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2012年11月30日

 先週に比べ、株価は更に上昇しました。
 会員権においては、一時よりかなり減ったとはいえ、例年なら、売り物が出てくるこの時期ですが、なかなかはっきりしている売りは少ないのが現状です。
 2週間以上お待たせしていたCカンをようやく見つけたものの、Eや、H、Fなど時間だけは経過するけれどもなかなか成約出来ずじまいです。ご信頼を頂き、ご用命頂いているのに、誠に申し訳ありません。

 私は自分のゴルフの1698日分のスコアをインターネットで発信しています。当然ながら、その中には出したくない〜というスコアもありましたが、一切を公表しています。
 当たり前とは申せ、1698日のゴルフにおいて、ゴルファーの風上にも置けない行為は一切ありません。ただ、一度だけ、悪魔に魂を売ろうとした時がありましたが(笑)、既のところで、その行為は回避されました。ホッ。
 また、スコアが悪かったのを棚に上げ、二度と来るもんか!なんてとんでもない暴言を吐いてしまったこともありましたが、誰に言われるまでもなく、その日のうちに深く反省し、深々とコースへ一礼して帰った日もありました。m(__)m
 スコアだけではなく、この独りごとでも、過去一度だけ書いていますが、諸般の事情で“ゴルフ日記”そのものを出したくない時も2回ほどありました。が、それでも私は世に出してきました。
 そして、これまで、私はこの“独りごと”の574回をHPで発表してきました。すべて、これらはその時その時、自分の心に正直に書いてきたものです。
 そして、私はこれからも同じように、その時その時のゴルファー前田信吾としての心を“ゴルフ日記”“独りごと”“コツコツ日誌”で正直に綴っていくつもりです。

 さて、先週の23日、私は一日雨の中、京カントリーでゴルフをしていました。私にとって、この京カンでのラウンドは1ヶ月ぶりとなるものでした。
 感動したことは、その前の組、そして同組、その後ろの組の方がこの雨の中でも目土をなさっていたことです。私は、この時、このコースの会員さんのレベルの高さに驚きました。
 その折、私に「信吾ちゃん、悪魔に心を売らなくて良かったね〜」の言葉をくれた湘南のM.Tさんは先日のライターカップ以来、「どうせ、我々のコースは大衆コースですよ!、な、BUNちゃん!」と最近はヘビーユーザーでなくなった私を揶揄するのですが、どうしてどうして、京カン会員のコースへの美化、コースへの愛情は相変わらず深いを再認識した次第です。
 ですので、私は先日の京カンの霜月杯の委員長挨拶においても、この京カンの会員の素晴らしさを思わずご列席の皆様にお話したのです。そういえば、委員長になって初期のころの仕事がこの目土袋の提供と設置からだったなー。

 今日はこれまで入会で2回お世話になった千葉県のM.Tさん(湘南のM.Tさんではないですよ)から前記に纏わるエピソードメールをたまたま頂きました。で、今週はこの頂いたメールを独りごとと致したいと思います。

 

 インターネットでゴルフ場の予約が出来るこの時代ですから、会員権を買わなくったって誰でもゴルフが出来るし、ゴルフ場だってガラガラよりは特に平日、ビジターさんに来場いただいて利益を上げたいと考えるでしょう。
 言うなら、今日のゴルフ業界は買い手市場です。

 ですので、各ゴルフ場はやっきになって「うちはこうなんですよ!」「うちにはこんな特典がたくさんあるんですよ!」とホームページはにぎにぎしく出来上がっています。
 いろんなゴルフ場に行って楽しめるし、料金の安いゴルフ場も探せるし、過去にひどいスコアを出したそりが合わないゴルフ場には行かずに済むし、確かにいいことずくめです。
 たくさんの情報を手に入れることのできるインターネット全盛の時代だから、おそらくジプシーのように理想とするゴルフ場を渡り歩いている人、結構多いんじゃないかな〜。

 この間、自分より10歳くらい、まさにインターネット全盛の時代の若いゴルファーを、京カントリーに誘い、二人で行ってきました。まぁ、メンバーの私よりいろんな事を知っていてびっくりでした。
 自分の友人達から京カンをプレーした時の感想は「狭い」「トリッキー」「池ばかり」「ストレスがたまる」「2度と行きたくない」との悪口をほとんどだったようです。

 その日は私たち2人と1人予約で入ってこられたメンバーの男性との3名でのラウンドとなりました。1ラウンドは4人の旅です。一日かけて18ホールの様々な旅模様ですが、その日はたまたま3人でしたが、素晴らしい旅をさせて頂いたと同伴頂いたMさんにはとても感謝しています。
 若い彼はドライバーをまんぶりしてOBやらなんやらの連発でしたが、Mさんの心配りが彼にはどれだけ心強かったことでしょう。
 池ポチャ、OB、ロストと様々な失敗や落胆に彼が出会った中でも、Mさんの淡々とした中にも相手を思いやるゴルファーとしての心配りを感じ取ったみたいでした。
 自分の作ったディポット以外をも目土する姿や、グリーン面でのボールマーク修復の数の多さ。ただ漠然とカートに乗るだけでなく通り過ぎたバンカーのレーキの位置を形良く直したりと、実にメンバーとしての義務と責任を果たしている人でした。

 最後の人がボールをカップインしたらこの旅は終わりです。
 「ありがとうございました!」の一言で、気持ちよく家路につきます。
 帰りの車の中で彼は「思ったより良いところだったからまた来てもいいですよ・・・」っておいおい「よろしくお願いします」だろと内心思ったけど、本当、百聞は一見にしかずなんですね。

 物事の本質を見極めるには時間がかかります。
 だけど、Mさんを見て、ゴルフをしながら人から人へ、それが一番なのかもしれません。
 インターネット上での机上のうんちくより、まずは、ゴルフをしてみてください。ゴルフ場に出向いてみて下さい。
 もし、そのゴルフ場に惚れこんだら会員権を買ってみて下さい。きっと素晴らしい、紳士、淑女に出会えますよ!


 以上、今週は千葉県のM.Tさんからの独りごとでした。M.Tさん、素敵な独りごとをありがとう。