ゴルフ会員権 ゴルフライフ

業界初となるイベントを終えて 独りごと

ゴルフライフ>独りごと>業界初となるイベントを終えて

2014年8月12日

 あれは1年前の理事会でのことでした。
 理事長から「昨年から、8月1日からの1週間がゴルフ17団体でゴルフウィークと制定された。ついては前田渉外委員長、ゴルフウィークに社会貢献の一環として我々が出来ることを考えてくれ!そして、その委員長を任ずる!」とのことで、この任務にあたることとなった。そして、T気配表委員長が副委員長として私に付き合ってくれることになった。
 何をしたら良いのか??思案に思案を重ねた結果、チャリティゴルフ会を開催しようとなった。で、会場は?やるからには参加者がこぞってプレーしたいところでやりたい。となると、やはり、会員権価格日本一の小金井が相応しいとなり、ここのところ小金井の首脳陣と懇意になさっているI資格担当の協力の下、我々は昨年12月26日に小金井に行き、本年8月4日(月)に貸切コンペ開催の許可を頂いたのでした。
 その後4月までは月に2回ほどの実行委員会を開き、5月に入るや、毎週のように弊社や各ゴルフ場、また、組合事務局などで会合を持った。
 当日被る帽子やバイザー、世話役スタッフの服装を決め、協賛会社に協力を頂くには?アイデアを練った。そして、いよいよ一般募集をするにあたる頃、月刊ゴルフマネージメントに私がインタビューに答えた記事が掲載された。
 内容は次の通りである。
『一般ゴルファーにはなかなかプレーが出来ない“小金井”でコンペを開けば参加された方には喜んでいただけると思いますし、お客様にも我々組合の存在意義もアピールできるから」 「小金井には歴史があり会員権も一番高いですが、それだけではなくポスピタリティも非常に高く、フロントの応対、ロッカーまでの案内、レストランでの接客などきめ細かなおもてなしのサービスが受けられます。上質なクラブでの上質な接客などを体験し、現在所属しているクラブからさらに上のクラブを目指す人が出て来てほしいという期待からも開催意義がある』
 委員会においては「小金井でやるんだからすぐに160名は集まるよ!167社あるんだから各組合員2名にして募ろう」との意見が多かったが、私は??に思っていた。まずは、開催日が月曜日であること、名門で開催されるチャリティイベントに多く出ている方ならそう高額とは思わないだろうが、そうゴルフに行かない方にとっては参加フィの29800円はどうなんだろう?と思ったからだった。
 予約開始日、なんと16名しか集まらなかった。1週間経っても60名ほどしか集まらなかった。私が最も蒼くなった頃合いでした。何事も最初ゆえ失敗はつきものであるが、各組合員への告知の仕方のミスであったと思われる。
 その後、“各組合員2名まで参加を申し込める”を撤廃し、協力頂ける組合員からの申し込みは全て受けるとした結果、今度はあっという間に参加者で溢れてしまい、交通整理をしなくてはならなくなったのでありました。

 イベント3週間前にはドロー表の作成を終えて、そのドロー表に各協賛各社の社名も掲載し、各組合員から出場者の皆様へドロー表の発送(送信)をして頂きました。第一の山場を越えた瞬間でした。
 同時に商品の盛り沢山が組合に届けられ始めました。もう、嬉しい悲鳴でありました。参加賞は縁起物のお菓子とお水、そして超美味いアルバカレー(笑)を各人のロッカーに入れるということになっていましたが、どうしてどうして、飛び賞ではなく160名全員にそれなり以上の商品が贈られることになりました。

 そして、1週間前に、優勝の電動自転車と100位に贈呈される50型のテレビをはじめとした商品の振り分け作業が整い(第2の山を越える)、あとは前日の商品搬入と当日を迎えるだけとなりました。
 イベント当日までの1ヶ月間、委員会をはじめ、お手伝いいただける方々による班長会議など、多くの準備会合が持たれました。組合事務局のS局長、とりわけS課長のただならぬサポートによりスムーズにことが進みました。事務局の皆様、ありがとう。
 そして、イベント前日、ワゴン車2台、乗用車2台で組合事務局から商品を運搬し、160名のロッカーにとりあえずの参加賞を配備しました。
 もうあとは当日を待つのみです。
 そして、当日、晴天の朝を迎えました。
 5時35分にはお世話役の半分ほどが到着し、まずは受付業務の準備に取り掛かります。私は、実行委員長としてウエルカム業務にあたりました。
 私は、少し遅れが発生した8時54分の最終組1番ホールをお見送りした後、続いてやって来られた弊社縁の8名様の5番目のホールである1番ホールでのお見送りもこなします。
 進行に遅れが出たり、また、途中、転倒によるお怪我もあり救急車にて病院へ行かれるという出来事もありましたが、幸い、その方もそう大事なく、表彰式にご参加頂きました。
 イベントを締めくくる表彰式は16時から17時35分まで掛かりましたが、御残り頂いた方全員に商品をご提供し、つつがなくお開きとなり、初めての我々ゴルフ会員権業団体によるイベントは幕を閉じました。
 このイベントで集まったチャリティは339000円でしたが、東日本震災関連に寄付させて頂きます。尚、此度のイベントの記事は明日(8月13日)のスポーツニッポン(スポニチ)にも掲載されます。
 当日、開場をご提供頂きました小金井カントリー倶楽部様、ありがとうございました。
 我々同業者は本来ライバルであり、所謂競争相手です。その競争相手がお互い、力と力を合わせて一つのイベント成功に協力していく。このJGMDチャリティゴルフイン小金井を通じて、参加者の皆様に喜んで頂こう、このイベント成功にともに力を合わせようという絆をボランティアに参加した組合員から感じました。
 この世の中、自分だけが良ければよい。自分の利益さえ上がれば他人は関係ないという企業や個人もありますでしょう。我々関東ゴルフ会員権協同組合(KGK)加盟業者は167社です。今回、ご協賛頂いた加盟業者は60社。そして、当日、お手伝いのボランティアを申し出て頂いたのは40社でありました。本当にありがとうございました。
 尚、当日会場で張り出されていた支援企業名を小さいながらも写真に収めてありますのでご覧ください。
 この世知辛いご時世です。一人でやっている組合員は人手を出すことは大変でしょう。私は、自分がお世話になっている業界が社会貢献の一環等の何かをしようとした時、必ず何かで役に立てる企業、個人でありたいと思います。

 以上、独りごとでした。



スポーツニッポン(スポニチ)8月13日に掲載されました。


毎日新聞、東京新聞、朝日新聞に掲載されました。