原始会員(と呼ぶのが妥当かな?)とそれ以外の会員を区別するとは驚きでした。
 
 うーん、それにしても、これから市場で売買されて入会の方々からの適応となるならまだしも、入会して20年も30年も40年も経過している方であっても、証券発行時の最初の名義人でない方全員、請求があろうとも預り金証書額面を償還しないとの今回の措置については言葉がありません。
 弊社における大相模の売買件数を見てみましょう。
 平成15年は7件、16年は6件、17年が3件、18年・19年・20年が4件、21年・22年が1件ずつと細まり、23年から本年26年まで弊社での売買実績はありませんでした。
 このように最近は弊社において人気がなくなっておりましたが、この事例から考察するに、会員権なるもの、やはりある程度の相場価格が付いていないと売買がなくなる、ということを実証しており、やがては、理不尽なことを行いだしかねないとなるでしょうか。
 相場が安くなった時、ゴルフ場は何らかの措置を行い、相場維持に努める必要があるはずです。なぜなら、そうしないと株主会員のゴルフ場ならその経営者の資質が問われるでしょうし、預託金コースの場合はそれ以上に深刻になり、額面を下回ればそれだけ償還が出て来て、財務を間違いなく圧迫するようになります。上記のように。

 前にも取り上げていますが、例えば東京都の武蔵野。このコーナーでも2012年8月20日号で下記であると取り上げています。

 武蔵野はバブル期には300万円という名変預託金でしたが、以降200万円、150万円、100万円と順次預託金を下げ、そして今年9月からは減額され50万円となります。
 皆さんにおかれましては、このこと、簡単そうに思われるかもしれませんが、この名変預託金の減額というのはそう簡単に実行できるものではありません。
 退会者(会員権売却者)には名変預託金を戻さねばなりません。例えば、退会者が300万円の名変預託金を持っていたとした場合、新規入会者からは50万円しか入って来ないのに、300万円を戻す訳です。つまり、合計250万円の出金となります。200万円の方なら150万円が新たな出費となります。
 確かに、預かっていたのを返すだけで、簡単でしょう!というだけの話なわけですが、現在のゴルフ場にとって、その当たり前を当たり前にキチンと行うのはなかなか難しくなっています。今回の武蔵野の場合は、入会者が出れば出るだけ出金があることが予想されますから、かなりの覚悟が必要な決断でありましょう。
 だから、大概のゴルフ場は、入会者からまずは同金額を預かった後、退会者に同金額を戻すという措置を取るのです。
 ゆえに、下げたくても、一旦上げた名変預託金を下げることが出来ないゴルフ場が多いのです。
 そういう中で、一気にではないとはいえ、300万円を50万円まで一時に比べて250万円名変預託金を下げた武蔵野は、至極まっとうな考え方をしているゴルフ場であり、尚且つ、返済財力がこれまではあり、そして今後もあるのであろうと考えられるゴルフ場です。正直、このようなクラブはあまりありません。

 こういうゴルフ場が多く出て当たり前ながら、現実にはあまりないのです。
  
 今週の独りごとは、ゴルフ場からの残念なお知らせを取り上げました。